今週に入り関東地方の梅雨前線は一休み。6/25(月)と6/26(火)は30℃を越える真夏日となった。この天気に気の早い蝉が「夏が来た!」と思い込み地中から這い出し羽化して鳴き始めている。
ここ数年、しとしとと雨が降り続く日本の梅雨らしい梅雨はなくなり、熱帯のスコールの様な大雨ばかり降るようになったと感じている。これは地球温暖化の影響なのだろうか?
6/26(火)残業して帰り自宅に向かって樹木のある歩道を歩いていたら地面で何か黒い影が蠢いている。ゴキブリにしては大きいし立体感がある。「何だろう?」と思って屈んで見たらオスのカブトムシだった。野生のカブトムシを見るなんて何十年ぶりだろう!
蝉だけではなくカブトムシまで夏と思い込み羽化してしまうとはもう梅雨は明けたのか。気象庁のホームページで確認すると例年は7/21頃らしいが去年は7/6には明けたそうだ。この分では今年も早そうだ。
参考:『平成30年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)』
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
カブト虫をこのまま歩道に放置しておくと自転車に轢かれたり野良猫の餌になったりしてしまうかもしれないので自宅に連れて帰った。子供の時の様に飼おうかと思ったが虫かごはないしせっかく成虫になったばかりなのに籠の虫にしては可哀想だ。記念撮影をして近所の公園の樹木に離してあげた。
無事生きていけるかは本人の運次第だ。また梅雨に戻り気温が下がることを心配して週間天気予報を確認したら、この後1週間は毎日真夏日が続くらしい。雨も降らないし、これから次々と蝉や夏の昆虫が羽化してきそうだ。