ハードはカーヴド・スクリーン スチュアート117インチHD130G3(税別99万円)とシュナイダーアナモフィック・レンズCDA1.33X(約146万円)に交換され、他は前回同様プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、AVアンプSC-LX88、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
HiVi6月号P52の「いまこそ見直そう シネスコ・カーヴド・スクリーンの世界」を体験出来た大変有意義なイベントで映画の達人 久保田明氏もゲストとしてトークに参加していた。とにかく視聴した映画に関するうんちく話が面白く映画マニア&AVマニアのオフ会トークが楽しめた。
視聴ディスクは以下の通り誌面をなぞる視聴ディスク構成となっていた。
1) ゴーン・ガール
2) ブレードランナー
3) わたしを離さないで
4) FURY / フューリー
5) 椿三十郎
6) “スウィート・サマー・サン" ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013
7)ジョーズ
アナモフィック・レンズを使うと解像度と明るさを犠牲にせずシネスコ映画が楽しめるという説明通り、ズームでシネスコサイズに合わせた映像との比較で大きく画質の差を付けていた。画のパワーが違い映画の魅力で目が離せなくなる。
「このセットで約300万円、スクリーンを常時セットしておける人向けのシステムです」との説明に参加者は大笑い。スチュアートのスクリーンはワーナーやディズニーが採用しておりこのスクリーンに映し出される映像こそが標準です。確かに高価ですがAV規格が変更されてもそのまま長く使えるので実はお買い得ですとの説明があった。
最後に久保田明氏からこの夏公開される映画の紹介がありイベントは終了した。
それにしてもLS10000のパーフェクトブラックは凄い。レーザー光源を消していると言う動作原理通り真っ暗になる。解像感もVPL-VW500ESに匹敵しており色彩も豊かだ。初のレーザー光源ということで何かしら気になる点があるのではないかと思っていたが、これは完成度が高い。ライバルモデルは発売から1年以上経過して価格的にこなれてきているだけに値段が高く感じてしまうが、4Kプロジェクターの選択肢にエプソンが加わったことは大歓迎だ。
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