12回予定の「aVACホームシアター大商談会2011ウインター」詳細レポートの第7回目は「11/26(土)17:00〜18:00 YAMAHA RX-A3010:説明員デモ」だ。最新AVアンプのパフォーマンスを確認するため参加した。
構成はRX-A3010(税込26万)+BDP-93NXE(税込15.8万)/DMR-BZT900+FOCAL Chorus 826V Eb(税込15.8万)×2本+Chorus 806V Eb(税込6.3万)×4本+Chorus CC800V Eb(税込20万)+Chorus SW800V Eb(税込20万)+三菱LVP-HC9000D(税込30万)+スクリーン キクチ120インチの9.1chだ。主にBDP-93NXEを使いBD-R再生にDMR-BZT900を使用していた。
説明員から筐体の5番目の脚A.R.T. Wedgeについて「これを装着したことで低音が沈むようになりました」と話があった。「10万円以上のモデルについて新しいブランド名AVENTAGEを付けました。海外では下位モデルもあるのですが日本のAVアンプ市場は小さく売り分けが難しいのでこの3モデルに限定しました」と販売戦略の解説があった。
試聴SACDと視聴BDは次の通り。
1)ホテルカリフォルニアSACD Multi-ch:ホテルカリフォルニア
2)ブレードランナー[BS HG録画]:レプリカントからの逃亡
3)バーレスク:エンディングのステージシーン
4)9<ナイン>9番目の奇妙な人形:初めての仲間のシーン
5)スターウォーズEPIII:グリーバス将軍との対決シーン
6)佐渡裕 ベルリン・フィル定期デビュー[BS HG録画]:6/11放送
7)25th Anniv Rock & Roll Hall Fame Concert:Simon & Garfunkel Bridge Over Troubled Water
フォーカルChorus 800Vシリーズによる9.1ch構成でその分解能力と音場感はSC-LX85に引けを取らなかった。シネマDSPは声にエコーが付かないのが美点だ。“セリフ位置調整”機能があり0から5まで高さを調整できるが「値を大きくすると(フロントプレゼンススピーカーへの振り分けが大きくなり)音質が劣化します」と適切な使用方法の説明があった。
「ミュージックエンハンサーは圧縮音声の高音域1オクターブと低音域1オクターブを伸ばします」という説明通りHG(2倍)モードで録画したBSデジタルの映画や音楽番組でもAAC音声がちゃんと楽しめる音質になっているのには感心した。少々音が硬くなったように聴こえたが有効な機能だ。
デモにHG録画の番組を使うとはどんな意図があるのかと思っていたら「93NXEとBZT900を切り替えて使用していますが画質の違いが分からないと思います。HQV Vidaビデオプロセッサーを使えばHG録画した番組も綺麗に楽しめます」と説明があった。なるほどIDT社VHD1900は高性能のようだ。でも「テレビ録画は一期一会」と言っている麻倉氏が知ったら嘆きますよ。(笑)
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