8回予定の「aVACホームシアター大商談会2013サマー」詳細レポートの第5回目は「15:30〜16:20 ROOM2:marantz NA-11S1」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはアンプPM-11S3+プレーヤーNA-11S1+スピーカーB&W 803 Diaによるステレオ構成だ。NA-11S1はUSB-DACとしての試聴だった。マランツの市場調査ではUSB-DACユーザー数がネットワークプレーヤーユーザーよりかなり多いとのこと。そこで今回はUSB-DACモードでの試聴となったのだろう。
試聴ソフトは次の5曲、全てハイレゾ音源だ。
1)「Born to Sing/SHANTI」より「4. 真夏の果実 -Summer Blue-」
2)DSD「High Resolution Master Sound 02」より「Someday/JOSEI ACOUSTIC PIANO TRIO」
3)192/24「ホテル・カリフォルニア/イーグルス」より「1. ホテル・カリフォルニア」
4) 深町純(曲名失念)
5)「Waltz for Debby/ビル・エヴァンス」より「1. My Foolish Heart」
11/11/27(日)に大商談会でNA-7004を試聴した時はアンプやスピーカーのグレードを考えたらもっと楽しく音楽を聴かせてくてもいい筈なのにと思った記憶がある。(11/12/08の記事参照)
さすがに今回は音に厚みのあるしっかりとしたハイエンドクラスの音を聴かせてくれてPM-11S3と803 Diaに最適、その上のクラスとも組み合せられるUSB-DACと感じた。
3年前にNA-7004を発売した時にネットワークプレーヤーと認識されUSB-DAC機能に注目してもらえなかった反省からNA-11S1は「USB-DAC/ネットワークオーディオプレーヤー」としてプロモーションしているそうだ。
「NA-11S1はSA-13S3のドライブレスモデルではない」というスライドが冒頭にあったが「コンプリート・アイソレーション・システム」を搭載して徹底的にノイズ対策を行ったと言う。当初フォトカプラーによりノイズ遮断を検討したが高性能なパーツが無く、コイルによるアイソレーターを採用したが、このパーツが結構高価だとのこと。
予想以上の売れ行きで4月まで在庫切れでご迷惑を掛けたが、今は在庫もあり即納可能だそうだ。
期待通りの音質で魅力的な「USB-DAC/ネットワークオーディオプレーヤー」だ。ハイレゾ音源を再生する環境がないのでつい欲しくなってしまう。DSD配信に対応してくれればネットワークオーディオプレーヤーとしてPCレスで使えて良いのだが、ファームウェアのアップデートで対応可能なのか気になるところだ。
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