12回予定の「aVACホームシアター大商談会2011ウインター」詳細レポートの第11回目は「11/27(日) 14:00〜15:00 MITSUBISHI LVP-HC7800D:麻倉氏」だ。麻倉氏が今年最高の3D画質をどう解説してくれるのか楽しみにしつつ参加した。
機器構成はMITSUBISHI LVP-HC7800D(OP店頭価格30万円)+スクリーン(不明)+AVアンプ(不明)+パナソニックDMR-BZT9000(OP店頭価格26万)+JBL4338(税込70.4万)×4本+サブウーファー(不明)の5.1ch構成だ。ブースはしっかり迷光処理されている。
2D視聴ソフトは次の2本だ。
1)マイフェアレディ:競馬見学のシーン
2)ウエスト・サイド物語:オープニング
麻倉氏は「このウエスト・サイド物語は不良品でオープニングは緑から青に変わらないといけないのがブラックアウトしてしまいます」とそのシーンを見せてくれて「日本盤では修正されていますので、これはこれで貴重です」と笑いを取っていた。
LVP-HC4000で「地球が静止する日(2008年版)」を観た時にはレインボーノイズが見えてしまい興ざめしたが、LVP-HC7800D の2D再生でもカラーブレイキングノイズが殆ど感知できず4倍速6セグメントDLP素子の性能に感心した。一瞬字幕に出たかな?と思う程度で視聴の支障にはならない。ウエスト・サイド物語のオープニングの摩天楼空撮シーンはFRC(フレームレートコンバーター)によりフィルム特有のカタカタ感が残っていて映画を観ていると言う気にさせてくれる。
3D視聴ソフト6本を紹介しつつ3D映画の歴史について語ってくれた。
1)チキンリトル 3D:冒頭のパニックシーン
2)ボルト 3D:3匹旅立ちのシーン
3)塔の上のラプンツェル:湖のランタンシーン
4)アバター3D:
5)パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉:
6)カルメン 3Dオペラ:
麻倉氏は「強誘電型液晶メガネの反応速度はアイガー北壁のようですが、普通の液晶メガネは富士山型です」と例えてシャッターの高速動作を説明した。
ソニーブースでも感じたがチキンリトルのパニックシーンは驚かす為の3Dが猥雑で見ていて疲れる。3Dカメラで舞台を撮影したと言う「カルメン」は3D感があるものの物語を魅せる為の3D演出が考慮されておらず舞台全てが立体化して同じく疲れる。この点ラプンツェルとアバターは何を見せたいのか良く考えられており疲れが少なく感心する。
X3を下取りにHC7800Dへ買い換えることを考えたがそうすると 1)ズーム/フォーカス操作は手動 2)レンズシフトは上下のみ可能 3)レンズキャップ付属で手動 と利便性が落ちるのが残念だ。X30に買い替えすれば 1)3Dメガネの買い替えは不要 だが 2)電動レンズカバーで無い ことでこれまた所有感が落ちるので悩んでしまう。
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