主人公が秋葉系アイドルの大ファンになり、彼女の歌をイヤホンで聴いていところ知人から「イヤホンを替えたら」と勧められショップに行く。店員の「ヘッドホンではありません。イヤースピーカーです。」と言う説明でスタックスのコンデンサーイヤースピーカーを買ったことでピュアオーディオにのめり込むと言う展開で物語が始まった。
「地獄への道はピュアオーディオで舗装されていると言うからね」という台詞があったが、沼にハマった主人公がクレジットカードで買ったオーディオ機器は以下の通り。
イヤースピーカー:STAXコンデンサーイヤースピーカーSRシリーズ
SACDプレーヤー:マランツSA-10 60万円「ピックアップがすぐ死ぬのも味のうち」
真空管パワーアンプ:トライオードTRXシリーズ似「5極管を敢えて3極管接続にした」
スピーカー:B&W Nautilus 1,100万円「これがスピーカーの最終進化形なのか」
限定生産ハーフスピードカッティング180g重量盤アナログレコード:「ネットオークションで5桁は余裕だぜ」
アナログプレーヤー:ヤマハGT-2000X似「男の子なら見た目で欲しくなる」
純金オーディオケーブル:「信じる者だけが効果を実感出来る」
制振アクセサリー謎の石:「こんなオカルトはありえません。いえあるんです」
イオン発生器:「空気中に特殊なイオンを散布することで音の波形を整える」
オーディオマニアなら思わず苦笑いしてしまいそうな毒のある台詞で次々と製品が紹介される。プリアンプがないとかノーチラスはユニットの数だけパワーアンプが必要とか、ハイエンドコンポにはXLRバランス・ケーブルでしょとか、色々ツッコミを入れてしまった。
「予算の都合上マイ電柱を立てるのは諦めた」と言っていたが、タモリクラブの話では300万円で立つとのことだった。これだけの機器が買えるのであれば余裕で立てられるだろう。
こうして真理に到達した答えが「アイドルの歌は生歌に限る!」というオチだった。
エンディングアニメーションのテロップで「秋葉原協力店舗」が4画面に渡り流れる。アニメ、コミック、フィギュア関連店舗は当然として「エディオンAKIBA」「オノデン」「ドスパラ」「ソフマップ」「TSUKUMO」「LABI秋葉原パソコン館」「富士無線」「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」と多くの店が協力している。
この中にオーディオ関連で協力したショップはなさそうだ。デザインが似過ぎていてメーカーばかりか型番が分かりそうな機器を登場させて毒のある台詞で紹介して問題にならないのか?放送後の影響が気になる第3話だった。(^_^;;
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