みんな、どうだろう？？

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モデルとしてギャラをもらったことがあります。
20年ほど前の話です。

何のモデルかというと、
内臓。

当時、とある総合病院で
殺菌とか消毒をするアルバイトをしていました。

検査技師さんたちがいるところが、
私の担当エリアの一つ。

当時は発展途上だった超音波診断装置。
今、エコーって呼んでいるやつ。
扇形の画像とかに赤ちゃんが映っていたり。

その新製品が来る。
メーカーの人が使い方説明会をする。
そのためにモデルが必要。
それで検査技師さんが私に声をかけてくれた。

「勤務時間が終わったら、別のバイトしない？」

こうして内臓モデルが一人誕生した。


「はい、モデルさん入りまーす。」

恥ずかしがりながらカーテンを開け入室。
上半身裸でベッドに横たわる。
ただそれだけ。
メーカーの方が私の上半身をスキャンしながら、
画面に映っている臓器が何か、
機器をどのように使うかを説明。

1回1時間くらい。
これを週1で8週くらいやったかな。

「脂肪が少ないから最適」
という理由で気に入られ、
一応、「専属」みたいな扱いで。
半分冗談だけど。

最後の日にバイト代を数万円いただいた。
当時は景気良かったな。
バイト代が入った茶封筒には
「モデル代」と。

私、昔モデルやってました。

先日、近所のインド料理店でのこと。




ある一組。

「俺ってかっこいいでしょ」

と暗にアピールし続ける男性と、

その話を聞き続ける女性。




「俺、インド料理、慣れてるから。」




お、インド通か？




「ナンにする？ライスにする？」

「ラムカレーとかあるから。」




メニューに一番分かり安く書かれてるね・・・




会社の昼休みに来たらしく、

早く食べ終わり会計。

その時男が店内に響き渡る大声で、




「チェッッッック！！！！」




するとインド人ウェイターが

「あぁ？・・・あっ、お会計？」




同じウェイターに日本語で注文してたのに、

なぜ最後に一言だけ英語？




インド人だから英語で言った方が分かり安いと思って・・・」




店内はかすかにざわざわと・・・

その店は店員みんなインド人(に見える方々)。

全員日本語が上手。

店に入ってすぐに分かること。

なぜなら店内で最初からずっと日本語で

案内してくれているから。




最後の最後に気づいたみたい。

あなたが一番慣れてない人みたいだったよ。




料理屋さんで食べ物を食べるのに、

慣れてるかどうかなんてどうでもいい。

慣れてないなら慣れてないと言えばいい。

特にそれほど高い値段でない店の場合は、

店側も気軽に来て欲しいと思ってるはず。




分からないことは聞けばいいし、

そのためにホールスタッフが

客の方を気にしながら待機している。





「○千円お預かりします。○百円のお釣りです。お確かめください。」




日本風お会計を完璧にこなすインド人。

最後は赤面しながらお辞儀を繰り返す男と、

「恥かかせないでよね・・・」というオーラの女性。




都心部ではない、

ごくごく普通の住宅街の、

千円以下のメニューが沢山あるインド料理店。



セットもあるけど、

カレー一皿食べるだけの客が多い店で

インド通を演じなくてもね・・・

数年前盛り上がってた焼酎ブームって
どうなりましたかね。

私はビール、ウィスキー、ワインが好きで、
焼酎はほとんど飲まない。
なので、焼酎は私にとって
身近ではなかったので、
あのブームは驚きでした。

会社の飲み会とかで、
「あ、俺、焼酎しか飲まないから。」
という人が増殖しすぎて、
「いつから？」「好きな銘柄は」と質問するのが
マイブームになってしまった時期があります。

「あ、昔からです。」

20代半ばの人が答える、
アルコールについての「昔」。

「家では森伊蔵しか飲みません。」

あ、今日はいいんだ、それじゃなくて。

ブームによって、値段がつりあがりすぎて、
製造元が「定価分の値打ちしかないのに」
とあきれ返ったという森伊蔵信仰。

森伊蔵は飲んだことがありませんが、
おいしい焼酎の味が分かるなら、
他の焼酎の良さもわかるのでは？
飲み比べてそこに至ったの？

もちろん、何を飲んでも自由ですが。


あえてブームにのって楽しむということも
私は時々しますが、
値段が生活を圧迫しかねないほど
(確か一升3千円ほどが数万円超え)
つりあがっているのに、
それでも貫いた森伊蔵信仰は
今、どうなったんですか？

信者は今も、
「あ、俺、家では森伊蔵しか飲まないから。」
というスタイルを保持しているのでしょうか。

なんだか、
「私は焼酎の味が分かりません！」
と宣言しているようなブームだったな。

小学校6年生のとき、

未来の日本について作文を書きました。




その時私が書いたのは、

1.イヤホンはコードが無くなり耳栓型になる。

2.新聞はFAXで送られるので配達する人はいなくなる。

3.天気予報は番組ごとに自由に予想できる。

というもの。

それぞれ詳しい説明をつけて。




先生に笑われましたよ。

「夢があっていいですね。」





大人が子供を馬鹿にして言う常套句。




その後、この手のテーマの作文では、

みんなが書きそうなことしか書かなくなった。

「みんな仲がいい世界になっていると思います。」

「海も川もきれいになっているといいなと思います。」

「家族といつまでも仲良くしたいです。」

「自然がいっぱいになればいいと思います。」





何年か経って、

1.イヤホンはコードが途中までしかないものが発売

2.東京新聞だったか？FAX送信サービス開始

3.現在の常識。気象予報士が自分の意見を言える。

となった。


1.と2.は、

1.コードが途中までしかないものは、近くに同じ機種を持っている人がいる場合の対策が更に必要。また、耳栓型はなくしやすい。

2.今はネットの時代。紙の新聞も必要。FAXだといらない広告を受信して、紙が勿体無い。

などが原因で今の状況か？




あのときの先生、今の社会について来れてる？

一般的には人気があるけど、
自分から食べようとは思わない料理があります。

例えば、角煮ラーメン。

これ、おいしければおいしいほど
角煮とラーメンを別の器に盛って欲しい。

なぜ乗っけちゃったんでしょう。
謎です。

ラーメンの他の一般的な具は、
ラーメンに乗っていても受け入れられるのに、
角煮は

「何やってんだよ・・・」

と思ってしまいます。

天ぷらそばとかコロッケそばとか、
衣のサクサク感がなくなるという人もいるけど、
あのしんなりしていく感じは嫌いではありません。

丼ものや、しょうゆをつけたのりで巻く食べ方を
「白いご飯を汚している」
という人がいますが、私はそんなことは思いません。

しかし、角煮ラーメンは
お互いの領域を侵しているというか・・・

もちろん人それぞれですが、
私にとって角煮ラーメンは、
カツカレーのような夢のコラボではありません。