2019年1月に公開された劇場版『メイド イン アビス [前編]旅立ちの夜明け』と『メイド イン アビス [後編]放浪する黄昏』のBDパッケージが19/11/27(水)に発売された。
ファンとして勿論予約して発売日に購入したが、12月は忙しく視聴時間が取れなかった。この正月休みにやっと開封して観ることが出来た。
[前編]パッケージの毎回特典は@収納BOX A特製デジパック Bスペシャルブックレット C35mmフィルムコマ(ランダム) D映像特典(PV) となっている。「スペシャルブックレット」の内容の充実ぶりはTVシリーズのBOXと同様で読み応えがある。
フィルムは「02 復活祭」のエピソードである”ライザの遺品を閲覧してメッセージを読み取ろうランプを近づけるリコとレグ”のシーンで私的には当りだ。
収納BOXは[後編]を購入したらその特典を収納して1つのBD BOXソフトとして保存できるようになっている。では何故わざわざ別パッケージにしたのかは大人の都合と察することにした。(^_^;;
『メイドインアビス [前編]旅立ちの夜明け』は118分でTVシリーズの「01 大穴の街」から「08 生存訓練」までに新作カットを追加し再編集して音声はPCM 5.1chで収録されている。
ディスクをプレーヤーにかけると自動的に本編が再生される仕様となっている。洋画ソフトの様にセッティング画面にならないのでそのまま視聴すると初期設定の音声PCM 2.0chで観てしまう。これが制作陣の想定した購入層に最適な方法なのだろうが、私には罠だった。(>_<)
プロローグは新作カットでアビスの淵に街が作られるまでの歴史が語られ、途中アビスの呪いに関する説明もあり、TVシリーズを見ていない人にも世界観が分かる様になっている。エピソードの繋がりも時系列で分かり易い親切編集だ。母ライザに関するエピソードが増えリコの冒険目的もより明確になって感情移入しやすい。
音声は5.1ch化されたことでアビスの環境音に包まれるようになり、レグの火葬砲も迫力が増してTVシリーズに増して楽しめる様になった。TVシリーズBD BOXを購入した私でも満足出来る劇場版だ。
ただし映像特典が劇場予告1本だけとは寂しい。もう少し色々収録して欲しかった。これだけが残念だ。さて続いて『メイドインアビス [後編]放浪する黄昏』を観ることにしよう。