ずーっと鞄の外ポケットに入れていたら4/3(水)朝の大雨で濡れてしまい、乾いたらページがくっついていて剥がしながら読むのに苦労した。子供の頃、捨てられていた大人の雑誌のカラー写真をドキドキ剥がしながら読んだことを思い出してしまった。(笑)
P048:ステレオ1963年創刊号のプロファイル
特に「創刊号ゆかりの筆者登場」「濃密座談会歴代編集長、『Stereo』を語る」「ステレオ50年の流れ」が面白かった。座談会ではクレーム処理の話が今となっては笑い話になっていて楽しい。雑誌編集の苦労話が中心でオーディオ業界50年話が薄かったのは期待外れだがメンバーが編集長達では仕方ないところだ。
次はオーディオ評論家達を集めて、この50年のベストセラーモデルや消えていったメーカーやブランドの裏話が聞かせて欲しいところだ。もっと懐かしいオーディオ機器の写真が見たいし、当時の広告も掲載してくれたら嬉しい。
「50年の流れ」はオーディオ関連の出来事が年表形式でまとめられているのだが、「出来事」に「鉄腕アトムTVアニメ登場」が1964年となっている。東京国際アニメフェア(TAF)2013でも取り上げられていた通り1963年1月1日放送開始なのだから明らかに間違いだ。
P039:Stereo50周年AUDIO温故知新シリーズ 革新の瞬間!マランツ
「創業60周年デジタルプレーヤーの歴史に迫る」ということでCD-63、CD-34、CD-23、SA-1といった歴代モデルを取り上げていて懐かしい。そしてSA-11S3とNA-11S1の視聴となる。両モデルとも力の入った趣味性の高い製品で3箇月待ちのヒット商品になっているとのことだ。
P102:注目製品ファイル マークレビンソン No52
2ピースのプリアンプ346.5万円とは凄いなあと読んでいたらP102には”プリ・メインアンプ”と書かれていたり、P103には”使用時は話して使うこと”と書かれていたりとちょっと面白い。プリアンプも音声認識機能を搭載して声で操作出来たら面白そうだが、オーディオ機器の場合は大音量で音楽を再生しているのでまず実用的でないだろう。(笑)
今年は「ステレオ創刊50周年企画」に注目したい。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image