先月2019年7月にマツコ・デラックスが出演しているグーグルのTV CMが放送されていた。AndroidスマホのDiscoverカードが使用者の興味を持った記事内容を学習して関連情報を表示してくれるというものだ。
私の場合は「スマホゲーム」「デジカメ」「地震情報」「勤務先や地元のニュース」「オーディオ・ビジュアル機器」の情報が表示されることが多いのはこのブログの内容から容易に予想出来る通りだ。(^_^;;
先日表示されたカードに『検証 4K放送は暗いのか』というタイトル記事があり興味を持ってタップしてみた。
タイトルは以下の通りだ。
朝日新聞DIGITAL『検証 4K放送は暗いのか』
https://www.asahi.com/special/matome/4k/?iref=kijishita_bnr
【1】4K放送、画質抜群のはずが「あれ、暗い」 相次ぐ苦情
【2】「4K放送は暗い」問題を検証 地デジと比較した結果は
【3】4K放送が「暗い」わけ 専門家に聞いて浮かんだ仮説
【4】4K放送、なぜ「暗い」TVメーカーを直撃 残った疑念
【5】4K放送、民放を悩ます費用の壁 潤沢なNHKと温度差
【6】「4Kは突貫工事」特殊環境で試験放送、視聴者置き去り
HDRが「暗く」見えるのは明るい部屋で4Kテレビを見れば当たり前のことだろうと思うのはAV Phileだけなのだろうか?
確かに私が15/10/18(日)の音展で初めてソニーVPL-VW515の4K HDRデモを観た時には自然に「暗い」と感じると同時に、逆にSDRが不自然に明るいと感じた記憶がある。
16/06/08(水)UHD BD日本発売以降はプロジェクターでHDRをどう表現するかJVCとSONYが対応機能を競っており、18/12/07(金)発売のPanasonic DP-UD9000の「HDRトーンマップ」機能も話題になっている。
AV Phileは既に3年近く4K HDR映像に親しんでいることになるが、一般消費者にとっては18/12/01(土)4K BS放送開始が初めての4K HDR映像の視聴となるのだろう。明るい部屋にて地デジ感覚で見ていたらそれは「暗い」と言いたくもなる筈だ。
乱暴な例えだが、ダイナミックレンジの違いを理解せず「今まで電車内にてイヤホンでMP3のロックを聞いていた人が、高音質と聞いてハイレゾ音源のクラシックを聞いたら”音が小さい”」と思うのと同じだろう。
もちろん音楽ジャンルの違いではなく、地デジとBS4Kが同じ番組を放送しているだけに一般消費者にも比較し易く、高額な商品を購入しただけに納得出来ない心情は理解出来る。
残念ながら有料会員限定記事で、私は冒頭しか読んでいないが、さて一般紙はどんな内容にまとめてくれるのだろうか?