18/06/09(土)は『アナログオーディオフェア2018』見学に秋葉原・損保会館2F,3F,4F,5Fへ行ってきた。1日目は12:00〜19:00開催だが寝坊して12:15過ぎに到着した。
今夜は速報版として試聴したブースを簡単にレポートしたい。
18/06/09(土)12:30〜13:30 406ヤマハ:「GT-5000をNS-5000で聴く」
2017年9月に開発を表明したフラグシップアナログプレーヤーをNS-5000で試聴した。ピュアストレートトーンアームを採用し、ベルトドライブ駆動で音の解放感を狙っていると言う。年内発売を予定しているが、最終仕様が確定しておらずコスト試算が出来ないので予定価格も言えないとの話だ。
スピーカーのNS-5000は自然な音を目指し、フルレンジみたく音が繋がる様に3つのユニットは化学繊維ZYLONで統一して、エンクロージャーには吸音材を入れていないと説明があった。
18/06/09(土)13:00〜14:00 404 DS Audio:「光カートリッジDS-W2試聴」
13時半過ぎから参加し光カートリッジDS-W2とDS-W2 イコライザーを試聴した。最後にスタイラスクリーナーST-50の説明があった。税別8,000円という価格は原価に近く殆ど利益はない。しかも特殊ウレタンゲルは水で洗えばまた使えるので買い替え需要のない。ブランド名を刻印してあるので広告宣伝と考えた価格設定だと語っていた。お陰様で現在品薄とのことだ。
18/06/09(土)15:00〜16:30 301音楽之友社:「Stereo×ステレオ時代 伝説のカセットデッキを聴く」
AIWA XK-S9000 135,000円(1991年発売)、Nakamichi DRAGON 278,000円(1982年発売)、Nakamichi RX-505 188,000円(1983年発売)、TANDBERG TCD 3014A 約49万円(1980年前半発売)の4台を比較試聴した。
アイワがハイエンドカセットデッキを発売していたとか、ターンバーグという会社名があったとか知らなかった。憧れのナカミチのカセットデッキの音を初めて聴くことが出来て大変有難いイベントだった。
噂のNAAC(ナカミチオートアジマス調整機構)の効果は凄まじくミュージックテープ再生では他機を圧倒するワイドレンジの音を聴かせてくれた。
ドラゴンキラーと呼ばれていたというTCD 3014Aは自己録音メタルテープにおいては鮮度の高い音を聴かせてくれて高性能ぶりを発揮していた。
講師の人達は口々に「またこういった高級カセットデッキを作って欲しい。」「何故カセットデッキは無くなってしまったのか」と語っていたが、メカニズム部品とテープ素材がない今ではアナログレコードの様な復活は難しいだろう。
18/06/09(土)17:30〜18:30 502テクニクス:「SL-1000Rを聴く」
160万円のターンテーブルシステムSL-1000Rを聴いた。テクニクスの説明員が来週の「OTOTEN2018」の話をした時、池袋でオーディオフェアが行われていた頃は5万人が来場して大盛況だったと語っていた。晴海の東京国際見本市会場で行われていた「全日本オーディオフェア」のL館R館の混雑を知っている世代は管理職になっていて現場にこないのかな?
まだ試聴していないブースも多く明日も行くことにしよう。