・DLA‐X90R B:ブラック 1,050,000円
・DLA‐X70R B:ブラック 892,500円
・DLA‐X30 B:ブラック、W:ホワイト オープン(予想実売価格398,000円)
http://www3.jvckenwood.com/press/2011/dla-x90r.html
プレスリリースによると3モデルの特徴は以下の通り。
・DLA‐X90R:画質や機能を盛り込んだプレミアムモデル
・DLA‐X70R:e-shiftテクノロジーを採用し4K(3840×2160画素)の高解像表示を実現。大画面スクリーン表示でもグリッドが目立たず、緻密で滑らかな映像を再現
・DLA‐X30:3D時の明るさを従来比で約1.7倍に高めるとともに、2D映像を3Dに変換するなどの3D機能を充実させたエントリーモデル
今年のモデルで気になる技術は以下の2つ。
1)NHK、(財)NHKエンジニアリングサービスとともに共同開発した小型スーパーハイビジョンプロジェクターに搭載されているe-shiftテクノロジーを初めて家庭用向けに展開。
2)映画制作などで実績のある業務用3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」の「2D-3Dコンバーター」機能をホームプロジェクター向けにチューニングして搭載。
私の視力は1.0前後だが2.7メートル位置からHD映像を100インチで観ていてもグリッドや解像度不足が気になったことはない。だからもし今年プロジェクターを買う検討をしているとしたら2倍の金額を出して4倍の解像度を取るか否かでかなり悩むことだろう。
一方2D-3D変換された映画の3D効果はイマイチな作品が多いので過大な期待は禁物だが、業務用チューニングがどの位の性能か気になる点だ。
素直に羨ましいと思うのは次の2点だ。
1)3D専用ボタン2つが追加されたリモコン同梱。昨年のリモコンは3Dフォーマットを順送りするのが面倒なだけにこれだけでも欲しいくらいだ。
2)新3DメガネPK-AG2はUSB充電が可能で小型軽量タイプになり低価格化されている。現行のPK-AG1は重いしボタン電池の寿命に注意しないといけないのが面倒だ。CEATECのパナソニック・ブースで実感したがやはりメガネは軽く3D映像は明るい方が快適だ。
結論として外見こそ同じだが中身は大幅に強化されており、私を含め去年のモデルのユーザーは悔しい思いをしそうだ。ただ100万もするプレミアムモデルが毎年モデルチェンジと言うのはデジタル商品ならではの寿命の短さとは言え悲しい。
「なんでフラグシップすぐ死んでしまうん?」
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