厚紙製のケースの扉は磁石で留められていて開くとストラップがネクタイの様に飾られている。扉の裏側は写真入りの取扱説明書となっており一通り使い方が分かるようになっている。
箱の下部から開けてトレイを引き出してストラップと付属品を取り出す。付属品はアンカー4個、アンカーマウント1個、六角ドライバーとこれらを収納するポーチだ。
トレイには詳しい取扱説明が印刷されている。そうそう読み返すものではないが、ちょっとした確認をする為にわざわざトレイを引き出すのは面倒だ。
LUMIX DMC-GM1+LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2とDMC-GX1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの2台を首から掛けているとカメラ同士が当り傷付く心配があったので、今は2本のストラップの長さを変えて使っている。
スライドだとアンカーマウントを三脚穴に装着しアンカーを取り付ければスリングストラップとして体の右側にぶら下げることが出来る。長いズームレンズを使う時に最適の持ち運び方だ。
DMC-GX1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROはこの使い方をすることにした。太さ45ミリで肩や首にあたる部分にパッドが入っており900gが軽く感じる。左肩にストラップを掛けて右脇腹にカメラがあるとGX1のグリップを持ってすぐにカメラを構えることが出来る。長いストラップが邪魔になることもないので確かに速写ストラップと言われる筈だ。
落下事故を防ぐ為、多くのストラップは付け直すことは考慮しておらず、1度付けるのにも手間が掛かる。アンカーだと余りに簡単に付けられるので本当に”目の付け所がピークデザイン”だ。(^_^)
カメラのストラップホールに3つ目のアンカーを付けておけばアンカーリンクス機構で簡単にストラップの取り付け位置を変えて普通のネックストラップとして使うことも出来る。これは便利だ。
ストラップの片側には滑り止めが付いており、移動中はストラップを捻ってこちら側を肩に掛ければカメラが不要に動くことは無い。コネクションで簡単に長さを変えられるし本当に良く考えられている。
ストラップの手触りの良さ、しっかりした作りの良さ、長さ調節の簡単なこと、アンカーリンクス機構の便利なこと、短時間しか触っておらず、まだ撮影もしていないのに「これは良い物だ」と思わせる魅力がある。撮影するのが楽しみになってくる。
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