デジカメWatchの記事によると『2012年春に「最高級のミラーレスシステム一眼を投入する」と明言。35mmフルサイズセンサーをしのぐ解像感や低ノイズを実現予定と話した。同社が「Xミラーレス一眼」と呼ぶ同システムについて、現時点ではモックアップやイメージ写真などは一切なく、詳細は2012 International CESで明らかになるとしていた』とのことだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111005_481838.html
これでオリンパス/パナソニック、ソニー、ペンタックス、ニコンに続く6社目の参入となる。このニュースを聞いた時に「富士フイルムはデジタル一眼レフではニコンのOEM供給受けていたからミラーレスでも”Nikon 1”のOEMを受けるのかな?」と思っていた。ところが内容を良く読むと『35mmフルサイズセンサーをしのぐ』との発言がある。こうなるとOEM案はありえない。
何故ならニコンはデジタル一眼レフ市場を食わないよう”Nikon 1”の仕様を決め、その代わりに撮影機能に新たな提案を出してきたと考えられる。ところが富士フイルムの発言は完全にデジタル一眼レフのシェアを取りに行くと言っている。自社開発だから『レンズの品揃えなど開発コストが大きく掛かる一眼市場への参入で試される富士フイルムの本気』といった内容の日経の分析記事が掲載される訳だ。
一消費者として各社独自のレンズ規格が乱立するよりオープンなマイクロフォーサーズを採用してくれた方が嬉しいのだが果たしてどんなシステムとなるのだろうか。全ては2012/01/10(火)から13(金)まで米国・ラスベガスで開催される世界最大の消費者家電見本市2012 International CESで明らかになる。
ところで09/02(金)に3Dコンデジの比較記事を書いたがFinePix REAL 3D W3の後継機種の発表が未だにない。富士フイルムはドイツ・ベルリンで9月2日(現地時間)から開催された「IFA(Internationale Funkausstellung Berlin)2011」においてデジタルフォトフレームの新製品「FinePix REAL 3D V3」を展示したが、その時にも何も発表は無くW3がセットで展示されていたと聞く。今はすっかりXシリーズ開発にリソース集中ということなのだろうか。期待していただけに残念だ。
http://www.fujifilm.com/news/n110901_03.html
こうなるとCEATECで展示されていた年内発売予定のパナソニック二眼3Dデジタルカメラの正式発表が楽しみだ。
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