病と言えばオーディオを趣味としている人達が患う病気として恐れられているのが”電線病”だ。(笑)
幸いなことに私は今までこの病気に感染したことが無い。その理由はただひとつ。オーディオと異なりビジュアル機器の進歩は早く機器買替で予算ギリギリ。それに伴う端子の移り変わりが激しいからだ。
映像信号を送るだけでもRCAピンケーブルから始まり、S端子ケーブル、D端子ケーブル、そして今はHDMIケーブルを使用している。音声信号も同じくRCAピンケーブルがHDMIケーブルに置き換わっている。映像と音声信号を伝達出来ると言えばi.LINK端子ケーブルもある。
ピュアオーディオ環境であればアナログのRCAピンケーブル、またはバランスケーブル(XLRタイプ)の2種類が今も現役だから高価なケーブルを購入しても無駄になることは無い。
HDMIケーブルが主流になり今後はコネクタの形状が変わることはないと思いたいが、本格的な4K時代となりHDMI2.0 LEVEL Aの18 Gbpsに対応した機器が増えてくると今までの1.4対応のケーブルだとその性能を発揮出来ない可能性がある。その時はやはり買い替えることになるだろう。
だからと言って音と映像が出れば良いと言った安いケーブルを使っていては機器たちが可哀想だ。そこで私は以前から日本メーカー製のハイグレードタイプのケーブルを使っている。
現行モデルで言えばSONY イーサネット対応HIGH SPEED HDMIケーブル 1m(ハイグレードモデル) DLC-HJ10HFやPanasonic HDMIケーブル(1.0m)ブラック RP-CDHX10-Kといったきし麺タイプのケーブルだ。ケーブル素材やコネクタの堅牢さを考えると海外メーカー品に比べて良心的な価格設定だと思う。
それにしても使わなくなったRCAピンケーブル、S端子ケーブル、D端子ケーブルの山を見るともったいない。この中でアナログ音声用RCAピンケーブルはAVプリアンプでも購入した際にはパワーアンプとの接続用に使えるが、アナログ映像信号ケーブルに再利用の道は無い。何か良い処分方法は無いのだろうか…?
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