その理由として私は勝手に以下の理由を推測した。
1)一般消費者はタイムシフト視聴にはテレビの録画機能で十分なのでブルーレイレコーダーを買わなくなった。
2)性能と機能が成熟して6か月ごとに新製品を発売しようにも差別化が難しくなった。
3)HDMI2.0登場や6/2(月)4K試験放送開始がありトレンドが変わる節目を見極める必要があった。
その結果「チャンネルまるごと録画」と新しい使い方を提案出来る全録DIGAの発売に落ち着いたのだろう。パナソニックのテレビにタイムシフトマシンが無いという弱点も補強出来て一石二鳥だ。
録画した番組を見る時間が足りなくていつもHDDの空き容量10時間以下だし、何とか空ける為に毎月BD-REを20枚位焼いている。そんな録画中毒患者が全録マシンを導入したらもっと恐ろしいことになるのは明らかなので手を出せないでいる。(冷汗)
確かに録画予約ミスが無くなるのは嬉しいが、見もしないのに延々と録画し続けると言うのは電気代がもったいなくてでんこちゃんに怒られそうだ。(笑)
この2機種で春の新製品は打ち止めと思ったら6/4(水)にBZT665が発表された。トリプルチューナーHDD 2TBモデルのBZT760のハードディスクを1TBに半減したモデル、またはダブルチューナーHDD 1TBモデルのBWT660のチューナーを3器に増強したモデルと言う位置付けで6/20(金)発売だ。
何故この時期にこの様な仕様のモデルを新発売する必要があったのか。一番の理由は他社にトリプルチューナーHDD 1TBモデルがあるからと価格comで調べて見ると同仕様のSONY BDZ-ET1100が6.1万円となっている。一方DMR-BWT660が4.4万円、DMR-BZT760が6.2万円だから価格競争力は十分にある。
それでもHDDは2TBもいらないけどトリプルチューナーが欲しいと言う要望が多かったのだろうか。予約価格は7.8万円と割高に感じられるが最終的には6万円台に落ち着きそうだ。ラインアップの穴埋めモデルなのでAV Phileの話題にもならないだろうが、型番から意外と面白い販売戦略が透けて見えてくる。
秋の新製品はHDMI 2.0 4K/60p出力や4K放送チューナー接続対応といった機能強化が期待出来るだけに楽しみに待つことにしよう。
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