『Harry Potter and the Half-Blood Prince
(ハリー・ポッターと謎のプリンス)(2009)』
<観賞2度目>
(ハリー・ポッターと謎のプリンス)(2009)』
<観賞2度目>
<個人的な評価:10点中9点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
Caution SPOILER
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
Caution SPOILER
6作目。
ホグワーツ魔法魔術学校の6年生となった魔法使いハリー・ポッターが、史上最悪の魔法使いヴォルデモートとの対決に備え、ヴォルデモートの過去と弱点に迫る一年間。
これも暗い。
前章は恋愛脳のバカ学生ばかりで、惚れ薬がでてきたり、笑えたり、面白かったりする部分もあったが、後半がかなりシリアスで暗い。
アルバス・ダンブルドアが、死んでしまう話だ。好きなキャラなので残念だし悲しすぎる。
観賞2度目だから死ぬのはわかってたけど、やっぱり泣いた。
あの新キャラのおじいちゃん先生は結構好き。優等生を集めて食事会とか笑。
贔屓しているけど、そういう贔屓は私は別にいいと思う。金持ちだけを贔屓しているわけじゃないし、優秀な生徒を贔屓しているようだ。そういうのは、競争社会には必要。学生時代から、人生は平等じゃない、もっと努力しろ!ってのを子供に身にしみて教えないと、社会人になってから困る。
もちろん勉強だけじゃなく、人間関係の面でも、精神を鍛えないと、社会人になってから困る。
(私の通ってた学校は競争が激しかったし、なんでもかんでも、順位を出してる学校だったから、ある意味、今の自分があるのは、その学校のおかげと親の教育のおかげだと思っている。)
次は、ついに、本格的にHorcruxes 探しの旅か。
それにしても、ハリーは、魔法使いとして凄く強くなったなー。
ちなみに、やっぱり、敵側でも、ナルシッサやドラコには、人間らしさが感じるし、ヴォルデモートの狂信者というより、ヴォルデモートを恐れて、脅さられて仕方がなくという感じがする。
対して、ベラトリックスに関しては、もう完全にヴォルデモートの狂信者で、『悪』そのものだ。
ヴォルデモートは、可哀想な生い立ちだが、光の道、闇の道、選ぶ事ができたのに、闇の道に進んでしまったんだな。残念だけど、それは彼自身の哀しく切ない生い立ちもあると思う。ハリーの両親と違って、ヴォルデモートの両親は愛し合ってたわけではない。この章では、まだ明らかにされてないけど、ヴォルデモートの母は、醜い魔女で、惚れ薬で人間であるヴォルデモートの父親とくっついた。惚れ薬使う時点で、母親もダメだな。まあ、精神的にも頭がおかしい魔女だったけど。そして父親の方も惚れ薬がきれたら、あっさりと母子を捨てた。まあ、これもしょうがない。元凶は惚れ薬だし。つまり、ヴォルデモートは愛しあってできた子供ではない。自分の出生を知って、自分とはなんなのか、自分の存在意義はなんなのか、彼は愛に飢えていたと思う。でも両親がクソでも、まだ光の道に進む事は出来た可能性もある。だが、彼は闇の道を進んでしまった。
それでも、私は、ヴォルデモートが可哀想なキャラだと思う。
両親にも愛され、友人にも恵まれたハリー。最後に何を選ぶかは自分自身だけど、その選択は今までの環境で左右する。人は環境によって、善にも悪にもなれる。
1作〜6作のキャラとそれぞれの個人的な好感度(毎回変動します。)