BS放送の録画だけでも常にブルーレイレコーダーのハードディスクの残り容量はギリギリで毎週末せっせとBD-REに焼いて移すのが精いっぱい。とても観る時間が作れない。そこに地デジが見られるようになっても単に今以上にBD-REが積まれるだけと思うと積極的に動く気になれなかったというのが正直な気持ちだ。
冷蔵庫が無いと日常生活に困るが、SV-MV100のワンセグとBS放送があれば特に困らないという訳で1年と1箇月が経過しようとしている。このままではズルズルと先延ばししていまい駄目だとアンテナ工事の予算を出すことにした。
まず現在のアンテナ配線だが、屋根の上に10素子VHFアンテナ、20素子UHFアンテナ、5素子FMアンテナが立っておりベランダにはBSアンテナが取り付けられている。その2本が西側の壁から室内に入り屋根裏のDXアンテナ製BSブースタS-3AEで混合され2分配器SD-772で1階と2階に届けられているようだ。
S-3AEの仕様を知りたいが何しろ20年以上前の1990年頃の製品なのでネットで検索しても殆ど情報がない。西暦で紀元前(Before Christ)紀元後(After Christ)という表現があるが、情報世界では1995年より前をネット普及前(Before Internet)、それ以降をネット普及後(After Internet)と呼んでも良いくらい情報量に差があり過ぎる。(苦笑)
調査で屋内への引き込み線が切られていると判明していることと、既に立てて20年以上経過しているので新規に立て直した方が良いだろう。必要な機材は地デジ用UHFアンテナとFMアンテナ、それにFM/UHF/BS帯用ブースタになる。地デジを見ることが出来た時も2台目のブルーレイレコーダーから信号レベルが低くなり時折ノイズが発生することがあったのでブースタは必須だ。
DXアンテナのカタログを見るとFM/UHF/BS帯用ブースタCM45Y1があるが定価18万円、実売11万円台と予想以上に高価だ。UHF/BS帯用ブースタCU33L2であれば定価39,600円とお手頃で、FMをどうするか悩みどころだが、この製品の方が現実的な選択だろう。
八木アンテナショップでは5素子FM帯用共同受信アンテナF-F5VR1Bが33,600円、普及型F型接栓20素子 UHF家庭用アンテナU-DW25が5,072円、20素子 高性能UHFパラスタックアンテナCLUS-W20CRが10,143円だ。チャンネル別動作利得グラフを見ると高性能型パラスタックタイプを選ぶ価値は高いと思う。
UHF/BS帯用ブースタCU33L2定価39,600円+FMアンテナF-F5VR1B 33,600円+UHFパラスタックアンテナCLUS-W20CR 10,143円=83,343円に、アンテナ工事費5万円の計13万円となる。結構な金額になるが20年以上掛けて減価償却出来ることを考えれば安いとも言えるだろう。ただ12/03/22(木)朝まで見られていたものが何者かにアンテナ切られて見られなくなったと思うと素直に払う気になれないのもまた正直な気持ちだ。
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