その後6月には格付けの高い米ドル建や豪ドル建債券の提案も頂いたがインフレ継続で米国や豪州の利上げがありタイミングが悪いとこれも断った。
参考:アンデス開発公社(11007)
https://www.jcr.co.jp/ratinglist/sovereign/11007
久しぶりに10/19(木)担当者から「アンデス開発公社 米ドル建債券」の案内があった。格付けはAA+と高く年利率は5.04%と長期米国債より利回りは良い。28/10/26償還と5年物なのも今後もインフレが継続すると考えるのであれば適切な年数だ。
私の資金は11年間MRFにて塩漬け状態のままだからインフレ対策を行いたいし、そろそろ担当者にも少しは成果を上げさせてあげたい気もする。
詳しい説明を聞こうと10/20(金)担当者に会った。当日終値のドル円レートは149.71円だったが為替リスクは5年後126円を超える円高になったら元本割れになるとの説明があった。
参考:日本のGDPは世界13位から27位に転落、「先進国のグループから転落しかねない」
https://diamond.jp/articles/-/330607
私には5年後の為替相場は予想できないが、人口統計を見れば日本の少子高齢化は一層進んでおり経済が成長するとは考えられない。政治家や官僚が考える経済政策も日本の人口オーナスを覆せないだろう。そうなると今後も円安は続くので為替リスクは低いと考える。
参考:米FRB、政策金利の誘導目標を2会合連続で据え置き、長期債の利回り上昇が新たな考慮事項
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/11/5daa6351cf289f0c.html
それでも100円を切った円高時代を知っているし、今後米FRBが政策金利を上げる可能性を考えまずは3.3万ドル分購入することにした。購入時のTTB為替レートは150.37円となった。
利払いは4月と10月となっており利息は米ドルMMFに振り込んでもらい複利を得られるよう手配した。“ラストエクリサー症候群”の性格と“複利効果”は相性が良いので為替リスク対策になってくれるだろう。
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