DMR-BZT9600のHDDに残っていた「第11話 ナナチ」「第12話 呪いの正体」「第13話 挑む者たち」のCMをカットしてBD-REに焼きBDP-105D Ltd.で再生しVPL-VW500ESによる4K 100インチで鑑賞してみた。本当は「第10話 毒と呪い」から観たかったのだが、1回観て余りにリコが痛々しくてサクっと削除してしまい残っていなかった。(^_^;;
暑い夏はプロジェクターを使う気になれないのでホームシアターは休館状態。5カ月ぶりにVW500ESの電源を入れたらRGB画素ズレが酷く、まずパネルアライメント機能でちゃんと白色に見える様に調整する必要があった。
CX-A5100+MX-A5000による5.2.1chで視聴していると、高品位な映像に対してAAC圧縮音声の迫力のなさにガッカリさせられる。レグとタマウガチのリベンジ戦は火葬砲炸裂でドラマ的な盛り上がりは最高潮に達するのだが音的には重低音は響かずTV放送の限界を実感させられた。BD BOXはPCM音声収録だからこの点は改善されていること期待したい。
アビスと言う縦穴が舞台なので頭の上では常に何か物音が聞こえている筈。そう思うとドルビーアトモスの効果を最大限に活かせる作品の筈だ。最近は人気TVアニメを再編集して劇場版として公開することが多い。その企画があるのであれば是非アトモス音声化して欲しいと、効果音が寂しいTV音声で視聴しながら思った。
エンディングアニメーションは横スクロールアクションゲームみたいにリコとレグが冒険を進めて行きナナチと出会うシーンが描かれている。アニメ開始後すぐに今後の展開を暗示していると気付いたが、最終回を観終って改めて見直すと小さなネタも仕込まれていることが分かり面白い。
CDでは5バージョンが収録されているエンディングテーマ「旅の左手、最果ての右手」だが、やはり歌詞の内容から「リコ&レグ&ナナチver.」が一番ピッタリくる。ソロバージョンでは寂しく感じてしまう。
さて肝心のOST楽曲だが、ついついドラマに引き込まれ楽曲の使用状況はちゃんと把握出来なかった。それだけBGMとしてしっかり仕事をしているということだ。(^_^;;
「Tomorrow」はエピローグシーンに使われているが、台詞や効果音が無いシーンなのに雄弁にドラマを語ってくれる。感動的に物語を締めくくり、第二期への期待を高めてくれる名曲だ!
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