機器構成はMITSUBISHI LVP-HC8000D+スクリーン(不明)+AVアンプONKYO TX-NR5010+パナソニックBDレコーダーDMR-BZT9300+JBL4319×5本+L8400PBKの5.1chという構成だ。
ちょっと寝坊して5分遅れで部屋に入ったので既にデモは始まっていた。試聴ソフトは次の6曲だ。
1)(ジャズ曲名不明)
2)「メロディ・ガルドー」(曲名不明)
3)「ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン」より「1. I.G.Y.」:44.1kHz/16bitと48kHz/24bit比較
4)「ザ・ケルン・コンサート/キース・ジャレット」より(曲名不明):44.1kHz/16bitと96kHz/24bit比較
5)「レット・イット・ブリード/ザ・ローリング・ストーンズ」より「2. むなしき愛」192kHz/24bit
6)DSD南博トリオ(曲名不明)
TX-NR5010は贅沢なパーツを使用している上にネットワークオーディオ機能としてDSDダイレクト再生も可能ということが説明されCD音源とハイレゾ音源の比較試聴が行われた。48kHz/24bitでも音の情報量が増えたことが分かる位にしっかり鳴らし分けていた。特にDSDネイティブ再生では収録現場の雰囲気を感じさせる自然で見事な音だった。
担当者から「e-onkyo musicは2005年8月に配信を始めた時には11曲しかなく音が良いのは分かるが聴きたいものが無いと言われました。それからは毎年オーディオイベントで無料ダウンロードコードを配って広報に努めてきましたが、今年になってワーナー、ビクター、ユニバーサルとの提携が決まり忙しい毎日を過ごしています」との報告があった。
堀切氏から「僕の好きな江利チエミはないの?」と質問が出て「残念ながらございません。」というやり取りがあった。次はキングレコードとの提携が必要になりそうだ。(笑)
視聴ソフトは次の2本だ。
7)BD「プレステージ」より監獄のシーン:5.1chとバーチャルサラウンド機能フロントハイト比較
8)BD 「9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜」より初めての仲間のシーン
バーチャルながらフロントハイトが入ると監獄の天井がぐんと高くなる。それでいて音質的な劣化を感じさせないのだからかなり使えそうだ。ナインでも廃墟にリアリティを与えてくれる。
堀切氏はこの会議室のセッティングのテーマとして「JBL4319をドライブすること」を掲げ機材の電源分けから暗幕使用とちょっとした手間を掛けることで音と画が良くなると語った。3D映画には特にフロントハイトが効果的なので是非使って欲しいと勧めた。
なおプレーヤーとしてパナソニックからDMR-BZT9300を借りることが出来て今回初めて実機を使用したが、画も音もぐんと良くなっていて驚いた。後でじっくり検証してみたいと堀切氏とオンキョー担当者が語っていたのが印象的だった。
ネットワークオーディオの対応フォーマット豊富さはトップクラスの上にデジタル・プロセッシング・クロスオーバー・ネットワークと言ったオーディオ的にも興味深い機能を搭載しているので、さすがHiViベストバイAVセンター部門(30万円以上)で2位のモデルだと思った。
【関連リンク】
『TX-NR5010(B) 9.1ch対応AVレシーバー』
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/hometheater/txnr5010/index.htm
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image