1. 開封
開けて驚いたのは本体が薄く軽いこと。従来のレッツノートはボンネット構造で堅牢性は高かったが厚みもあった。第4世代モデルからスリムタフボンネット構造になり、最厚部でも31.5mmと薄くなったことを実感出来る。しかも本体は940gとモックアップと勘違いしそうな軽さだ。付属のバッテリーパック(L)約430gの方が重く感じてしまうのだから人間の感覚は当てにならない。(苦笑)
2. セットアップ
電源を入れたらWindows 7 Pro 32ビットバージョンのセットアップが始まった。SSDだから速いもののそれなりに時間は掛かる。キーボードは[漢字]キーが[ESC]キーの右隣というのは馴染めないが、それ以外は癖が少ない配列だ。1600×900ドットの液晶は美しく文字は小さくなるものの読み易い。
3. リカバリーディスク作成
リカバリーディスク作成を推奨されていたのでDVD-Rを用意した。「Win 7 Pro 32bit+Win 8 Pro 64bit」または「Win 7 Pro 64bit+Win 8 Pro 64bit」のどちらかの構成を選べる。RAM 4GBを生かすため64ビットで作成した。ガイドには2時間掛かると書いてあったが実際にWin 7で3枚、Win 8で2枚焼いたら本当に2時間掛かった。(汗)
4. Windows Update実行
続いてWindows Updateを行った。75件ほどあり時間が掛かることは明白なのでそのままダウンロードさせて昨夜は帰宅した。今朝出社したらお約束通り進捗95%で止まっていた。(苦笑)
こんな時は、まずシャットダウンしてダウンロードが完了したものをインストールする。再度立ち上げたら「Windows Update」の重要な更新プログラムの設定を「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」に変更する。再起動してWindows Updateを実行すれば問題なくダウンロードは終了した。全てのアップデートが終わったら、忘れないうちに「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」に戻した。
5. Windowsエクスペリエンスインデックス
仕様は、液晶サイズ:12.1インチワイド CPU:Core i5 3340M/2.7GHz/2コア メモリ容量:4GB SSD容量:128GB OS:Windows 7 Pro 32bitで、ベンチマークは、プロセッサは7.1、メモリは7.1、グラフィックスは4.5、ゲーム用グラフィックスは6.2、プライマリ ハード ディスクは7.9だ。
2013年春モデルなので第3世代CoreプロセッサIvy Bridge搭載。SSDはさすがに数値が高く起動や終了も高速、ちょっと触った程度でも快適さが体感出来る。Officeセットアップ後の数字になるがドライブ容量89.6GBに対し空きは61.1GBとなった。Aeroとゲームのグラフィックスの数値が違いAeroだけが遅いのは謎だが特に問題はない。
こうして一通り使えるようにセットアップしたSX2は私の手を離れたのだが、この作業をしていて感じたことがあった。ビジネス用で高価なモデルなのだからリカバリーディスクを添付して欲しい。2時間は手間が掛かり過ぎる。
今まではパソコン購入時に当然行う儀式で疑問にも思わなかったが、パソコンの電源を入れたらセットアップにバックアップの作成と3時間近く作業に費やされ、買った時のワクワク感も冷めてしまう。タブレットの導入のし易さを聞くとこの手間は心象に悪い。
Windows Updateも同様で、安全に使うには必要と知っているからアップデートを行うのだが、サービスプログラム(SP)がインストールされたりすると、それ用のアップデートが続いたりと時間が掛かり過ぎる。MSFTはもっと頻繁にWindowsプリインストール用マスターの更新を行って欲しい。
購入直後のユーザー満足度を高める様にしないとPC離れに歯止めが効かなくなるのではないかと危惧してしまう様な体験だった。
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