2018年07月01日
新型クラウン 最上級 ”G Executive” をチェック!
さて、最上級グレードの「G Executive」に関しては価格も高価ということもあり、展示車・試乗車を配備する販売店もそれほど多くないようですが、「メガウェブ」ではじっくり見ることができますのでご検討されている方にはおすすめです。
▼3.5L「G Executive」
なお、「G EXECUTIVE」は3.5L"マルチステージハイブリッド"と2.5LHV(AWD)モデルがラインナップされれいますが、3.5Lモデルと2.5Lモデルの違いは外見ではほとんど見分けがつかず、外見ではフロントの「4potブレーキキャリパー」となります。
レクサスの「F SPORT」のように2ピース式のローターや高摩擦ブレーキパッドの採用は無いようです。
リヤは3.5Lでも型押しのフローティングキャリパー。HV車は回生ブレーキも利くのでリヤには過剰なコストを掛けて対抗ピストンキャリパーを装備する必要性はないのでしょうが、少々寂しい感じがします。
ただ、「G EXECUTIVE」では、残念ながらLEDウィンカーがシーケンシャル式ではないので流れません・・・
これは残念ですが、スポーツ系とそれ以外でなぜ分けるのか?「流れる=スポーティ」というわけでもないと思うのですが。
▼(youtube)RS系 シーケンシャルターンシグナルランプ
なお、「ワンダー速報」さんでも精力的にクラウンの記事を掲載されるとのことですので、ぜひチェックを!
さっそくRS系を中心とした画像祭りが!
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2349.html
さて、「G EXECUTIVE」に関して。
新型クラウンのドアトリムの質感に不満をお持ちの方は結構多いのではと思いますが、「G EXECUTIVE」になると専用のドアトリムが与えられ、大型の”本杢調”パネルが装備され、ようやく高級車たるドアトリムとなります。
ただ、異様にテカテカしているのは昨今の流行からはかけ離れていると思うのですが、この艶感が好きな方も多いのではないでしょうか。
後席には立派なシートアシストグリップが備えられ、乗降をサポート。これはVIPやご年配の方をサポートする上でも便利な装備ですね。質感も十分なものがあります。
後席サイド。センターアームレストの「各種コントロールスイッチ」、天井にはリヤオートエアコンの吹出口が確認できます。
リヤドアサンシェード(手動)もEXECUTIVEでは備わります。
その他、リヤドアポケットやリヤ足元へのLED照明などが備わります。このあたりはレクサスでも見習ってほしいところ。
サテンメッキ加飾がある、各種コントロールスイッチ。
リヤ席リクライニングやエアコン調整、オーディオ選択も行えますが、デジタル表示エリアは狭いです。
質感は十分なものですが、センターアームレストが少し短くなるのは残念。
リヤ席前のエアコン吹出口にもサテンメッキ加飾が付き、質感が向上しますね。標準車もこれなら文句ないのですが。
しかし、センターアームレストの位置が高いですねぇ。
EXECUTIVEになると質感が向上しますが、気になるところはいくつかあります。
1つはセンターコンソール中央下部のUSB端子やアクセサリーソケットを備える「フタ」およびその周辺ですが、ここの質感はかなりイマイチです。せっかくシフトノブが本革になるのに・・・
硬質なハード樹脂が目立ち、展示車でもわずか1〜2日の展示にもかかわらず「ツメ跡」で傷ができていました・・・
リヤ席天井のルームランプは「EXECUTIVE」でも変わりません。(*写真は別グレード)
新意匠ですが、なんだかとても安っぽく、しかも大して明るくありません。読書には問題ないとは思いますが・・・なぜ?
次回は、「レクサスES 日本版・速報」をお届け予定です!
レクサスUX ウィンカー流れる/流れない?ついに終止符!
レクサス車の「シートベンチレーション」が非常に心地よい今日このごろです。
さて、今回はレクサス最大のヒット作になる可能性を秘めた、小型SUVモデル、LEXUS UX(UX200、UX250h)の情報。
レクサスUXは今冬発売とのことですが、どうやら11月以降の発表の模様。
https://www.netcarshow.com/lexus/2019-ux/1600x1200/wallpaper_55.htm
日本市場に投入されるのは新開発の2L・NAエンジン+新型CVTを組み合わせたガソリンモデルの「UX200」そして、同じく新開発の2L・NAエンジン+THS2を組み合わせたハイブリッドモデルの「UX250h」どちらもUXのために新規設定されたというところが凄いですよね。
さて、注目度の高いUXは全幅こそ1840mmと大きめですが、全高を1520mmに押さえていることから機械式駐車場オーナーにとって待望の都市型SUV車ですが、その特徴的なヘッドランプ&テールランプとともに、果たして「ウィンカーが流れるのか?」と話題になっていました。
当ブログでも過去に以下の2つの記事をアップしていましたが、このたび日本仕様が判明。
<関連記事1>
■LEXUS UX ウインカーは流れるのか?
http://www.namaxchang.com/article/457984603.html
<関連記事2>
■LEXUS UXの追加動画でウィンカーや室内を更にチェック!
http://www.namaxchang.com/article/459682174.html
さて、結論としては、日本仕様における「UX」のウィンカーは「流れない」で確定の模様。
フロントは流れそうな構造ですが、流れない。
リヤは、もともとどこが流れるのか?で議論のあったところですが、どうやらボディの外側、ストップランプの下の四角いスモークグレー部分がウィンカーとなるようです。
これまでのレクサスのSUV系モデルは、マイナーチェンジしたNXを含め、「LX、RX、NX」とSUV系はすべて流れるウィンカー(シーケンシャルターンシグナル)でしたが、UXでは不採用となるので、採用基準がまたわからなくなってしまいました・・・
また、日本市場における「UX」のグレード展開も判明。
・標準
・version.C
・version.L
・F SPORT
以上の4グレード構成となる模様。
CTと同様、「ver.C」があるのはSUV系のエントリーモデルという感じがしますね。
いわゆる実質的な標準グレードは「ver.C」であり、標準グレードはカタログ上の最低価格を引き下げるため&装備をカットし、燃費スペシャル仕様としたグレードと想定されます。
また「F SPORT」の本革シートはとてもスポーティですが、これはメーカーオプションのようです。
冒頭にも記載した、これからの季節大変ありがたい「シートベンチレーション」を装着するためには、本革オプションを装着する必要があります。表面上の価格を抑えるためと思いますが・・・・しかしこのクラスでこの見栄えのシートは珍しく、やむを得ないでしょう。
特徴的な「3眼ヘッドライト」に関しても”F SPORT”ではメーカーオプションと推測されます。
これもこのクラスではまだまだ珍しいのでぜひ装着したいところ。
ちなみに、フロントのウィンカーは、クリアランスランプの「下」の少し短い部分になる模様。(クリアランスランプ上の「まつげ」の部分ではない)
まだ多くの販売店では営業担当者は商品概要の知識習得中であり、本格的な商談・案内が行われるのはもう少しだけ先になるものと思われます。
UXの詳細情報が判明次第、またレポートしたいと思います。