山本裕介監督、ジン・ムソウ役の福島潤さんとサテライトの広報の女性ミコノが進行を兼ねて出演した。ジンの話題を中心にEVOLの魅力を語る内容だ。
最初にジンの登場シーンをメイン今までのEVOLの話をまとめたプロモーション・ビデオが上映された。その中に男二人がストロー2本でスイカジュースを飲むシーンがあり女性客から黄色い歓声が上がった。
山本監督によると「ジンはイズモの命令に忠実に従う暗い性格の少年という設定だったが福島さんの声のイメージに影響されキャラクターが変化して行った」とのことだ。
福島さんは「他の声優さん達がノリノリで弾けて演じているのに対して自分一人冷静に『それが何なの?』みたいに演じなくてはならないのが寂しい」とぼやいて笑いを誘っていた。
ジンが戦闘中に炎に包まれるシーンで福島さんは「これで最期だと思い熱を入れて演じたところ、監督から『ジンは生きているからもっと押さえて』と言われた」と苦笑いしていた。
福島さんが生アフレコでジンの台詞を3つ言うコーナーがあった。台詞2つはアクエリオンの歌詞を引用したものだったが福島さん自身「それに気付かず素で演じていて後で聞かされた」と言うと監督が「逆にそれが自然で良かった」とフォローしていた。最後の台詞は絶叫系で「声が裏返ってしまった」と落ち込む姿に女性客から歓声が上がった。
ジンが聖天使学園にアクバルジン・バドバヤールという偽名を使って編入したエピソードでは福島さん自身「木登りをするキャラなんだ」と意外に思ったことを明らかにした。「それで女生徒の部屋に忍び込むってジンだから許されるんですよねー。どう見ても犯罪です」と語ると会場に笑いが起こった。
山本監督は「押さえ気味の描写を心掛けているのに『8話では河森総監督からシュレードが最後のボタンを外す』よう指示があり出来上がった物を見たらピッタリはまっていた」と総監督のやり過ぎと思える演出がEVOLの魅力となっていることを明かした。
ミコノさんからはEVOLの舞台、香港聖地巡礼の報告があった。コスプレ姿でタマを抱いて香港の街を歩いて写真を撮ってきたところ外国人さんから「Hey, cosplayer!」と注目されたと笑っていた。写真の中にはミコノさんとユノハさんがストロー2本で一緒にスイカジュースを飲むシーンもあった。
撮影してきた摩天楼と繁華街の写真とアニメ背景を並べて映して旅の成果を披露した。「是非聖地巡礼に行って舞台となっている場所を探して下さい」とのことだ。
この時抱いていたタマとシュシュの縫い包み型紙を収録した本が近日発売される予定で「興味のある方は買ってご自分で作って下さい」と告知していた。
今夜放送の13話を福島さんは「リアルタイムで観る」と言いミコノさんも「ツイッターで呟きますので一緒に観ましょう」と言ってトークショーの締めとなった。
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「アクエリオンEVOL」は第一話を観て「面白い!」と録画しているものの観る時間が無くHDDの肥やしとなっている作品だ。だからジンというキャラクターを知らないのだがトークショーは大変面白く見させてもらった。
スタッフ自身が登場キャラのコスプレをして香港まで聖地巡礼してしまう程作品を愛しているのだからそれは盛り上がるだろう。男性キャラ達がこれほど女性から人気があるとは知らず驚くことが多いトークショーだった。(笑)
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