毎回冒頭に「これは、極東の国日本を訪れた、我々家族の100日間の冒険の物語」というナレーションが入るのだが、”極東”という言葉が妙に引っ掛かる。
これは今から20年ほど前に会社で流れた通達が影響している。”極東 (Far East)”は欧州を中心にアジアを見た地理的距離を意味した言葉で差別的だから今後使用せず、”東アジア (East Asia)”を使うようにと指示があった。
この時、FEに住んでいる私は特に見下されているとは感じていないし、「エフイー」という音が好きだったので残念、EAではエレクトロニック・アーツと間違えそうだ、なんて思っていた。
まるで日本語入力システムをMS-DOSではFEP(Front End Processor)と呼んでいたものを、WindowsになってIME(Input Method Editor)と言うようになったみたいだ。
この番組は二か国語放送なので英語音声を聞くことが出来る。気になり確認したところ、英語では”This is the story of our family, one hundred days adventures in Japan.”と”Far East”は使っていない。
放送前に『英国一家が日本を食べちゃうワケ』という48分の特別番組も放送され、毎週面白く観ているだけに無自覚に”極東”と言っているの余計に気になってしまう。(^_^;;
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