音楽と映像の日々

ハイスペックノートパソコン春モデルが安くてお買い得と4/22(日)の記事に取上げ4/26(木)には購入したのだが、この時の店員の言葉通り第3世代Core iプロセッサーIvy Bridge（アイビーブリッジ）を搭載した夏モデルがGW開けの5/8(火)NECから、5/9(水)富士通から相次いで発表された。

ここで前回購入を検討したモデルとその後継機の機能差を比較してみたい。

新製品NEC　LaVie L（PC-LL750HS6*）、富士通　FMV LIFEBOOK AH（FMVAH77/H）の共通仕様は次の通りだ。

液晶サイズ：15.6インチワイド　CPU：Core i7-3610QM プロセッサー（2.30GHz／4コア／8スレッド）　メモリ容量：8GB　HDD容量：約1TB(Serial ATA、5400回転/分)　OS：Windows 7 Home Premium 64bit　ブルーレイディスクドライブ(BD-XL対応)　USB3.0端子　11n対応ワイヤレスLAN　Microsoft Office Home and Business 2010付き

強化されたのは、1) 第3世代CPUと内蔵GPU搭載、2) Intel HM77 Expressチップセット採用、3)HDD容量アップ、4)USB 3.0コネクタ増加　で両社共通の変更点だ。プレインストールソフトウェアには春モデルと変更は無さそうだ。

前モデルPC-LL750F26からの強化点は次の通り。
1)液晶フルフラットパネルを採用、2)720p対応のWebカメラ内蔵、3)USBレシーバ不要のワイヤレスマウス、4)約14％薄型化した本体デザイン、5)ACアダプダの小型化

NECは富士通に差を付けられていた2項目　1)と2)に対応してきた。USBレシーバを内蔵してUSB端子を消費しなくなったのも嬉しい点だ。本体は薄くなったが、サイズが少し大きくなり重さも0.2kg増えている。価格.comを見ると17万円台の予約価格だ。

富士通はFMVA77Gからの独自の強化点は無い様だ。それだけ完成したモデルなのだろうが面白みが無い。(苦笑)　何故かバッテリ駆動時間が0.9時間短くなっている。価格.comを見ると16万円台の予約価格だ。

両社とも予想の範囲内の新モデル投入だが、昔みたいにCPUが新しくなれば処理能力が大幅にアップする訳でもないから新製品企画が大変そうだ。省エネCPUに変わったのに筐体が大きくなったりバッテリ駆動時間が短くなったりと意外な変更点もある。(汗)

こうして見ると型落ち春モデルの値ごろ感が魅力的だが、夏モデルに「Windows8優待アップグレード」が付いていないこともあり、こちらも意外と早く値下がりしそうな気がする。

私は夏モデルの仕様を見て「PC-LL750F26はC/P高過ぎ！」と満足している。(笑)

【関連リンク】

『LaVie L』
http://121ware.com/lavie/l/?pro=121pro_lv_top

『AHシリーズ 15.6型（ハイスペック）』
http://www.fmworld.net/fmv/ah/

『インテル新ＣＰＵ「アイビーブリッジ」を試す』
http://www.nikkei.com/tech/personal/article/g=96958A9C93819499E0EBE2E3938DE0EBE2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2E4