受付前で係員から「本日小学生の団体が入っているので五月蠅くなりますがご了承頂けますか」と尋ねられたのでOKと答えSuicaで950円支払い入場した。まあ確かに子供たちは賑やかだったが15時には皆退散して静かになったと思ったら今度は中学生の見学者に入れ替わっていた。
参考:科学技術館
https://www.jsf.or.jp/guide/
2階は以下の3部屋があった。
【2D:ワクエコ・モーターランド】では自動車産業に関する技術が展示されている。子供たちはドライブシミュレーターに夢中だ。年代ごとに販売されていた車種のミニカーが展示されている。
【2E:ものづくりの部屋】はCAD、CAMに関する工業機械が展示されている。500円でアクリル製記念メダルまたは定規を制作出来る。3DスキャナーデモはXBOX用に発売されたKINECTが使用されていた。
【2F:自転車広場】では「チコちゃんに叱られる」で一輪車が誕生した原因となった巨大前輪自転車オーディナリーも展示されている。昭和のミニサイクルもあって懐かしい。
3階は4部屋の他にホールに小展示コーナーが6つもある。
【3C:DENKI FACTORY】は電気の利用技術や性質を展示しており「なんでもスピーカー」でスピーカーの原理を体験出来る。アンプはローランドSRA-50やBose 1705II、スピーカーは型番不明のSONYコンパクトスピーカーが使われていた。
【3D:ニュー・エレクトロホール <サイバー・リンク>】はセンサーを利用した視線位置測定や画像処理による年齢推定が体験できる。私は544人目の被験者だったが自分の年齢をピッタリ当てられて驚いた。また入口のアイトラッキングコーナーの参加者の動線分析を行っている画面も見られて来店客行動分析はこう行われるのかと知ることが出来る。
【3E:アトミックステーションジオ・ラボ】は原子力のメリットばかり訴えていて福島第一原子力発電所の核燃料回収のメドが立っていない現状を考えると不誠実な内容に見えてしまう。『鉄腕アトム』の名前の由来になっている夢のエネルギーは今では堕天し封印も出来ない悪魔状態だ。
ワークショップで「霧箱」実験を行うとアナウンスしていたので参加した。綺麗に軌跡が見られたが原理については説明がなかったので帰宅後調べて復習した。
参考:霧箱で見る放射線の通り道
https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/181019.php
【3F:くすりの部屋−クスリウム】では抗ヒスタミン薬の原理をテトリスゲームで学ぶことが出来る。
【「だいち」が作った富士山】は富士山3D模型にプロジェクションマッピングを行い色々な情報を視覚で確認できる。『ヤマノススメ』に登場した登山道のコースも見られて参考になる。
【モーターズワールド】のモーターを使用した工作は子供が喜びそうだ。
【石炭ってなあに?】は「カーボンリサイクル・次世代火力発電技術推進」の成果を展示しており今後の実用化を期待したい。
4階は4部屋の他にホールに小展示コーナーが1つあった。
【4B:シンラドーム】【4I:実験スタジアム】は時間外で体験出来なかった。
【4C:鉄の丸公園1丁目】はサイバーパンク的に鉄製品の展示が行われている。
【4F:建設館】では地震体験コーナーがあったが係員がいないので使えないのかと思ったらタッチパネルと安全ベルトによるセルフ稼働となっており他に人もいなかったので3つの地震を体験した。超体験NHKフェスで味わった「地震ザブトン 地震体験」より緩い揺れだった。
【Metal Factory】では鉄以外の金属として「金塊(レプリカ)」やダイカスト玩具として超合金マジンガーZが展示されていた。
5階は技術のフォレスト[森]をコンセプトにして「遊び・創造・発見」を体験する展示内容となっている。
【5B:イリュージョンB】【5D:メカ】【5E:オプト】【5F: イリュージョンA】【5G:オリエンテーリング】【5H:サウンド】【5I: ワークス】といったコーナーがあったが閉館16:50間近で殆ど見られなかった。
また機会があれば今回体験出来なかったコーナーを補完に行きたいものだ。
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