7月からアニメ新番組の放送が始まった。その中には当初4月放送予定だったが、新型コロナウイルス緊急事態宣言で放送延期になった作品や4月に放送開始されたが、数回で休止となった作品が何タイトルも含まれている。
「放課後ていぼう日誌」という作品について私はまったく知らなかったが、釣り部を扱った日常系コメディ作品なので毎週楽しみにしていたが、3話で休止となって残念な想いをした
その後7月まで同作品制作のアニメ会社「動画工房」が過去に手掛けたタイトルの第1話が放送されたが、2019年放送「ダンベル何キロ持てる?」「世話やきキツネの仙狐さん」「私に天使が舞い降りた!」、2018年放送「うちのメイドがウザすぎる!」「多田くんは恋をしない」、2017年放送「ガヴリールドロップアウト」と私が気に入った品質の高い作品ばかり制作している会社だと改めて気づいた。
「きららファンタジア」をプレイしているから「恋する小惑星」「アニマエール!」「NEW GAME!」「三者三葉」にも関わっているとは何かと縁のある会社だ。「未確認で進行形」もこの会社が元請だったのか…。
参考:動画工房 作品情報
http://www.dogakobo.com/works/
一層期待が高まる「放課後ていぼう日誌」は20/07/07(火)に放送再開ということで1話から仕切り直しで再スタートした。冒頭にお馴染みの「フィクション」と「違法アップロード」注意のテロップが流れたが、その後にも続きがあった。
“「放課後ていぼう日誌」は、熊本県芦北町の方々に取材のご協力をいただき、美しい風景を描くことができています。7月4日に発生した大雨によって、芦北町も含めた九州地方では大きな被害に見舞われております。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますと共に、被害が拡大しないことをこころより願っております。海野高校ていぼう部(放課後ていぼう日誌製作委員会)”
舞台は熊本県で作品スタッフは芦北町でロケしたのからこのテロップなのかと思ったら、その後原作漫画家の小坂泰之氏も「令和2年7月豪雨」に被災し、ハードディスク以外の全ての機材を失ったと知り驚いた。ともかく無事でなによりだ。
漫画家の夢として自分の作品がアニメ化されたと思ったら新型コロナで放送休止となり、やっと放送再開と思ったら今度は豪雨で被災とは、「禍福は糾える縄の如し」ということわざを思い出した。
1日も早い復旧と連載再開を願っています。