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放射性雲(放射性プルーム)

「放射性雲(放射性プルーム:radioactive plume)」についてまとめます。

気体状(ガス状あるいは微粒子状)の放射性物質が、大気とともに煙突からの煙
のように流れる状態を放射性プルームといいます。
放射性プルームには放射性希ガス、放射性ヨウ素、ウラン、プルトニウムなどが
含まれており、これらが外部被曝・内部被曝の原因となります。

放射性希ガスは、地面に沈着しないので、呼吸によって体内に取込まれても
体内に留まることはありませんが、放射性プルームが上空を通過する際に、その過程
でこの中に含まれる放射性物質によって出される放射線を受けてしまいます(外部被曝)。

放射性ヨウ素などは、放射性プルームが通過する間に地表面などに沈着するため、
通過後も沈着した放射性ヨウ素などからの外部被曝があります。

また放射性プルームの通過中の放射性ヨウ素などを直接吸入すること及び
放射性ヨウ素などの沈着により汚染した飲料水や食物を摂取することによって
放射性ヨウ素などを体内に取り込むことになり、体内に取り込んだ放射性物質
からの放射線を受けます(内部被曝)。
―原子力防災基礎用語集よりまとめました。


その放射性プルームに関する新聞記事です。
以下は読売新聞2011年6月14日(火)の記事からの引用です。
原発事故後、北西で高い線量
放射性雲と雨で地表に

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県飯館村など原発から
北西方向の地域で放射線量が高くなっているのは、3月15日に高濃度
の放射性物質が同地域を通過した時間帯と降雨の時間帯が重なったため
とする解析結果を、日本原子力研究開発機構がまとめた。

同機構原子力基礎光学研究部門の永井晴康・環境動態研究グループリーダーらは、
同原発2号機格納容器下部にある圧力抑制室の破損で、放射性物質が大量に放出
されたともられる3月15日から翌16日にかけての拡散状況をコンピューターで再現した。

それによると、放射性物質が上空を煙のような形で流れる「放射性プルーム(放射性雲)」
は、15日午前中には原発から南〜南西方向に動いていたが、風向きの変化で徐々に
北西側に向かうようになった。同日夕方には南下してきた雨雲と重なり、
放射性雲に含まれる放射性物質が降雨によって落下して地表面に沈着したとみたれる。

永井さんは「16日には放射性雲は海上に流れており、15日午後の降雨による沈着が、
高い線量の地域形成の最大の要因と考えられる」と話している。



水道水の放射性物質 雨の影響監視が必要 ―厚労省検討会

水道水の放射性物質対策に関する厚生労働省の検討会は13日、
「今後、福島第一原発から大量の放射性物質が放出されない限り、
水道水の摂取制限が必要となる可能性は低い」とする報告をとりまとめた。

ただし、梅雨や台風の影響で、地表に残っている放射性セシウムが河川など
に流れ込む懸念があり
、「継続監視は必要」と指摘した。

報告書は、放射性ヨウ素について、半減期が8日と短いことから、
新たな原発からの放出がなければ影響はないと判断。

半減期が長い同セシウムの場合、地表の土砂に吸着した状態で雨に流されるため、
浄水場での除去を徹底する必要があるとし、今後も数か月間は、、週1回以上の
検査を求めた。

原発から大量の放射性物質が再度放出された場合、浄水場の取水制限、
粉末活性炭の投入、土砂の除去といった対策が必要とした。
※点線箇所タケマツ

台風6号が近づいている時に放射性プルームのことを載せるのはよろしくないかな〜と
思いつつ…(@゛@;)<むぅ。 悲しいかな活性炭にセシウムを吸着させる力はありませんし…。
汚染された大地を元に戻すことは出来ませんので、原子力エネルギーに頼り、
使ってきた以上は、この汚染を受け入れるしかないのだろうと思います。。。

因みにですが、チェルノブイリ原発事故の時には放射性プルームのことを
「チェルノブイリ雲」と呼んでいたそうです。

『チェルノブイリの真実』を読んでいて、「雨雲」についての記述がありましたので引用します。
これがチェルノブイリ雲の一つなのだろうか…?
「検証 チェルノブイリ刻一刻」には次のような記述もある。

「あるとき、雨雲がキエフに近づいたので、水文気象・環境監視国家委員会所属の飛行機がペレットを発射し、雨粒を凝固させて降らせようとしたが、雨雲は別の方向に流され、予告されたどしゃぶりにはならなかった」

汚染地図を見ると、高濃度汚染地帯は、原発周辺特に北部と西に広がっているが、
原発から北にさらに少し行くと、汚染は徐々に低くなる。
しかし原発から120キロも過ぎた地点、つまりゴメリ市の大人口密集地を越えた
あたりから、ものすごい汚染地が現れる。
それはゴメリ州の東部と、モギリョフ州の全域に広がる。
遠い所では原発から250キロ以上離れたところに、セシウムが平方キロ当たり40キュリー
を超える地域が広がっているのだ。
このあたりから国境を越えたロシアのブリャンスク州にも、猛烈な汚染地が点在し、
そこはストロンチウムとプルトニウムの汚染地でもある。

なぜ原発から遠く離れたこの地帯に、激しい汚染地が広がったのか。そのことについて
現地の人には疑問が生まれて大きくなった。
その疑惑というのは放射能を含んだ雲がこの上空を通過してモスクワを直撃しようと
したときに、人工雨を降らせて、放射能を落としたというものだ。
(中略)
水文気象委員会イズラエリ議長は、この問題について、エコロジー天然資源有効利用委員会でも説明している。
「5月10日ごろ、ニコライ・イワノービチ・ルイシコフから電話があり、『チェルノブイリのゾーンで雨が降らないよう、あらゆる手を打ってもらいたい。放射能が流れてしまう。最高レベルの放射能が流れ出てしまう。そのために普通の雲(ある日には通過しなかったし、ある日にはかなり濃密に通過した)とか、かなり強力な積雲とかが近づく前に、飛行機を送り込み、それらの積雲から降水させておくことがどうしても必要だ』と言ってきた。われわれはそうした。開始は5月10日だった」

この発言がいつ行われたのかは分からない。しかしイズラエリは反響の大きさに
驚いたのか、これが国家の極秘事項に属することだと上から強く言われたのか、
それとも実際に先の発言はなかったのか、それ以来この話を打ち消している。

各汚染された居住地のホットスポットはこの人工雨によって起きたという疑いもあるそうです。
放射性プルームから降る雨は「銀色」という報告もあります。
原爆の時の「黒い雨」とは別物のように感じてしまいます。
しかしこの銀色の雨は洗濯物に「黒いしみ」を残したそうです。

-------

放射性希ガスとは、
放射能を持つ希ガスのこと。
天然に存在する「アルゴン−40」は放射能を持たないが、
「中性子」を照射すると「アルゴン−41」になり、放射能を持つようになる。
またこれらは人工的に作られたものなので、人工放射性希ガスともいう。
「ラドン(ラドン−22)、トロン(ラドン−220)」は自然放射性希ガス。
原子力発電所で事故が発生した場合、主にクリプロンやキセノンの放射性希ガスが
大気中に放出させる。



こんなサイトがあります。
▼U.S. ENMIRONMENTAL PROTECTION AGENCY
パソコンChernobyl Power Plant, Ukraine
パソコンChernobyl Tour



船7月18日は海の日。

絵本『風が吹くとき』

『風が吹くとき』はレイモンド・ブリッグズ氏(英国)が1982年に出版した絵本です。
おそらく、ブリッグズ氏の作品では『さむがりやのサンタ』を読まれている方が多いことと思います。
コマ割で細かく描かれた絵本を、私も子どもの頃に目を皿のようにして眺めたものです。

私自身、『風が吹くとき』が出版されていたことは最近になって知りました。
どんなストーリーかといえば、読んでビックリ……な内容なので、
私がとやかく言うよりは…と、一先ず、Amazonより商品説明から引用させていただきます。
【出版社 / 著者からの内容紹介】
のどかな老夫婦の日常を一瞬にして引き裂いた原子爆弾。核兵器の恐ろしさをリアルに伝える世界的ベストセラー、新訳で待望の復刊。

【内容(「BOOK」データベースより)】
この『風が吹くとき』は、もともとイギリスで1982年に出版された作品で、
日本語訳は以前別の出版社で出ていましたが、今回翻訳をし直してあらたに
出版することになりました。出版当時から、漫画のコマ割りの手法を使って
シリアスな問題を描いた、絵本の常識をくつがえす作品として、大きな評判
を呼んだ作品です。それから15年以上たった今、ソ連は崩壊し、米ソ2大国
が国際政治を大きく左右していた時代は去って、世界の情勢はもっと複雑に
なってきているように思えます。
しかし、最近のインドやパキスタンの核実験で明らかになったように、
核兵器をパワーゲームの切り札とみなす風潮はまだまだ盛んです。
そういう意味では、核戦争の脅威は去ったわけではありません。
まだ、核は使用しなくても、ジムやヒルダのようなふつうの人たちが犠牲に
なる戦争は、世界各地で多発しています。
レイモンド・ブリッグズがこの絵本で描こうとした状況は、表向きの形は
変わっても、今でも存在しているのです。この絵本が、親子いっしょに、
もう一度核の問題、そして戦争の問題を考えるきっかけになってくれれば幸いです。

【内容(「MARC」データベースより)】
ジルとヒルダの平凡な日々を突如襲った強い光と風。それが意味するものは…。ふつうの人たちが犠牲になる核戦争の脅威を、コマ割りの手法で描いた世界的なベストセラー。82年刊のものを新たな訳で。


絵本『風が吹くとき』









レイモンド・ブリッグズ
1934年、イギリスのロンドン生まれ。美術学校卒業後、イラストレーター、絵本作家に。66年にケイト・グリーナウェイ賞受賞。
73年の『さむがりやのサンタ』以降、主にコマ割の手法で絵本を制作。

-------
この画像はタケマツがデジカメで絵本を撮影し、加工したものです。
この絵本の著作権は Raymond Briggs氏とあすなろ書房にあります。m(U U)m


諧謔的でありながら、実際問題として「知らないことの恐さ」を感じさせる内容です。
いつ何時、このような状況下に置かれるかは皆無ですから、
この夫婦の(一見すると笑ってしまう)ような行動をとってしまう可能性は高いと思います。

チェルノブイリ原発事故当日、高濃度の放射性物質が飛び交う中での
周辺地域の人々のいつもと変わらぬ日常の行動も、現状を知っていたら
“とんでもない行動”と言えるでしょうから、違いはあれど通ずるものを感じてしまいます。。。

放射能汚染に関しては、後になって“笑える話”にはなりませんから
真剣に考え行動しなければならない重要な案件です。(`・ω・´)ゞ


『風が吹くとき』はAmazonで「なか見!検索」できますので、興味を持たれた方は
ちらちらっと覗いてみてください。⇒http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4751519719/ref=sib_dp_pt#reader-link
またアニメーション化されていて、2009年にDVDが発売されています。
そのうちに私も映像で見てみようと思っています!

雨の日に放射性物質を防ぐための服装。

雨の日に放射性物質を防ぐための服装。

以前“放射性物質を防ぐための服装。”を書きましたので、
その続きとして今回は“雨の日に放射性物質を防ぐための服装”をご紹介致します。
今回も、状況としては、原発の風下に位置し、放射性物質のチリがある程度の濃度で
浮遊しているだろう場合に外出しなければならない時の、放射性物質を防ぐための服装、
とお考えください。
この記事を見ることで、極度の不安に駆られることのないようお願い致します。


空気中に放射性物質が漂っている時に、雨が降ると雨と一緒に放射性物質が落ちてきます。
放射性物質がある程度の濃度で浮遊して雨が降っている状況では外出しないほうが賢明です。
しかし、どうしても外出をしなければならない、という場合には…

◆レインコートを上下で着用する。
◆長靴を履く。
◆大きめの傘を使う。
◆ポリ手袋を着用する。
◆防じんマスクをする。

…などで身を固め、なるべく雨に濡れないようにします。

もし、濡れてしまった場合には、なるべく早くシャワーを浴びて石鹸で洗います。
すぐにシャワーを浴びることが出来ない場合には、濡れたタオルで体を拭きます。

使用したポリ手袋は捨て、雨具は外で保管します。
家の中に傘を持ち込まないようにしましょう。
雨具は繰り返して使用できます。
拭いたタオル、濡れた服、靴なども洗うことで使用可能です。

『世界一わかりやすい放射能の本当の話』に掲載されている挿絵を参考に
イラストを描いておりますが、“ゴーグル”の着用については描かれていませんでしたので、
必要だと思われる方は着用するのが良いのではと思います。


退避勧告地域や屋内退避指示地域で雨が降った場合には、
外出は避けるよう心がけてください。


以上です。


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6月は環境月間です ヾ(´ω` )( ´ω`)ノ゛<環境について考えてみようクローバー

水道水中の放射性物質に関する指標とは

水道水中の放射性物質に関する指標とは

水道水中の放射性物質に関する指標のおさらいです。
以下は東京都水道局お知らせの抜粋です。

原発事故にともない、厚生労働省では、水道水の摂取制限に関する指標値として
◆放射性ヨウ素: 300Bq(ベクレル)/kg
◆放射性ヨウ素(乳幼児): 100Bq/kg ※乳幼児の飲用に関する暫定的な指標値
◆放射性セシウム: 200Bq/kg
という値を示しています。

この指標値は、長期にわたり摂取した場合の健康影響を考慮して設定されたものです。
代替の飲料が確保できない場合には、摂取しても差し支えない…とされています。

例えば、
300Bq/kgの放射性ヨウ素が検出された水道水を1リットル飲んだ場合の人体への影響は、
東京⇔ニューヨーク間を航空機で移動した場合に受ける人体への影響の約4分の1
とされています。


…と例を引き合いに出されてもなんだかピンときません。
しかし、よくこうした比較がされています。

東京⇔ニューヨーク間での被曝量は
200μSv(マイクロシーベルト)=0.2mSv(ミリシーベルト)
ですから、
300Bq/kgの放射性ヨウ素が検出された水道水を1リットル飲んだ場合は
50μSv=0.05mSv くらいの被曝量と考えれば良いのかと思います。

因みに、
胸部X線撮影は 約100〜300μSv=0.1〜0.3mSv
胃X線撮影は 約4000μSv=4mSv
X線CT撮像 約7000〜20000μSv=7〜20mSv
の被曝量です。

専門家はよくこうした様々な事柄と比較して説明しています。
しかし実際には、これだから危険だとか安全だとか、という枠や基準はありません。
米国ではCTスキャン等の発がんリスクを考え、集団での胸部X線撮影は
行われていないと、以前、本で読んだことがあります。

人により免疫力等の違いもあり、同じ被曝量でも発がんリスクは違ってきます。
過剰な心配は無用とはいえ、絶対安全とは言い切れないのが現状です。

こんなかたちではありますが、
水道水中の放射性物質に関する指標のおさらいでした。n(U U)n

ベクレル(Bq)
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位=放射能の強さの単位
シーベルト(Sv)
人が受ける放射線の影響の程度を示す単位=人体への影響を示す単位


▼不安の残る方、ご参考までに。
メモ水道水の放射能に関するQ&A(PDF):東京都水道局
メモ妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんへの放射線へのご心配にお答えします。(PDF):厚生労働省

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6月は環境月間です ヾ(・ω・` )(・ω・` )ノ゛ヾ( ´・ω・)( ´・ω・)ノ゛<環境について考えてみようクローバー

放射性物質を防ぐための服装。

放射性物質を防ぐための服装。

福島市では市内の小中学校・保育所・幼稚園の児童・生徒計3万4000人に
累積放射線量を測定するバッチ式線量計を配布する方針を決めました。
都内100か所やその他地域でも放射線量の測定が始まっています。

そのような中では、福島県にお住まいの方々を始め、見えない放射性物質に
日々不安を募らせて暮らす方が増えているのではないかと思います。

そこで、ご参考までに、放射性物質を防ぐための服装を掲載しようと思います。
もちろん、毎日このように「防がなければなりません!」というものでは
ありません。もしもの時の備えとして、知識を持っていれば、
少しでも安心を得られるのではないかと思ってのご紹介です。
この記事を見ることで、極度の不安に駆られることのないようお願い致します。

状況としては、原発の風下に位置し、放射性物質のチリがある程度の濃度で
浮遊しているだろう場合に外出しなければならない時の、放射性物質を防ぐ
ための服装、とお考えください。


放射性物質はチリとなって拡散してゆきますので、
花粉と同様にチリ対策をしてください。

◆防じんマスクを着用する。 ※重要です!肺への吸入を防ぎます。
◆帽子やキャプをかぶる。  ※髪の毛への付着を防ぎます。
◆ゴーグルをする。
◆フード付きレインコートやウィンドブレーカーを着る。
◆使い捨てポリ手袋をする。
◆ポリ袋で靴を覆う。ただ覆うだけでなくきちっと輪ゴムなどで締める。

靴を覆うのは、地面に落ちている放射性物質が舞うためです。
家の中に放射性物質を持ち込まないためには、靴のケアも大切になります。

毛織物のセーターや帽子は、チリが付着しやすく、室内に持ち込むことに
なりますので、着用はしないでください。


帰宅した時には…
外で、服をよくはたき、埃を払う要領でチリを落としてから家の中に入ります。
ポリ手袋や靴を覆ったポリ袋は、ビニール袋等に入れて処分します。
気になる場合には、石鹸を使って髪や身体を洗い、シャワーで流してください。


防じんマスク
一般的なマスクでは、隙間ができ、結果そこから放射性物質を吸い込んでしまいます。
放射性物質のような細かなチリを防ぐには防じんマスクが必要です。
しかし防じんマスクも100%防げるわけではありません。
放射性物質のチリは3μm(マイクロメートル)以下、杉花粉は30μmです。
因みに、1μmは1mmの1000分の1のサイズです。

防じんマスクにもいろいろと種類があります。

日本の規格
DS2: 0.06〜0.1μmサイズの微粒子を95%以上除去可能
DS3: 0.06〜0.1μmサイズの微粒子を99.9%以上除去可能

米国の規格
N95: 0.075μm±0.02サイズの微粒子を95%以上除去可能
N100: 0.075μm±0.02サイズの微粒子を99.97%以上除去可能


放射性物質のチリを体内に取り込まないためには防じんマスクが必須になります。
被災地での粉じん問題にも防じんマスクが有効です。

もし、防じんマスクも何も無い場合には、「濡れタオル」で口と鼻を覆ってください。



以上です。

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チェルノブイリ原発事故による放射能汚染地図

チェルノブイリ原発事故による放射能汚染地図

チェルノブイリのことは順を追って載せていこうと思っていたのですが
先にこの地図を載せることにしました。

チェルノブイリの場合は、メルトダウン(炉心溶融)により原子炉建屋の大半が
吹き飛んだために、大量の放射性物質(セシウム137等)が周辺に飛散しました。
高濃度の放射能汚染は、原発周辺だけでなく、200〜300km離れた所にも
飛び火のように散り、拡大しています。
何故このように放射性物質が飛び散るのかといえば、放射性物質が細かいチリの
ようになり風にのって浮遊し、移動・拡散してゆくからです。

その結果が、ベラルーシ・ウクライナ・ロシアの3か国に及ぶ汚染を生み出しており
チェルノブイリ原発事故の凄まじさを感じさせます。

日本は原爆による唯一の被爆国であるにもかかわらず、あまりチェルノブイリ原発事故へ
目を向けてこなかったのではないかと、私個人としては思います。
終戦から今年で66年目“戦争を知らない子どもたち”が大半を占めているとはいえ、
やはり人間とは忘れる生き物であり、移ろいやすい(仮初めな)生き物であると思います。
私自身も子どもの頃にチェルノブイリ原発事故をニュースで見たことは覚えていますが、
そのまま深く考えもせずにここまで生きてきました。

今回の日本の原発事故をきっかけにして、チェルノブイリの文献をあたっているうちに
この25年前の事故で何が起こり、何が起こり続けているのか、驚くことが多々あります。

その中で私がまったく知らなかったことのひとつに「家の埋葬」なるものがありました。
「市町村が消えてゆく」といえば、住人が避難して住む者がいなくなった結果と
考えてしまいますが、チェルノブイリでは本当に「村が消えた」のです。

封鎖され汚染地区となった村は廃村となり、高い放射線量の家は、取り壊され埋められています。
こうして村が消えてゆきます。自然や森、川も汚染されています。土壌も汚染されています。
彼らが二度と故郷の地を踏むことが出来ず、故郷の家に戻ることが出来ないと思うと
本当に胸が痛みます…。

それら村々を記録に残そうとしているのが
広河隆一氏の『写真記録 チェルノブイリ「消えた458の村」』です。

その『写真記録 チェルノブイリ「消えた458の村」』に掲載されている
ベラルーシ チェルノブイリ原発事故後の問題国家委員会委員長 イワン・ケニク氏の
「推薦の言葉」には、さまざまな情報と心に響く“何か”がありますので、
今回引用させていただくことにしました。
本のままに掲載していますが、一部割愛しているところがありますのでご了承ください。
また一部読みやすいように改行しています。それでは以下、引用です。
親愛なる日本の友人たち!
(略)
チェルノブイリの事故はベラルーシに悲惨な結果をもたらしました。この事故が与えた恐怖は、過去に起こったどの戦争の荒廃によるものより、恐ろしいものだったのです。
3600の居住地(その中には、220万人以上の人口を持つ27都市も含まれています。)が、被害を受けました。また、住民の健康にもおびただしい数の被害が出ました。
特に〈除染作業員〉や、子どもたちです。彼らは、ガンの病に苦しみ、死に至っています。
(中略)
「チェルノブイリの事故は、未知と恐怖、民族の勇気そして人々の絶望の象徴だと言えます。」わが国の1人の詩人がベラルーシ語で生き生きと問いを投げかけています。
「生きのびるだろうか、私たちは。生きのびるだろうか、私たちは」と。
問いは当然のことです。読者の皆さん、この恐ろしい数字を考えてみてください。チェルノブイリの惨事によってベラルーシの国民の4人に1人、とりわけ、90万人もの子どもが後遺症に悩まされています。被災者の総数の絶対数をロシア、ウクライナ、ベラルーシで比較すると、およそ400万人のうち240万人がベラルーシ国民です。
1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発過程で、全体の70%の放射能がベラルーシ共和国に降り注ぎました。このため25%の国土、20%の森林、18%の農地が汚染されました。いずれにせよほとんどベラルーシ全土が汚染されてしまったのです。標準的な基準で汚染されていない国土は1%(!!)にすぎません。
(中略)
私たちが生きて生けるのは、火柱のように我々の地にもたらされた数多くの悲惨な災厄や悲劇、戦争や襲撃に国民は耐えてきたからです。この数百年の間、ヨーロッパでは私たちにとって暗い不幸の翼をかすめない戦争はありませんでした。600年の戦禍で1500万人以上、そのうち第二次世界大戦で320万人(ベラルーシの3人に1人)を失いました。
私たちは耐え抜き、そして勝利を勝ち取りました。今回も耐え、勝利を勝ち取ろうではありませんか。
(中略)
このようなことが二度と世界で繰り返されないようにチェルノブイリの事故を警告として受けとめましょう。
核をもて遊ばないように心からの叫びをあげましょう。平和な核には害があるのです。
学者や政治家への警告として、人々の健康に関して自己満足やうぬぼれは捨てるように。
(中略)
事故の目撃者として最後に、ヨーロッパで大変著名なベルギーの作家シャルル・ド・コステルの小説のなかの伝説的な主人公であるチーリ・ウレンシュピーゲリの言葉を借りて言葉を結びたいと思います。
「広島の罪のない犠牲者の灰が、私たちの心のなかで響いている」
「長崎の罪のない犠牲者の灰が、私たちの心のなかで響いている」
「チェルノブイリの罪のない犠牲者の灰が、私たちの心のなかで響いている」
この言葉は永遠に響き続けることでしょう。

という内容です。

今すぐに既存の原発をどうこう出来るわけではありませんし、
世界中の核を廃絶することも出来ませんが、私たち自身が 一人ひとり、
文化・文明のあり方や生活の根底を考える必要があると痛切に感じます。


※放射能とは「放射性物質が放射線を発する能力のこと」をいいます。
-------

〈参考資料〉
イラスト内の地図は読売新聞に掲載されていたものを参考に描いていますm(U U)m
読売新聞2011年3月15日(火)「チェルノブイリ原発事故による放射能汚染」掲載図
読売新聞2011年3月16日(水)「高濃度の汚染地域は、遠い所へも飛び火のように拡大する」掲載図
⇒両方ともに同じ図で『「チェルノブイリ事故による放射能災害」(今中哲二編)より』と表示あり。

『写真記録 チェルノブイリ「消えた458の村」』
広河隆一 著 / 日本図書センター / 1999年6月5日初版第1刷



▼参考のためにGoogleマップも掲載します。

大きな地図で見る



6月は環境月間です Σb(>∀・ )<環境について考えてみようクローバー

学校での放射線量基準Q&A …について考える。

学校での放射線量基準Q&A …について考える。

学校での放射線量基準Q&Aというタイトルで準備していたのですが、
世の中の動きが変わってきたので、構成を変えようと思います。

まずは政府から5月2日出た「学校での放射線量基準Q&A」をそのまま掲載します。

学校での放射線量基準について (首相官邸)

Q1:学校で計測される放射線量の値によって、子どもたちの行動はどのように制限されるのですか?
A1:校庭・園庭での測定値が、1時間当たり3.8マイクロシーベルト以上の場合、
   校庭等での活動を1日当たり1時間程度にするなど、児童生徒等の屋外活動を
   なるべく制限することが適当です。

Q2:それは、大人(一般人)の基準と同じなのですか?
A2:あくまでも目安であって、実際はもっと低い線量となるよう図っていくこととしています。
   @ まず、原子力安全委員会が暫定的な目安(参考レベル)とした、原子力発電所等
     の事故後の復旧時に一般人に許容される放射線量の上限は、1年間に20 ミリシーベルトです。
   A A1で定めた「屋外で1時間当たり3.8マイクロシーベルト」の放射線量ですと、
     《1年間ずっとその値の中で、毎日8時間を外で過ごし続ける》と仮定した場合に、
     年間の被ばく総量が@の水準に達します。
   B ところが、今回の措置では、1回の測定で「毎時3.8マイクロシーベルト」という値が出た時点で、
     学校における「外の活動は1時間」という制限が取られます。
     子どもたちは多くの時間を学校校舎内で過ごすことから、
     以後1年間「校庭・園庭で毎時3.8マイクロシーベルト」の状況が続いたとしても、
     子どもたちは、@が定める大人なみの放射線量を浴びることには全くなりません。※注1

Q3:そもそも、その大人(一般人)の上限値は、国際基準に合っているのですか?
A3:*合っています。ICRP(国際放射線防護委員会)が定める「非常事態収束後の参考レベル」では、
   一般人に許容される放射線量を、年間20〜1ミリシーベルトの間で状況に応じて選定することを
   勧告しています。まだ“収束後”とは言い切れない段階にある今回の場合、暫定的な目安として、
   まずはA2@のとおりその上限の20 ミリシーベルトから出発し、段々に下げてゆく(=より安全性の
   厳格な方向にしてゆく)という方針で臨んでいます。※注2
   *ただし、繰り返しますが、“上限から出発”と言うのは《目安の設定》の話であり、子どもたちに
   《現実に実施》される規制は、A2Bの通り、既にそれより格段に安全を重視したものになっています。

Q4:放射線量は、地上からどれくらいの高さで測っていますか? 子どもの身長の低さは、考慮されていますか?
A4:はい、考慮しています。通常の測定は1メートルの高さで行いますが、今回、
   保育所・幼稚園・小学校では地上50センチで測定した数値で判断をしています。
   また、大気ではなく校庭の表土の汚染が主要な放射線源である場合には、これは、
   より安全を重視した判断材料となります。

Q5:子どもたちの日々の学校生活の工夫で、受ける放射線量をさらに少なくできる簡単な方法はありますか?
A5:以上説明したとおり、今回の規制措置で十分ですが、次のような対応を取ればさらに安心です。
   ・校庭・園庭等の屋外での活動後等には、手や顔を洗い、うがいをする。
   ・土や砂を口に入れないように注意する(特に乳幼児は、保育所や幼稚園において砂場の利用を
    控えるなど注意が必要。)。
   ・土や砂が口に入った場合には、よくうがいをする。
   ・登校・登園時、帰宅時に靴の泥をできるだけ落とす。
   ・土ぼこりや砂ぼこりが多いときには窓を閉める。

Q6:一方で、屋外活動の過度な規制は、子どもたちにストレスを生じ、クラブ活動への影響など、教育的にも好ましいとは言えません。この点と、安全性との兼ね合いを、どう考えて基準を決めているのですか?
A6:後で振り返った時に「あそこまでやることはなかった」と言われることになっても、安全を最優先に考える、
   というのが今回の政府の基本方針です。大変なご不便をおかけしますが、どうかご理解ください。
   更に、今後の事態の推移に応じて、措置の追加・変更を行なうこともあり得ます。

Q7:計画的避難区域、緊急時避難準備区域の中の学校は、もっと厳しい基準なのですか?
A7:はい、そうです。安全最優先の方針から、残念ですが、校舎・校庭とも使用しないこととされています。

Q8:この規制は、いつまで続くのですか。
A8:*規制が適用された学校でも、今後の国による概ね1週間毎の調査で、2回連続して
   「1時間当たり3.8マイクロシーベルト」を下回った場合には、校舎・校庭を平常通り使用できる
   こととします。
   *また、今回の措置は、当面、夏休みが終わる時期(おおむね8月下旬)までを対象とした
   暫定的な考え方で、モニタリングの結果を踏まえて適切に見直します。

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 ※注1 一般に屋内は、屋外よりも放射線量が低くなります。屋外がA1の値の場合、
     屋内(木造)は「1.52マイクロシーベルト」程度と仮定できます。鉄筋コンクリートの屋内では、
     木造よりもさらに放射線量が低くなります。また、外にいる時間を減らすということは、
     それだけ線量の回避ができるということです。

 ※注2 ICRPは、このような考え方を“最適化”と呼びます。この前段階(まだ緊急時が継続中)の
     放射線量の制限値としては、ICRPは、一般人の場合で年間20〜100ミリシーベルトの間に
     目安(参考レベル)を置いています。

以上が政府の発表です。

先月末、小佐古敏荘こさことしそう・東大教授が「基準値を子供に適用することは許し難い」などとこの基準を
批判なさったたこともあり、福島県の子どもを持つ方々が、政府のこの基準に対し意義を申し立
てました。子どもを持つ親の気持ちとしては当然の流れです。

そこで、福島県6市村自治体が217か所で独自に「校庭汚染土除去」を行なうことにしました。
対象となっている6市村と費用は
 ・郡山市(95か所、※当初は67か所):5千万〜1億円※当初の67か所分
 ・二本松市(58か所):2億5千万円
 ・本宮市(30か所):8千万円
 ・福島市(28か所):2億円
 ・大玉村(5か所):1千500万円
 ・伊達市(3か所):340万円
です。
費用の合計は少なくとも6億円以上になります。

除去方法としては、「埋設方式」が取られるようです。
まず表土を深さ3〜5センチ削り、校庭内に掘った穴に入れ、上から厚さ1メートルの
汚染されていない土で覆います。この方式を取ると、埋設した汚染土壌からの放射線
輻射は ほぼ問題ないレベルにまで抑えられるとのことです。
何故「埋設方式」かといえば、除去後の残土を受け入れる処分場がないためです。

(参考:読売新聞2011年5月21日土曜日 夕刊)


そのような中で、チェルノブイリ事故直後から現地を取材し続ける
フォトジャーナリストの広河隆一氏はこのように言っています。以下引用です。
チェルノブイリ事故(1986年4月26日)のときは、原発から120km離れたウクライナの首都・キエフの子供たちすべてが、5月半ばから9月までの間、旧ソ連の各地の保養所に収容された。日本でも政府は国内の国民宿舎などすべてを借り切って、被曝が疑われる地域に住む妊婦と子供たちの収容に踏み切るべきである。

それなのに、日本では政府が逆のことをやっている。福島市と郡山市の学校の土壌が放射能に汚染されていることを受け、政府は子供の被曝量の基準値を、毎時3.8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルトとした。これには国内からだけでなく、世界から猛烈な批判が出ている。

「20ミリシーベルト」という数字は、「国際放射線防護委員会(ICRP)」が、「非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル」とされる<年間1〜20ミリシーベルト>のもっとも高い数値であり、大人を対象にしていることはいうまでもない。

それが特に子供たちにとっていかに高い被曝量であるかは、私の知る限り、チェルノブイリに汚染された土地のどの地域を居住禁止地区にするかについて、1991年にウクライナ議会が行った決定が参考になる。そこでは1平方キロメートルあたり15キュリー(放射能の旧単位)の汚染地域を立ち入り禁止地区とする、つまり居住禁止地区に規定したのだ。現在の単位に換算して、ここに住むと、年間5ミリシーベルト被曝してしまうという理由である。
(参考:女性セブン2011年5月26日号)


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以下は私、タケマツの見解です。

まずは、“学校での放射線基準量について”ですが、Q6は一体誰が考えたのだろう…と。
教育的に好ましい好ましくないの問題ではないと思うのは私だけでしょうか。。。
そしてこの回答なのですが、
『後で振り返った時に「あそこまでやることはなかった」と言われることになっても、
 安全を最優先に考える、というのが今回の政府の基本方針です。』
という方針があるならば、徹底的に安全を優先に考えてみてはどうなのか、と思います。

6億円を上回る費用をかけて、土壌除去を行う前に、広河氏の言うように、
『被曝が疑われる地域に住む妊婦と子供たちの収容に踏み切る』のが先ではないでしょうか。

今後、どれだけ土壌汚染が進むかは現時点ではっきりしたことは言えませんが、
大気中に放出された放射性物質が土壌等へ積算されていくことは分かりきった事なのですから
安全を期するなら、被曝が疑われる地域から被曝の心配のない地域へ妊婦と子供たちを避難
させる措置を取ったほうのが良いと私は考えます。

見知らぬ土地へ避難することは、心配や不安に苛まれるとは思います。
しかし、被曝の不安から比べれば……と思うのですが、実際問題どうなのでしょう。
白黒つけられる問題ではないですけれど、子供たちを守るための措置は早急に必要かと思います。

問題が山積し首の回らない政府の措置を待つよりも、
今回のように各自治体が声を大にして提言してゆく必要もあるのではないでしょうか。


皆さんはどう思われますか。

他人事-ヒトゴト-じゃないよ。

他人事-ヒトゴト-じゃないよ。

未だに、福島県からの避難者に対し、ホテルへの宿泊拒否等の受難が続いています。
つまらぬ偏見を持ち続ける人がいる、というのはとても残念なことです。

今一度、自分や家族が原発事故のために、避難しなければならなくなる
という状況を想像してみてください。
生まれ育った土地や家、慣れ親しみ思い出の詰まった場所から、
最低限の荷物だけを持ち、立ち去らねばならない…。
仕事もありません。生活資金もないか底を尽きそうです。
可愛がっていた犬(又はネコ)とも離ればなれです。

そのような状況に置かれている時、避難途中で“宿泊拒否”をされたり、
やっと落ち着けた土地で“放射線がうつる”と言われたら
あなたはどんな気持ちがしますか…?


原発の問題は他人事ではありません。
日本全体の問題です。
そして世界的な問題でもあります。

今こそ人を思い遣る心を持って、優しい心で接してください。





▼法務省
メモ放射線被ばくについての風評被害等に関する緊急メッセージ(20011年4月21日)

人権相談窓口(平日8:30〜17:15)
黒電話0570-003-110



▼原子力安全・保安院 「福島県内放射線量モニタリング」
メモ政府原子力災害現地対策本部ニュースレター(第5号)(2011年5月5日政府原子力災害現地対策本部)

福島県内の放射線量は、一部まだ高いところはありますが、事故直後から大幅に低下しています。


▼水産庁 「報道発表資料」
メモ東京電力福島第一原子力発電所周辺海域において漁業関係者が就労する場合の放射線防護の観点からの安全性評価について(2011年5月7日)

東電福島第一原発から30km圏外の海域での漁業やガレキ撤去は可能です。
原子力安全委員会から被曝線量の試算(最大で1.43mSv/年)を踏まえ、沖合、沿岸とも安全上問題ないと見解が出されました。

放射性物質は伝染病や感染症の類ではありません。

放射性物質は伝染病や感染症の類ではありません。

少し前に、
福島から避難してきている子どもに対して
避難先の小学校で「放射線がうつる」という虐めの報道がありました。

それ以前にも、福島ナンバーの車に対し
給油拒否が起きたり、都内に入ることを拒否する業者も出ました。


放射性物質は人や生き物を介しては
うつりませんし、そのような科学的根拠はありません。
インフルエンザウイルスや結核、マラリア、AIDS等が感染症(伝染病)です。
放射性物質がウイルスや真菌、細菌、寄生虫とは全く違うということは
お分かりいただけると思います。

正しい知識を持つことで、
不必要な不安や恐れを持たずにすみます。

子どもを持つ親御さんには、ぜひ、きちんとした知識を持ち、
お子さんたちに“放射性物質がどういうものであるか”を説明していただければと思います。

「子どもになんか説明しても分かるはずがない」、と思われるかもしれませんが、
子どもというのは、ちゃんと目を見てきちんと説明すれば意外と理解するものなのです。
また、そういう親の姿勢も大切なことであると思いませんか。

親の言動や行動を子どもは驚くほどによく見ています。
そしてそれを外で真似しています。

これから先、
原発の問題は続いてゆきます。
今の子どもたちが大人になる頃まで続くということです。

彼らが大人になった時に原発のこと、エネルギー問題のこと
について、きちんと向き合えるように、よりよい社会作りを担えるように、
先ずは大人が正しい知識を得て次世代のために努めてゆきましょう。



【放射性物質について】
そもそも放射性物質というのは
岩石や土に極微量ですが含まれています。
この大地からの(ウラン、ラジウム、カリウム40による)放射線は、
地質により異なりますが、日本人では平均年間約0.4ミリシーベルトを受けています。

また空気中に放出された物質(ラドン)も
呼吸することにより、平均で年間約0.4ミリシーベルトを取り込んでいます。

そして宇宙からも放射線が飛んできます。
地上で受ける宇宙線の量は年間約0.3ミリシーベルトです。

食物にはカリウム40等が含まれており、
私たちは食べることでも放射線を受けています。
食物摂取から受ける平均放射線量は年間約0.4ミリシーベルトです。

これらが〈自然放射線〉です。



〈人工放射線〉というものもあります。
病院で受ける検査のレントゲンやCTスキャン、がん治療等
の医療用放射線は平均して、日本人は年間約2.3ミリシーベルトを受けています。

それから、大気圏内の核実験や原発事故によって大気中に放出された放射性物質が
雨、塵(ちり)とともに降ってくる放射性下降物というものもあります。
チェルノブイリ原発事故によるセシウム137などは、僅かではありますが
まだ地表や海に残っています。
日本では、これらの影響は年間約0.01ミリシーベルトです。

原子力施設からも微量ですが
放射性物質が出ており、その影響は年間約0.001ミリシーベルトと言われています。




放射線の種類には、
α線、β線、γ線、X線があります。

[1]α(アルファ)線
原子核から放出される粒子の放射線。
紙1枚や数センチの空気で止まるくらいものを通り抜ける力は弱いです。

[2]β(ベータ)線
原子核から放出される高速の電子。
通り抜ける力はα線より強いですが、薄い金属やプラスチックの板で遮ることが
出来るくらいのものです。

[3]γ(ガンマ)線
原子核から放出される電磁波(電波、光、X線と同じ種類)の一種。
鉛や厚い鉄の板でなければ遮ることが出来ぬ程に、通り抜ける力が強いです。

[4]X(エックス)線
エネルギーが低いため、γ線よりもものを通り抜ける力が弱くなります。




さらに詳しい内容はこちらを参照してください。

▼財団法人日本分析センター運営・管理
日本の環境放射能と放射線

▼政府発行の原発事故に関するニュースレター
政府原子力災害現地対策本部ニュースレター第3号(平成23年4月7日)

▼東京電力
東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況

▼農林水産省
よくあるご質問と回答(野菜、しいたけ、米、牛乳・乳製品、肉と卵)



※放射線については、東京都健康安全研究センターの「身の回りの放射線」を元に記述しました。私がまとめ直したものですので、内容に間違いを見つけられた場合は、メッセージよりご連絡ください。早急に訂正致します。

木を見て森を見ず。

木を見て森を見ず。

ずっと気になっているのは
原発に対する世間の反応です。

原発にばかり目が向き
周りが見えなくなっている人が
多いのではないかと思います。

過敏な反応が冷静さを失い
不安を募らせ、さまざまな憶測を呼び
世の中を煽っているとは思いませんか?

今 私たちが騒ぎ立てることで
原発事故の収束を早めることに
繋がりますか?


最前線で昼夜問わず作業されている
方たちのことを考えてみて下さい。

被曝の危険も顧みず、遺体収容作業を
黙々と続けられている自衛隊・機動隊・
消防隊等々の方々もいるのです。

30km圏外もしくは計画的避難区域外の
被災地の方々も、原発から比較的近く
で生活されています。

たくさんのボランティアの方々も
被災地で活動されています。

そのような状況下におられる方々が
いる中で、原発から遠く離れた場所で
悪戯に不安を煽る行動を取ることは
由々しき事であると思いませんか?


原発のことを忘れろだとか気にするな
とは言いません。
気になったとしても、自分の心に留め置き
つまらぬ騒ぎや情報に流されぬようにして
いただきたいのです。

ネガティブな事柄からはネガティブな事象
しか生まれません。
思考がネガティブに陥れば、ネガティブな
感情や発想ばかりが生まれてしまいます。


原発の問題は専門家に任せて
私たちは私たちに出来ることで
日本を復興させる一助となりましょう。



これから、計画的避難区域の方々が
私たちの近くに住まわれるかもしれません。
その時、彼らの力になれるように
自分に出来ることを考えるのも良いなと私は思います。
 
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