12回予定の「aVACホームシアター大商談会2011ウインター」詳細レポートの第9回目は「11/27(日) 13:00〜14:00 marantz NA7004+PM-13S2+SA-13S2:説明員デモ」だ。エントリークラスのネットワークオーディオプレーヤーの音質を確認するため参加した。
構成はNA7004 (税込9.8万)+PM-13S2 (税込26.3万)×2台+SA-13S2 (税込26.3万)+B&W 802Dia(税込105万)×2本の2ch構成だ。SA-13S2のDACを使いPM-13S2を2台用意してB&W 802Diaをバイアンプ駆動していた。
説明員はネットワークオーディオの魅力として「ハイレゾ音源を聴けることと、リッピングを行うことで自分の持っているCDコレクションを思い出す効果がある」と語っていた。欧州米国ではDRM(デジタル著作権管理)廃止へ向かっておりネットワークオーディオの追い風になるだろうとのことだ。
試聴曲はCDフォーマット3曲にハイレゾ音源3曲だった。
1)村治佳織:プレリュード より 愛はきらめきの中に 44.1kHz/16bit
2)Yucca:竜馬伝 より 想望 44.1kHz/16bit
3)森川七月:& JAZZ より Your song 44.1kHz/16bit
4)スーザン・ローゼンバーグ:Out of time and country よりGullesol 96kHz/24bit
5)KENT POON:Audiophile Jazz Prologue より アイ・シュッド・ケア 96kHz/24bit
6)トーマス・エンコ:ウィンドウ・アンド・レイン より LOVE(ラヴ) 96kHz/24bit
説明員から「ルーターには無線LAN機能が内蔵されている機種が多くノイズ源になりやすいのでハブをかませてオーディオ装置から離したりアイソレーターを使ったりする工夫が必要です。」とアドバイスがあった。ハードディスクにはアンプ用部材のヒートシンクを貼り付ける改造を施して熱トラブルを防止しているとのことだ。
B&W 802Diaを使いながら試聴曲に交響曲等スケール感のある曲を採用していないので、クリアな良い音を聴かせてくれただけで終わっていたのは残念だった。802を活かそうと工夫していたがこのクラスの製品ではまだ力不足だった様に感じた。もう少し音量を上げてくれればまた印象が変わったかもしれない。
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