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2012年08月24日
読書感想文の思い出 〜本を読まずに書く方法
子供達の夏休みもあと一週間ほどですね。
宿題は終わっているでしょうか。
私は後回しにしてしまうタイプでした。
まだこの時期は、「時間は充分にある」と思い、
毎日遊んでましたね。
中学3年生の時の夏休みも
宿題がかなりたくさんあったにもかかわらず、
夏休み終盤まで遊んでいて大変な思いをしました。
最終日まで残ってしまったのは読書感想文。
「もう本を読む時間が無い!」
充分な時間があったにもかかわらず、
何もしなかったことの報い。
「どうする?これまでに読んだ本の内容を思い出せるか?」
当時は読書などほとんどしていなかったので、
そんな知識のストックは無い。
そこでひらめいたのは・・・
「そうだ、国語辞典だ!」
馬鹿でしょう、でもこれしかなかったんです。
書き出しは確か、
「新明解国語辞典。私は手に持ったとき、
編纂にかかわった多くの学者たちの思いが、
この重厚な書物を更に重くしていると感じました。
自分の未熟さを思い知った私に
読破しようなどという浅はかな考えは
微塵もなくなりました。」みたいな感じ。
読書感想文なのに読んでいないと文頭で宣言し、
結局手に持った感想だけで原稿用紙4枚ほど書き、
満足して就寝・・・
苦肉の策ではあるけど、われながらあっぱれ!
そんな勘違いをして提出したのですが、
当然先生には怒られましたね。
でも、職員室ではうけていたらしく、
何人かの先生に「よくやった」的な声をかけられました。
宿題も結構いい思い出になっています。
宿題は終わっているでしょうか。
私は後回しにしてしまうタイプでした。
まだこの時期は、「時間は充分にある」と思い、
毎日遊んでましたね。
中学3年生の時の夏休みも
宿題がかなりたくさんあったにもかかわらず、
夏休み終盤まで遊んでいて大変な思いをしました。
最終日まで残ってしまったのは読書感想文。
「もう本を読む時間が無い!」
充分な時間があったにもかかわらず、
何もしなかったことの報い。
「どうする?これまでに読んだ本の内容を思い出せるか?」
当時は読書などほとんどしていなかったので、
そんな知識のストックは無い。
そこでひらめいたのは・・・
「そうだ、国語辞典だ!」
馬鹿でしょう、でもこれしかなかったんです。
書き出しは確か、
「新明解国語辞典。私は手に持ったとき、
編纂にかかわった多くの学者たちの思いが、
この重厚な書物を更に重くしていると感じました。
自分の未熟さを思い知った私に
読破しようなどという浅はかな考えは
微塵もなくなりました。」みたいな感じ。
読書感想文なのに読んでいないと文頭で宣言し、
結局手に持った感想だけで原稿用紙4枚ほど書き、
満足して就寝・・・
苦肉の策ではあるけど、われながらあっぱれ!
そんな勘違いをして提出したのですが、
当然先生には怒られましたね。
でも、職員室ではうけていたらしく、
何人かの先生に「よくやった」的な声をかけられました。
宿題も結構いい思い出になっています。
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2012年08月23日
甲子園 裏話 〜高校球児の信じられないもうひとつの夢
ラジオで聞いたスポーツライターの話です。
甲子園の裏話。嘘のような話です。
日本中の野球に力を入れている私立高校が、
全国から選手を集める。
各地の有望選手は日本中に「出て行く」。
そうしてチームが構成され、
地方予選を勝ち抜いて甲子園に出場する。
この甲子園出場校、野球に集中できればいい。
しかし、そうは行かない高校が出てくるのだそう。
野球に集中できない理由は様々なんだそうですが、
実はものすごく間抜けな理由があるのだと。
越境入学してくる多くの選手は甲子園に賭けてるから大丈夫。
問題は地方出身の選手で、
甲子園が思い出作りの場になっているようなタイプの選手。
幼少の頃から野球漬け。高校は全寮制。
娯楽といえば寝る前のテレビくらい。
するとどういうことになるか。
そのライターさん曰く、
「甲子園に行けば都会の生活が経験できる!」
と思う選手が多いのだと。
そして何がしたいかというと、
本当に驚きますよ、
でもライターさんたちはみんな知っているけど、
個人の自由、アマチュア選手という理由で
報道しないことなんだそうですが、
それは、
「夜中にラフな服装・サンダルでコンビニに行き、
立ち読みした後お菓子とジュースを買って帰り、
テレビの深夜番組を見ながらおしゃべりをする」
なんだと。
つまり、コンビニが無い地域の高校の、
全寮制の厳しい野球部では、
ドラマで見る深夜のコンビニ付近の若者の行動が
「夢」なんだと。
甲子園大会が終わったら、また田舎の生活に戻る。
卒業まで待てない!甲子園でコンビニに行くんだ!
監督、コーチ、部長などは
宿で酒盛りしているから気づかない。
あくまでも、そのライターさんの話ですよ。
「田舎の高校で、よく勝つ高校と必ず負ける高校あるでしょ。
例えばある県から私立A高校が出ると何度も勝ち進むのに、
同じ県の他の高校が出ると必ず初戦で負ける、みたいな。
もちろん試合内容で勝つ、負けるはある。
でも残念なことに、
体調管理できない田舎の高校が多過ぎる。
本当はいい試合ができるのに、勝手に萎縮して、
初戦が始まる前から思い出作りしている。」
深夜にコンビニに行く甲子園球児は
1990年代が一番多かったそう。
深夜に宿の近くのコンビニに行けば、
必ず誰かが来たのだそうです。
さすがに今は少なくなっているでしょうが、
バブル〜バブル崩壊直後は、
テレビで見る都会、トレンディドラマの世界が、
地方の高校生の憧れだったんでしょうかね。
私は甲子園で思いっきりプレーすることの方が、
何百倍も魅力があると思います。
甲子園の裏話。嘘のような話です。
日本中の野球に力を入れている私立高校が、
全国から選手を集める。
各地の有望選手は日本中に「出て行く」。
そうしてチームが構成され、
地方予選を勝ち抜いて甲子園に出場する。
この甲子園出場校、野球に集中できればいい。
しかし、そうは行かない高校が出てくるのだそう。
野球に集中できない理由は様々なんだそうですが、
実はものすごく間抜けな理由があるのだと。
越境入学してくる多くの選手は甲子園に賭けてるから大丈夫。
問題は地方出身の選手で、
甲子園が思い出作りの場になっているようなタイプの選手。
幼少の頃から野球漬け。高校は全寮制。
娯楽といえば寝る前のテレビくらい。
するとどういうことになるか。
そのライターさん曰く、
「甲子園に行けば都会の生活が経験できる!」
と思う選手が多いのだと。
そして何がしたいかというと、
本当に驚きますよ、
でもライターさんたちはみんな知っているけど、
個人の自由、アマチュア選手という理由で
報道しないことなんだそうですが、
それは、
「夜中にラフな服装・サンダルでコンビニに行き、
立ち読みした後お菓子とジュースを買って帰り、
テレビの深夜番組を見ながらおしゃべりをする」
なんだと。
つまり、コンビニが無い地域の高校の、
全寮制の厳しい野球部では、
ドラマで見る深夜のコンビニ付近の若者の行動が
「夢」なんだと。
甲子園大会が終わったら、また田舎の生活に戻る。
卒業まで待てない!甲子園でコンビニに行くんだ!
監督、コーチ、部長などは
宿で酒盛りしているから気づかない。
あくまでも、そのライターさんの話ですよ。
「田舎の高校で、よく勝つ高校と必ず負ける高校あるでしょ。
例えばある県から私立A高校が出ると何度も勝ち進むのに、
同じ県の他の高校が出ると必ず初戦で負ける、みたいな。
もちろん試合内容で勝つ、負けるはある。
でも残念なことに、
体調管理できない田舎の高校が多過ぎる。
本当はいい試合ができるのに、勝手に萎縮して、
初戦が始まる前から思い出作りしている。」
深夜にコンビニに行く甲子園球児は
1990年代が一番多かったそう。
深夜に宿の近くのコンビニに行けば、
必ず誰かが来たのだそうです。
さすがに今は少なくなっているでしょうが、
バブル〜バブル崩壊直後は、
テレビで見る都会、トレンディドラマの世界が、
地方の高校生の憧れだったんでしょうかね。
私は甲子園で思いっきりプレーすることの方が、
何百倍も魅力があると思います。
2012年08月22日
甲子園 知人の話 〜選手の差ではなく監督の差が大きい!
私の知人に甲子園に出場した人がいます。
以前の職場で知り合いました。
山形県の日大山形高校の内野手として、
80年代に夏の甲子園に出場したそうです。
その人(仮にAさん)の話では、
「自分たちの頃から地域格差、
都道府県でレベルの違いはほとんど無い」
チーム力ではなく選手個人の実力の話です。
理由は、越境入学。
もちろん私も知っています。
日本中、とっくの昔からあることです。
Aさんが言いたいのは、
「山形県勢が甲子園で初戦で負けることが多いのは、
山形県の高校野球のレベルが低いからではない!」
理由は何かと尋ねると、
「監督ひとりだけがびびってる」
Aさん曰く、
当時の日大山形のメンバーの多くは大阪出身。
甲子園出場は里帰りのようなもの。
彼らの親戚、友人、知人らが応援に来て、
緊張どころかいつもより活き活きしている。
ところが、高齢の山形県出身の監督一人がびびってる。
甲子園出場を決めた後は、大先生、名監督と持ち上げられ、
飲めや歌えの大宴会の日々。
結局、全国で戦うノウハウなど何も無い高齢のアマチュアが、
地元で持ち上げられたところで満足し、
甲子園では「やってやろう」と意気込んでいる選手とは違い、
一人でおどおどしているのだと。
Aさんが何度も私に話します。
「タッキー、あの時ランナー三塁でバッターは俺だったんだよ。
打撃のチームで打ち勝ってきたのに、スクイズのサインが出てさぁ。
そしたらピッチャーが3塁にけん制したんだよ。
そしたらヒッティングにサインが変わって。
ボールだったから見逃したら、次はまたスクイズ。
投球がはずされたから今度は待てのサインでな。
結局スイングしないまま2ストライクまで追いこまれてなぁ。
県予選でファーストストライクを打つチームだったのに。
”待て”のサインなんて1回も出たこと無いんだよ。
びっくりしたから監督の顔を見たら泣きそうでさぁ。
監督につぶされたよ・・・」
Aさんは母校が甲子園出場しても、
結局監督が「山形県勢は勝てない」と決め付け、
一人でびびっていることが多かったとか。
最近は山形県勢も春の甲子園でベスト4、
夏の甲子園でベスト8まで勝ち進んだりしているそうで、
昔とは違ってきているとAさんは言っている。
確かに昔と違ってやってみないとわからない試合が
増えたように思います。
以前の職場で知り合いました。
山形県の日大山形高校の内野手として、
80年代に夏の甲子園に出場したそうです。
その人(仮にAさん)の話では、
「自分たちの頃から地域格差、
都道府県でレベルの違いはほとんど無い」
チーム力ではなく選手個人の実力の話です。
理由は、越境入学。
もちろん私も知っています。
日本中、とっくの昔からあることです。
Aさんが言いたいのは、
「山形県勢が甲子園で初戦で負けることが多いのは、
山形県の高校野球のレベルが低いからではない!」
理由は何かと尋ねると、
「監督ひとりだけがびびってる」
Aさん曰く、
当時の日大山形のメンバーの多くは大阪出身。
甲子園出場は里帰りのようなもの。
彼らの親戚、友人、知人らが応援に来て、
緊張どころかいつもより活き活きしている。
ところが、高齢の山形県出身の監督一人がびびってる。
甲子園出場を決めた後は、大先生、名監督と持ち上げられ、
飲めや歌えの大宴会の日々。
結局、全国で戦うノウハウなど何も無い高齢のアマチュアが、
地元で持ち上げられたところで満足し、
甲子園では「やってやろう」と意気込んでいる選手とは違い、
一人でおどおどしているのだと。
Aさんが何度も私に話します。
「タッキー、あの時ランナー三塁でバッターは俺だったんだよ。
打撃のチームで打ち勝ってきたのに、スクイズのサインが出てさぁ。
そしたらピッチャーが3塁にけん制したんだよ。
そしたらヒッティングにサインが変わって。
ボールだったから見逃したら、次はまたスクイズ。
投球がはずされたから今度は待てのサインでな。
結局スイングしないまま2ストライクまで追いこまれてなぁ。
県予選でファーストストライクを打つチームだったのに。
”待て”のサインなんて1回も出たこと無いんだよ。
びっくりしたから監督の顔を見たら泣きそうでさぁ。
監督につぶされたよ・・・」
Aさんは母校が甲子園出場しても、
結局監督が「山形県勢は勝てない」と決め付け、
一人でびびっていることが多かったとか。
最近は山形県勢も春の甲子園でベスト4、
夏の甲子園でベスト8まで勝ち進んだりしているそうで、
昔とは違ってきているとAさんは言っている。
確かに昔と違ってやってみないとわからない試合が
増えたように思います。