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2015年07月07日

【詳細版】大商談会夏15「オンキヨーTX-NR646のトップスピーカーの設置場所はどこがベストかテストしてみた」

スクリーンにBDP-LX88起動時のPIONEERのロゴが大きく映し出された。オンキヨーの担当者は挨拶の中で「今まででしたら他の映像に切り替えていた所ですが、パイオニアと一緒になったことで表示しています」と説明した。

8回予定の「アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第5回目は15/06/28(日) 11:30〜12:30 ONKYO:トップスピーカーを極めろだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

 ハードはAVアンプONKKYO TX-NR646(B)、プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、スクリーン スチュアート140インチ、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40R、キャバスEOLE3×2本×3か所、イネーブルドスピーカーSKH-410(B) ×2本というシステム構成だ。

視聴ディスクは以下の通り。
 1) 「Legends of Jazz」より「2. My Funny Valentine」
 2) DOLBY ATOMOS DEMOより「AMAZE」と「LEAF」×6セット
 3) ATOMOS「ゼロ・グラビティ スペシャル・エディション(初回限定生産/2枚組)」
 4) U-571

TX-NR646はキャバスのスピーカーをしっかり鳴らして迫力のあるサラウンドを聴かせてくれたが、やはり価格的に音が荒々しく情感が伴わない様に聴こえる。この点は昨日のパイオニアVSA-1130も同じ傾向だ。

7.1ch対応AVレシーバーTX-NR646による5.1.2ch構成でトップスピーカーの位置をフロントハイト、トップフロント、トップミドル、トップバック、バックハイト、イネーブルドスピーカーの6か所の位置に切り替えてアトモス効果がどう変わるか「アメイズ」と「リーフ」で比較視聴した。

ただしスピーカー自動初期設定AccuEQ Room Calibrationはトップミドルで行い、その設定のまま他のスピーカーに切り替えると言う変則テストでミドルが有利な条件だった。これは切り替える度に毎回自動設定を行う時間がないという制約の為で致し方ない。

私的にはトップフロントもなかなか効果的な音場を聴かせてくれたと感じた。興味深い体験だったが、さすがに同じトレーラーを6セット視聴すると飽きてくる。どちらか1本で良かったと思った。(@_@)

会場には夫婦が1組いた。どうやらアトモス導入の為には、奥様にトップスピーカー設置を許可してもらう必要があるらしい。「こんなに沢山のスピーカーが必要なの!?」「こんな大きなスピーカーを天井には取り付けたくない。」といった声が漏れ聞こえてくる。

トップスピーカー位置変更比較試聴が終わった時に奥様から「トップスピーカーが無い時の音を聴きたいです」とのリクエストがありトップスピーカーのケーブルを抜いての視聴があった。サラウンドモードを5.1chに変更せずアトモスのまま再生したのでアメイズの雨は小雨になるし雷は遠くで鳴るだけとスカスカのサラウンドだった。

これなら奥様も間違いなくトップスピーカーの効果を実感して設置を許可することだろう。アバックさん、グッドジョブだ!

何度も見ているうちにドルビーアトモスデモディスクのメニューが変わっており収録作品も昨年末と異なっていることに気付いた。増えたコンテンツも見たかった。

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