12回予定の「aVACホームシアター大商談会2011ウインター」詳細レポートの第5回目は「11/26(土) 14:00〜15:00 シューアウト:麻倉氏」だ。
エントリーは入り口側から1)EPSON EH-TW8000/EH-TW6000 2)MITSUBISHI LVP-HC9000D/LVP-HC7800D 3)SONY VPL-VW30ES/VPL-VW95ES 4)JVC DLA-X30/DLA-X70R の4メーカー8機種だ。機器構成はスクリーンuncine N-EH100AW(税込8万)+AVアンプ(不明)+BDプレーヤー(不明)+スピーカー(不明)だった。真っ暗で見えないし撮影も出来ず不明が多い。(苦笑)
この回ではEH-TW8000、LVP-HC9000D。VPL-VW30ES、DLA-X30 の4モデルを比較視聴した。視聴ソフトは次の10作品で全て2Dだった。
1)監獄ロック:監獄ロックを歌うシーン -> モノクロ諧調を確認
2)ラスベガス万歳:プールのシーン -> 青の表現を確認
3)ジジ:伯母さんの部屋のシーン -> 赤の表現を確認
4)雨に歌えば BS録画:雨に歌えばを歌うシーン -> 雨に濡れた服の表現を確認
5)スペースカウボーイ:宇宙のシーン -> コントラストを確認
6)スターウォーズEP.III:宇宙のシーン -> コントラストを確認
7)許されざる者:エンディングシーン -> 夕陽の表現を確認
8)ウエスト・サイド物語:トゥナイトを歌うシーン
9)きみに読む物語:ウエディングドレス披露シーン -> 色彩表現確認
10)今井美樹25th Anniversaryコンサートツアー2011 BS録画:冒頭シーン
さすが4社とも毎年新製品を出し続けているメーカーだけあって画質の差は小さい。メーカー推奨のモード設定ではどのモデルも画質の水準は高くデバイスの特徴はあっても好みで選んで問題ないと思う。
青みが強い(色温度が高い)様に見えたのはHC9000D>VW30ES>X30>TW8000だった。モノクロ映画では黒に見えるのがHC9000DとVW30ESでセピア色に見えるのはX30、TW8000だった。私的にはX30が一番自然な色合いに見えたがTW8000は温かみが感じられて好ましい。
次のソニーブースは混みそうなので早めに会場を抜け出して向かった。
翌日も10:30から見比べていたがLVP-HC7800Dで「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」をじっくり観ていてもレインボーノイズは字幕に一瞬出る程度で気にならなかった。
私なりに今年のプロジェクターを寸評するなら、
・価格重視ならEH-TW6000(税込17万)、フルHDで3Dも明るいのにこの値段。
・3D重視ならLVP-HC7800D(税込33万)、高画質3Dは感動もの、2Dも良い。メガネの装着感が選択の分かれ目。
・4K重視ならDLA-X70R(税込72万)、この解像度と質感はHDとは別物だ。
・将来性重視ならVPL-VW1000ES(税込151万)、この大きな筐体を設置出来るなら是非。
ということになる。偶然なのか4製品はほぼ倍の価格構成で並んだのは興味深い。(値段は価格コム調べ)
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