https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1734/0 の続き
神戸23
★北野異人館巡り『風見鶏の館』
★北野異人館巡り『風見鶏の館』
神戸北野異人館の中で一際目立つ存在、そして私が昔から最も行きたかった館、『風見鶏の館』についに行く事ができました。
風見鶏の館を始めてしったのは、金田一少年の事件簿の異人館村殺人事件から・・・
そこに風見鶏の館が出てくるんですが、それはフィクションですが、それと同じ名前の館が存在すると知って実在する風見鶏の館に興味を持ちました。
そして、去年、神戸異人館巡りの後半に、この館を訪れました・・・
やはり外観は、どの館よりも綺麗でインパクトありますね。
色んなアングルから、まるで絵本の中から飛び出てきたかのような美しい赤レンガからなる風見鶏の館の写真を撮りました。この日はあいにくの雨空でしたが、逆光がないおかげで、しっかり現場をおさえられたかと思います。
風見鶏の館は、旧トーマス邸宅ともよばれています。
明治37年(1904年)頃に、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の自邸として建てられました。
建物の設計に当ったのは、ドイツ人の建築家ゲオルグ・デ・ラランデ。
(明治30年代後半から大正初期にかけて日本で活躍した建築家)
重厚な煉瓦造りの外観で屋根上の風見鶏を特徴とする西洋館です。
名前の由来は、その風見鶏により、風見鶏の館と呼ばれています。
現在は国の重要文化財に指定されています。
ZOOM!
まるでファンタジーの中の洋館ですね。
さて、風見鶏の館・・・
この風見鶏が意味する事はご存知ですか?
日本では珍しいかもしれませんが、アメリカの住宅では、たまに見かけます。
風見鶏はその名の通り、風向きを知る役目をもっています。
それだけじゃないんです。
実は雄鳥は警戒心が強いことから魔除けの意味や、またキリスト教の教勢を発展させる効果があるといわれてきました。風見鶏=魔除けでもあるのです。
風見鶏の館の説明ボード。
近くには、こんな可愛らしい像が!
笛を吹く少女と猫!猫が少しぽっちゃりで可愛い。
次は内装です。
家の中は、とても落ち着いた色合いの内装と家具ばかりでした。
1階に玄関ホール・応接間・居間・食堂・書斎があり、2階には夫婦の寝室・子供部屋・客用寝室・朝食の間などがあります。
また、トーマス氏の家族写真から、優しそうな家族という印象がありました。
優しそうな夫婦にお人形のように可愛らしい一人娘。
幼い写真からも、優しさがにじみ出ているような、なんとなく可愛がられて愛されて育ったんだなと良い印象を感じ取る事が出来ました。
室内の意匠は、部屋によって変えておりますが全体にドイツ伝統様式を取り入れながら、19世紀末から20世紀初頭にかけて新しい芸術運動(アール・ヌーヴォー)の動きを感じさせるものがあります。
1階各入口扉に付いている把手金具に、アール・ヌーヴォー風の装飾がつき、玄関ポーチの柱頭飾り、応接間のシャンデリア、書斎腰板の風刺画などにその傾向が伺えます。
また食堂は中世城館風の天井小梁、飾り戸棚、暖炉飾りなど見ごたえのある意匠を見せています。<参照:公式 https://www.kobe-kazamidori.com/kazamidori/history>
とても見所がありました。
異人館巡りするなら外せないところでしょう!
私の館の評価(あくまでも個人的な観点から):
おすすめ度: ★★★★★★
特別な見所: ★★★★★★
館の広さ: ★★★★★
外観の見た目: ★★★★★★
内装や家具: ★★★★
次の館は、こちら・・・
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1811/0
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