【銀魂】ネタバレ 最新640話 『おもしろきこともなき世をおもしろく』
鬼兵隊を襲う爆炎…!!
次々と炎に呑まれていく鬼兵隊…
過去回想――――
牢獄の中で話をする高杉と万斉…
高杉「どうせ国に裁かれここで果てる身なら 俺のために死なねェか」
万斉「ならばお前は何のために死んでくれる」
高杉「死なねェよ
誰の屍を踏み台にしようと この国を踏み潰すまでは」
高杉「俺は死なねェ」
率いるのは悪のカリスマ――。
炎に飲み込まれる寸前のまた子…
後ろを振り返る高杉…
手を伸ばそうとした瞬間…
万斉「晋助ェェェェ!! 」
高杉の代わりにまた子の助けに入る万斉…
万斉「走れェェェェ!!」
ドドォォ!
辺り一面が爆炎に包まれる…!
爆風に後ろに吹き飛ばされていく高杉…
そして、爆発に巻き込まれ瓦礫の下敷きになる万斉…
また子「先…輩…」
また子「万斉先輩!! 先輩!! 先輩!!」
万斉「足を 止めかけたな
晋助 約束は護ってもらわねば困るぞ
誰の屍を踏み台にしようと 目的を果たすまでは死なぬ
そう言ったのはお前にござる」
ドゴォォン!
また後方で大きな爆発が起こる…
万斉「まだ我らの目的は果たされておらぬぞ
立ち止まっている暇などないはず」
万斉「走れ 晋助」
また子「なっ何言ってんスか先輩!!
こんな所に先輩をおいていけるワケ……」
ドォォン!
また子「ぐっ!!」
高杉「時間がねェ いけ また子」
また子「晋助様!!」
高杉「お前の言う通りだ万斉
確かに俺は誰の屍だろうと踏み台にするといった」
高杉「だがお前 まだ生きてるじゃねェか
弱音は屍になってから吐きやがれ」
ゴパァ
刀で万斉の上に積み重なっていた瓦礫を吹き飛ばす…!
高杉「万斉 俺は俺の目的のために地に転がってった屍道を
一つたりとも無駄にするつもりはねェ
そいつは踏みしめ ここまで登ってきた
だが そこに最後に転がる屍は もう一つだけでいい」
万斉の手を引っ張り上げる…
高杉「万斉 お前も約束したはずだ」
高杉「俺のために生きろ 俺が屍になるまで隣で戦え」
「な…なんんてマネを」
「解放軍…我等を排除するため自らの母船も捨てる覚悟か!」
武市「いえ あえて放棄したのです
主要施設以外のエネルギー供給を断ち 放棄した施設と共に侵入者を排除
それらのエネルギー全てを火之迦具土神にそそいでいる
范堺殿の計算からいえば 発射までの時間は 15分
それが この世界に残された寿命です」
「じ…15分だと!! たったそれだけの時間で何が…!!」
武市「范堺殿 何か方法は」
范堺『わし一人では手に負えん
だが外部と連携し エネルギー回路を破壊すれば
しかしそれも一時的な引きのばし 15分もすればまた…』
ドドォン!
武市の乗る船にも大きな爆発音が鳴り響く…!
「たっ…武市様!! あれを!!」
『解放軍全艦隊がこちらへ…!!』
ドドォォ!
『総攻撃です!! 守りを捨て全艦隊がこちらへ攻めてきます』
圓翔「15分だ 15分間敵の動きを止めろ
それで終わる 何もかも全て」
『武市』
高杉「きこえるか 俺達の現在地を教えろ
敵の攻撃で本隊と分断された
合流は困難 このまま火之迦具土神制御中枢に突入する」
武市「晋助殿 猩覚殿と馬董殿がやられました
桂・坂本等も部隊も消息が不明のようです
こちらも敵の総攻撃を受け身動きがとれません 援軍は望めない
そこにいる手勢だけで対処していただくより他はない
晋助殿 そこに仲間は何人残っていますか」
高杉「全員いるよ」
高杉「鬼兵隊は ここにいる」
武市「……… そうですか
ならば信じましょう そして信じてください
火之迦具土神は発射まで15分です
ですが 私がこれを30分まで引きのばします」
「武市様!! まさか…」
武市「それまでに火之迦具土神を止めてください」
武市『火之迦具土神制御装置はその先です
巨大な空間ゆえ私の案内なしでも解るはず
いえ そこからは 参謀の小賢しい智恵が通じる世界ではない
理屈では勝てない』
武市「ゆえに私はもう参謀はやめます」
武市「理屈をまとったままでは 奇蹟など起こせませんから
小型艇を用意してもらえますか」
「 !! 」
武市「同行は必要ありません 出撃の準備だけ至急お願いします」
また子「武市先輩 何するつもりっスか!!」
『先輩!! 先輩ィィ!!』
過去回想――――
高杉に剣を突きつけられる武市…
高杉「――何故剣を抜かねェ お前 俺を捕まえるために来たんだろう」
武市「しっているからですよ 天地がひっくり返っても
我々は高杉晋助を倒す事はできない事を」
高杉「そこに転がる連中よりは利口らしいな
だが負けると解っていながら何故ここに来た」
武市「それ以上にしっていた 同心に人を裁く権利はない
職権を乱用し意にそぐわぬ民を虐げてきた彼等こそが断罪すべき罪人です
利用されたのが気にくわないならやりなさい それ程この世に執着はない
私はこの世がどうしようもなくつまらぬ事を
慮外の事など何一つ起こらぬ事をしってしまった」
フッと剣を引く高杉
高杉「悪いな」
武市「!!」
高杉「俺ァ 人の思う通りになるのが何より嫌いでね
もし俺の性格を読んで一芝居うったんならたいしたもんだ
参謀にほしいくれェだよ」
武市「お…お待ちを」
高杉「お前は聡いわけじゃねェ 諦めが早ェだけだ
賢い振りしてやる前から諦めて逃げ回ってりゃ
想定外の事なんて起こるワケもねェ」
武市「諦めずにそうしてあがいていれば この国も倒せるとでも」
高杉「さあな だが面白くねェ世はいきていくには
奇蹟の一つくらい信じねェとやってられねェだろ」
武市「(――あの頃なら諦めていたんでしょうね
まさかこの私がこんな無謀な賭けをやる事になるとは
全くの想定外でした
だが晋助殿 アナタの言う通りです)」
「武市様!!」
「我々も一緒にいかせてください!!」
ここから見る この世は
なかなか面白い
だから私も信じましょう
アナタ達がこの世をつないでくれるという奇蹟を
鬼兵隊参謀の決断とは――。
万斉イケメン
万斉かっこいい!!!
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ためらう高杉www
その間に万斉がまた子の元へ
その間にwww
ダサ杉がためらってる無駄な時間の間に