9月になり7月から始まったアニメも最終回に向けて盛り上がっている。今期のアニメは特に期待している作品は無かったが蓋を開けて見たら私的に豊作なのでレビューを残しておこうと思う。
何といっても『メイドインアビス』が面白い。大きく深い縦穴の底へ向かう少年少女の冒険譚で、この世界観が素晴らしい。縦穴にはいかなる生物が生息していてどんな危険が待ち受けているのか毎回ワクワクしながら観ている。この感覚は『未来少年コナン』以来だ。アビスとは何か?遺物として発見される古代文明の秘密は?と謎を想像するのも楽しい。1クールで終了が残念だ。
今期のアニメは私の知らないジャンルを取り上げた作品が多く興味深く観ている。
『ナナマルサンバツ』は高校生クイズ同好会に入部した少年がクイズの魅力を知り熱中して行く話だ。何故クイズの問題読み上げ途中でボタンを押せるのか、選択問題の答えを出題者の心理から正解を導くには、と言った知識だけでは勝てないクイズのテクニックが解説されるので今後クイズ番組の見方が変わる作品だ。そう言えば3〜4話目でヒロインの声にも慣れました。(^_^;;
『ボールルームへようこそ』は競技ダンスの魅力を知った中学生の男子が主人公の作品だ。社交ダンスとはどんなものか分かり興味深く観ている。
『DIVE!!』は水泳飛込み競技を扱ったスポーツアニメだ。飛込みについて知らないことが多いのでこちらも勉強になると楽しんでいる。
『賭ケグルイ』は賭博が認められている高校で日々賭けごとに勤しむ学生たちを描くアニメだ。『逆境無頼カイジ』の女子高生版として観ているが、掛け金が余りに現実離れした高額故に単なる数字遊びに思えてしまうのが惜しいところ。ミケ、ポチ制度を活かして、もっと負ける怖さを描くと緊張感も高まることだろう。
現実とファンタジーと融合といった作品もなかなか面白い。
『セントールの悩み』はファンタジーに登場する亜人達が現在の人間社会の様な生活を営んでいる。その世界の女子高生たちの日常を描いた作品だ。単なるゆるふわファンタジー作品かと思ったら人種(モンスター)差別は重罪で、違反者を取り締まる組織の存在が語られていたり、過去に大戦があり収容所で非人道的な扱いが行われていたりと重いテーマも扱っている。
『異世界食堂』は人間社会の洋食屋に繋がるドアがファンタジー世界に出現し、その味に魅かれてファンタジー世界の色々な住民たちが訪れるというお話だ。とにかく”飯テロ”アニメの一言に尽きる。
最後は『バチカン奇跡捜査官』だ。観ながら毎回思うことは、なかなか面白いけど他の宗教だったら放送どころか出版するのも命懸けの内容だということ。お咎めなしとは神は肝要だ。(^_^;;
毎日残業続きだし、イングレスで走り回っているから録画した番組を見る時間も段々短くなりHDDの空きを作るのに自転車操業状態だ。(@_@)