<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
これはSFサスペンスの部類だろうか。けっこう面白かった。
不思議なプライベートビーチに訪れた観光客たち。実は彼らは全員が知らない間にとある研究の実験体になっていたという、SFサスペンス。
そのプライベートビーチには一度入ると二度と出られない。
そのビーチでは、浦島太郎のような現象に侵される。
それぞれ、様々な形で、急速なスピードで、老いていく者たち。
精神を病むものもいれば、愛を深めていくものもいる。そして決して諦めないものたちもいる...
子供たち3人の成長が一番、目でわかりやすい。どんどん成長していく。
身体が成長しているだけじゃなく、精神も成長しているが、やはり凄まじいスピードなので、成長しても、頭の中は、大人+子供の両面性がみれる。
幼児が思春期になり大人になり、出産までしたのは驚いたが、人間が一生のうちで迎えるであろう現象が、いっきに、きているのだから、自然といえば自然なのか。動物なみに。
その後も、中年になっていく....
主人公の男の子は、本来ならば、5歳のはずなのに、最終的には、50歳ぐらいの中年男性になっていた。
彼は、姉と一緒にビーチから出る事ができたのが幸いだった。
しかし、両親は老いて死んでいき、他のものたちも死んでいった...
彼らが助かったキッカケは、あの少年の暗号メモのおかげだね。
最後から最後までテンポがよく、スッキリまとまった映画だった。
死んでしまった両親は無念だけど、最後は愛を深めて死んでいったのかな...
そう思うと、切ないが、良かったのかな。
少なくとも、他の者たちのように、激しく苦しみ死んでいったのではないのだから。
父親の方は見た目的には、そこまで老いてなかったが、脳内は、もう痴呆症の老人になっていた。
怖かったのは、もう一人のファミリーの、若い美女妻。
彼女は、骨がバキバキっていって、奇形になって死んだ。あれは恐ろしい。
こんな不思議なビーチ、もしくは、こんな特別な場所が、この地球にもしかしてあったりして??
ありえないような話だが、モンスターが出てくるとか幽霊が出てくるとか、そういう事より、科学的に、もしかして、ありえそうかも?と感じさせてくれるような、SF映画だった。
こういうヤバい場所は、日本にはないかもしれないが、広いアメリカや、地球上にある多数の無人島にはあるかもしれないね。そして、アメリカ政府や、ロシア政府とか、とにかく権力者が、管理していて、一般人立ち入り禁止になっているから、私らには、わからないだろうね。
とある場所だけ、時の流れが違う....
なんかロマンがある話だが、かなり怖いな。
こんな形で、年とって死にたくはないな。