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2013年10月15日

【速報版】HI-END SHOW TOKYO 2013 AUTUMN:清原社長が語る一流演奏者アクセンフェルトの思い出

10/12(土)は仕事だったので、13日(日)にハイエンドショウトウキョウ2013秋へ行ってきた。ちょっとのんびり出発したこともあり11時40分から17時まで各社のタイムテーブルをチェックして臨機応変に試聴会を梯子した。

11:45-12:00 1.トライオード
 英国スペンドール社のClassic SP100R2 806,400円(ペア/税込価格)をパワーアンプTRX-M300やTRX-M845で鳴らしていた。LP盤の「ファリャ:三角帽子」の低音の迫力と声の生々しさが出ており見た目より現代的なスピーカーだ。社長は「ヘッドフォンも良いが、30cmウーファーを使った大型スピーカーで音楽を体で聴いて欲しい」と語っていた。

SP100R2を試聴した夫婦がいて、奥さんが置物台として気に入って購入に至った話や、旦那さんから家族がいない日時を指定されてSP100R2を搬入したが隠せる大きさでないのでその後どうなったか心配していると言ったオーディオのちょっと笑えるエピソードも話してくれた。「第19回真空管オーディオフェア」が大変な混雑なので助っ人を送る予定とのことだ。(汗)

12:00-12:30 2.逸品館 Best Sound
 TAD-R1MK2を使用していたがCSTドライバーによるボーカルの生々しさや音の迫力は流石Reference Oneと思ってしまった。音響的なハンデのある東京交通会館12Fでここまで鳴らせる逸品館のセッティングも見事だ。「ボーカルには人を感動させるエネルギーがある。それは電気的に増幅可能なのでオーディオ装置で聴いた方がより感動することもある。」と語っていた。

清原社長が若い頃指揮者の下で音楽について学んでいた時、チェンバロ奏者のエディット・ピヒト=アクセンフェルトと知り合った。リハーサルの中で演奏会場の音響状態を聞き分け、聴衆が最高の状態で聴けるように演奏方法を調整するさまや、彼女がクラヴィコードの弦を叩かないよう寸止めで鍵盤を弾いたのを見て一流の演奏者の技術の凄さを知った話が面白かった。

13:00-13:30 3.ONKYO
 オンキヨーとティアックの協業による、オンキヨー プリアンプP-3000R(S)、パワーアンプM-5000R(S)×2台、CDプレーヤーC-7000R(S)、スピーカーD-TK10、ティアック USBオーディオ・デュアルモノーラル・D/AコンバーターUD-501、スピーカー タンノイDefinition DC10Aというシステム構成だ。スピーカーはDC10A中心で試聴し最後の2曲をD-TK10で聴いた。

説明員は「C-7000RはCD専用なので音が良いとネットで評判です。」「D-TK10はネットでもコンパクトなサイズからは想像出来ない量感のある低音が聴けると人気です。」と説明した。

D-TK10では 1)女性ボーカルとギターの「EW&F宇宙のファンタジー」カバー曲 2)ジャズ を聴いた。説明員は「ギターアコースティックスピーカーにギター曲だけではズルいと思われてしまいますのでジャズをかけます。低音をご確認ください。」と言っていた。どこかで聞いた様な話だと思ったら私が12/10/07(日)のレポートで”余りに合い過ぎてずるい選曲だ。”と書いていた。(冷汗)

M-5000R をBTLモノラルパワーアンプとして使っていることもありD-TK10はDC10Aに負けない量感の音楽を聴かせてくれた。さすがに体で聴くような低音は出ないが、響きが魅力的なスピーカーだ。


昨日は疲れて早く寝たかったので執筆時間が読めるパズドラネタに逃げてしまった。10/14(月)は祭日なのでじっくり書いていたら【速報版】なのに1回で終わらない長さになった。と、言うことで後編に「つづく!」


posted by バンブーヤン at 00:33| HEST
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