機器構成はプロジェクター(不明)+スクリーン(不明)+AVアンプDENON AVR-4520+BDプレーヤーDBT-3313UD+スピーカーB&W802Diaをフロントに備えた5.1chという構成だ。麻倉氏も「贅沢なスピーカー構成ですね」と言うラインアップだった。
試聴&視聴ソフトは次の11枚だ。
1)「セ・シボン/(歌手失念)」
2)SACD「カヴァーズ〜私のお気に入り/ノラ・ジョーンズ」より「2. アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」
3)BD-A「モーツァルト : ピアノ協奏曲第21番」
4)BD-A「ファイブ・スポット・アフター・ダーク・トミー・イン・ニューヨーク」より「8. ザ・シャドー・オブ・ユア・スマイル」
5)BD-Aドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第4楽章:フィナーレ(アレグロ・コン・フオーコ)
6)BD「Hit Man: David Foster & Friends」より「You Raise Me Up / ユー・レイズ・ミー・アップ (ジョシュ・グローバン)」
7)BD「シューマン:ピアノ協奏曲/ゲヴァントハウス弦楽四重奏団」
8)BD「ハイティンク指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ペライア」より「ロベルト・シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」
9)BD「グリーグ:ピアノ協奏曲/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」
10)CD「ウィ・スリー/ロイ・ヘインズ,フィニアス・ニューボーン・Jr.,ポール・チェンバース」より(曲名不明)
11)BD「ライヴ・キス2012/ポール・マッカートニー」より「1. 手紙でも書こう」
BD-AudioディスクはNAXOS製のデモディスクということで入手出来ないのは残念だ。
麻倉氏は「Denon Link HD」の効果を比較試聴しましょうと2曲目から6曲目までDenon Link HD専用ケーブルを抜いて再生、繋げて再生を繰り返してくれた。それぞれの音楽によって効果が聴き取れる部分は異なるが「音がクリアになる」「ボーカルが生々しい」「音圧が上がった様に聴こえる」「音の余韻が美しくなる」といった大きな違いが出るのでAVR-4520とDBT-3313UDはセットで購入してデノン・リンクを使わないと損した気分になるのは間違いない。(笑)
途中で隣の部屋のデモ音が大きく漏れ聞こえてきたら麻倉氏が「うるさいね、どこの部屋だ」と問うとデモを手伝っていた青年が「バトルシップのようですね。」と答えていたのが印象深かった。確かに映画の戦闘音だったがそれほどサラウンドデモでお馴染みのシーンなのだろうか。ちなみに隣はソニーだった。(苦笑)
麻倉氏が「あんな下品なものはかけません」と言って笑いを取ったが、その後本当にクラシックや音楽BDだけになってしまいAVR-4520の映画再生のパフォーマンスを確認出来なかったのは残念だ。8枚目にNHKクラシカルBDが使われたのは小林悟朗氏を偲んでのことだった。
DBT-3313UDは再生スピードも速く安定しており画質も他の部屋で使われていたパナソニックやOPPOに劣る点は無いように見えた。音声出力はアナログ2chしかないのでデノンAVアンプと組み合わせるのが前提のモデルだ。i.LINKとは異なり各社のHDMIジッターフリー伝送技術に互換性が無いのには困ってしまう。(汗)
HiViベストバイではそれぞれ2位に甘んじているが、このコンビでタッグを組めばチャンピオン級のパフォーマンスを発揮することが実感出来たデモだった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image