21回予定の「2013 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第2回目は「11/2(土) 18:00〜19:00 G402:ハーマンインターナショナル 傅信幸氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はとスピーカーJBL Project EVEREST DD67000 (税抜300万円/本)×2本、Mark LevinsonプリアンプNo52(税抜330万円/本)、モノラルパワーアンプNo53(税抜360万円/台)×2台、SACDプレーヤーNo512 (税抜210万円/本)と総額1860万円の組み合わせだ。(汗)
傅氏は、380mm径ウーファーのクロスオーバー周波数は150Hzで3レイヤー・サンドイッチ・コーンを採用しており厚さは5mm弱で軽く遮音性は高い。ホーンの材質はSonoGlassという鳴かない素材を使っていると説明した。
試聴したソフトは次の7枚。
1) ラモー:シンフォニー・イマジネール/ミンコフスキ(マルク)
2) ミーツ5サクソフォン/前田憲男
3) チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」/ゲルギエフ(ワレリー)
4) Sophisticated Ladies/チャーリー・ヘイデン
5) ウォーム・ユア・ハート/アーロン・ネビル
6) OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012/ 山下達郎
7) 『NOBU'S POPULAR SELECTION』ステレオサウンド リファレンス
傅氏は、日本にはパラゴンが800セットある位JBLファンの多い国で、オーディオブームの頃からJBLのスピーカーは避けて通れないブランドだ。オーディオ評論家の中でも愛用していた者は沢山いると話した。JBLの有名な技術者が数年前に死去したが、彼の意志を継ぎ連続性のある開発が続けられているのがJBLの素晴らしい所だと語った。
B&Wでも社員数は600人ほどだが、JBLは数千人単位で工場には社員食堂や診療所もあるそうだ。工場見学時に体調を崩しそこで薬をもらったのが自慢だと語った。(笑)
せっかくの1860万円の音だが混んでいて人垣の間から聴くことしか出来なかったのは毎年のことだが残念だ。それは安心して音楽が聴ける定番の音と言う印象だった。
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