度々アントレです!
先ほどおもむろにメールを開けたところ、以下のメールが届いておりましたw
【当選のお知らせ】
再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)
おぉぉぉ、当選!!!!
この小委員会は何なのか?というところは、以下経産省のHPをご参照くださいw
再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会を設置します
簡単に言うと、有識者会議ですねw
内容は、再生可能エネルギーのコスト削減、大量導入における問題点、新たな政策課題についてなのですが、個人的に注目する点として、「FIT制度からの自立に向けた事業環境の整備」というテーマがありますw
FIT制度の将来を見据えた会であることは間違いなさそうですw
傍聴券を申し込めたので、軽い気持ちで申し込んだら当選しちゃいましたw
どんな有識者がいて、どんな発言があって、そもそもどういう雰囲気なのか、経産省の本館に乗り込んで、しっかり傍聴してきたいと思います〜!
ただ、少し懸念があります。
それは、、、
9時の開始に寝坊しないで間に合うか
です。9時に霞ヶ関集合ですか。霞ヶ浦には良く行きますが、霞ヶ関には中々行きませんw
それと、2時間も人の話を聞くのって集中力が持つのかも、ちょっと心配です。
どちらかというと話すほうが好きなので(笑)
それと、久々にきれい目な服を着ないといけないんでしょうかw
いつものラフな格好だとかなり目立っちゃうのかなぁ
ちょっと不安な面もありますが、何とか行ってまいりたいと思います〜。
もちろん、感想は本ブログでUPしたいと思います〜!
<会議の概要>
日時:平成29年12月18日(月)9:00〜11:00
場所:経済産業省本館17階第1〜3共用会議室
議題:1.再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
2.その他
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2017年12月15日
2017年12月16日
身から出た錆
おはようございます、アントレです!
今日もお天気良さそうですね〜w
パネルの皆さん、ガンガンお願いします〜!
さて、今回の記事は趣向を変えてコトワザのお勉強です。
テーマは、「身から出た錆」w
大辞林 第三版の解説は以下の通りです。
〔刀身そのものから生じて刀身を腐らせる錆の意〕
自分の犯した悪行のために自ら苦しむこと。自業自得。
まあ、小学生でも習うコトワザでしょうかね。
因みに、英語ではどういうか、書いてみましょう。
you reap what you sow
直訳すると「あなたが蒔いた種はあなたが刈り取る」となりますw
では、この「身から出た錆」をどういう局面で使うか、偶然にも良い題材がありましたので、今日の日経新聞の記事を活用して例示してみたいと思いますw
九州電力という会社の社長が伊方原発の差し止めに「残念だ」とコメントしているようですw
ご存知の通り広島高裁が、「阿蘇山が噴火した場合の安全性の考慮が足りないので当運転を停止するように」といった判決が先日出されました。九電は同じく鹿児島(川内原発)と佐賀(玄海原発)にも原発を持っていて、そちらの安全性も疑問符が付き始めたようですw
で、これまた超偶然ですが、以前このブログで九州電力の株式総会(今年の6月開催)について以下のような記事を書きました。
九州電力の株主総会を覗いてみた!
記事の中で書いてますが、心ある株主から以下のようなとても建設的な株主提案がなされたんですが、
原発事業を行わない、福島の事故を教訓とするように社是を変える、原子炉の安全委員会の設置等
この提案を九州電力及びその大株主たちは強烈な反対率で全力で否決しました。
恐らく、この有意義な提案の、「原子炉の安全委員会の設置」だけでも社としてしっかり受け止めて、対応しておけば今回の判決は無かったかもですねw
九州電力さん、まさに、身から出た錆ですねw
「心ある株主さんからの提案を否定して進めた結果(=悪行)、しかるべき機関からダメだしされてしまい、最初の提案を受け入れていた方が実は上手く行ったはずで、当人としては残念な結果になってしまった(=自ら苦しむ)」
つまり、自業自得w
ということで、皆さん、お分かりいただけましたでしょうか。
これがまさに、
「身から出た錆」(you reap what you sow)
の使い方となりますw
ご参考になりましたでしょうかw
次回は、「馬鹿の一つ覚え」や「負け犬の遠吠え」、「因果応報」等のコトワザをお勉強してみたいと思います〜!
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パネルの皆さん、ガンガンお願いします〜!
さて、今回の記事は趣向を変えてコトワザのお勉強です。
テーマは、「身から出た錆」w
大辞林 第三版の解説は以下の通りです。
〔刀身そのものから生じて刀身を腐らせる錆の意〕
自分の犯した悪行のために自ら苦しむこと。自業自得。
まあ、小学生でも習うコトワザでしょうかね。
因みに、英語ではどういうか、書いてみましょう。
you reap what you sow
直訳すると「あなたが蒔いた種はあなたが刈り取る」となりますw
では、この「身から出た錆」をどういう局面で使うか、偶然にも良い題材がありましたので、今日の日経新聞の記事を活用して例示してみたいと思いますw
九州電力という会社の社長が伊方原発の差し止めに「残念だ」とコメントしているようですw
ご存知の通り広島高裁が、「阿蘇山が噴火した場合の安全性の考慮が足りないので当運転を停止するように」といった判決が先日出されました。九電は同じく鹿児島(川内原発)と佐賀(玄海原発)にも原発を持っていて、そちらの安全性も疑問符が付き始めたようですw
で、これまた超偶然ですが、以前このブログで九州電力の株式総会(今年の6月開催)について以下のような記事を書きました。
九州電力の株主総会を覗いてみた!
記事の中で書いてますが、心ある株主から以下のようなとても建設的な株主提案がなされたんですが、
原発事業を行わない、福島の事故を教訓とするように社是を変える、原子炉の安全委員会の設置等
この提案を九州電力及びその大株主たちは強烈な反対率で全力で否決しました。
恐らく、この有意義な提案の、「原子炉の安全委員会の設置」だけでも社としてしっかり受け止めて、対応しておけば今回の判決は無かったかもですねw
九州電力さん、まさに、身から出た錆ですねw
「心ある株主さんからの提案を否定して進めた結果(=悪行)、しかるべき機関からダメだしされてしまい、最初の提案を受け入れていた方が実は上手く行ったはずで、当人としては残念な結果になってしまった(=自ら苦しむ)」
つまり、自業自得w
ということで、皆さん、お分かりいただけましたでしょうか。
これがまさに、
「身から出た錆」(you reap what you sow)
の使い方となりますw
ご参考になりましたでしょうかw
次回は、「馬鹿の一つ覚え」や「負け犬の遠吠え」、「因果応報」等のコトワザをお勉強してみたいと思います〜!
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2017年12月17日
ミサイルと原発
おはようございます、アントレです〜!
今日もお天気最高〜!ガンガン発電願いします〜!
さて、昨夜ネットサーフィンしていたところ、私の危機意識、というか、それ以上の啓蒙をしてくれる動画を発見しちゃいました。
その名もズバリ「ミサイルと原発」です。
この映像は、高浜原発3、4号機差止仮処分申請の証拠資料映像として原告側から提出されています。
因みにこの、原発訴訟。全国各地で起こっているようですw
折を見てもうちょっと調べてどこかで記事にしてみたいと思いますw
何がともあれ、月曜日の通勤の際にでも、この動画を是非ご覧ください〜w
今日もお天気最高〜!ガンガン発電願いします〜!
さて、昨夜ネットサーフィンしていたところ、私の危機意識、というか、それ以上の啓蒙をしてくれる動画を発見しちゃいました。
その名もズバリ「ミサイルと原発」です。
この映像は、高浜原発3、4号機差止仮処分申請の証拠資料映像として原告側から提出されています。
因みにこの、原発訴訟。全国各地で起こっているようですw
折を見てもうちょっと調べてどこかで記事にしてみたいと思いますw
何がともあれ、月曜日の通勤の際にでも、この動画を是非ご覧ください〜w
2017年12月18日
激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃
おはようございます、アントレです!
今日は寒いですね〜、寒いと電気抵抗が落ちるので、発電効率はUPしちゃうかもですね〜!
さて、昨日、NHKスペシャル 激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃 を視聴しましたw
(読者さんから放送日を教えてもらいました、ありがとうございます〜!)
番組の概要は上記のリンク(NHKのHP)をご参照いただきたいのですが、一言で言うと、日本は世界の脱炭素革命に完全に取り残されている、という話になります。
番組では各国の脱炭素の活動が放送されたのですが、パリ協定から脱退したアメリカでさえ、脱炭素に思いっきり舵を切っているようです。太陽光のコストは1Kwあたり2.6円まで下落しており、あの石油王、ロックフェラー財閥でさえ、石油は有限資源、無限資源である脱炭素エネルギーを活用・投資していく方針だ、とも言ってました。凄い動きですねw
また、ドイツでは送電網のコントロールが発展しており、再エネからの電気を優先的に送電網につなぐ仕組みが既に実用化されているとのことですw
日本は何を売りにしているかというと「高効率な火力発電所」だそうで、脱炭素、主に再エネにアクセル全開の世界各国から見ると、「技術力がある日本が何をやってるんだ?」となっているようです。番組ではアメリカの脱炭素コンサルから日本企業の日本人たちが、「お前ら何やってんだ?」と、苦言を呈され、洋上水力発電を展開する技術者が「日本の技術者が非効率な取り組みに埋没してしまって情けない」っと、涙するシーンがとても印象的でしたw
さて、なぜ日本は脱炭素時代に突入できないのでしょうか?
番組ではその原因分析や深堀、考察まではしてませんでしたが、ここからは、アントレが勝手に考察してみたいと思いますw
結論から先に言うと、原発問題w ですw
原発もいわゆる脱炭素エネルギーである、と一般的には考えられています。
ということで、では、原発を再稼働すれば各国の脱炭素に追いつけるのでは?というのが黒い奴らの言い分で、それをそのまま何の考察も無く新聞等のマスコミがたれ流しちゃっているわけですw
ただ、ちょっと待ってくださいw
あの福島の事故を受けて、原発を取り巻く環境は一変しています。あの当時、すべての原発が停止し、約60基ある原発の内、現在稼働しているのは5基。その1基(伊方原発)も広島高裁から運転差し止めを食らったりして同様に各地で訴訟がガンガン起こっており、他の原発の再稼働にも影響が出ている状況です。加えて、安全対策の強化により、普通にやって、コストも時間もかなりかかる、といった状況になっていますw
つまり、日本は原発にこだわりすぎるあまり、再エネも発展せず、当面火力発電に頼っていく必要がある。という状況で、原発が足枷になって、逆に脱炭素時代に乗り遅れてしまっている、といった状況になっているわけです。
脱原発宣言をして、全部廃炉にして、もっともとっと再エネ推進しちゃえば簡単に解決するお話であるはずなのに・・・
なので安倍さんも「日本は火力発電の技術で勝負する。高効率な火力発電所を世界に売っていくんだ(馬鹿な国民が原発反対とか言ってくるから苦労してるんだよね〜w 再稼働までは火力で時間稼ぎ〜♪)」という時代錯誤な頓珍漢な表明をしてしまうわけで、そんな事情も知らない、というか、そんな事情なんて全く関係ないと認識している世界のエネルギー関連の関係者から見ると「日本は何やってんだ?」となってしまうわけです。
この辺りの構図を正しく理解しておかないと、上述した技術者の涙のような状況が日本全体に蔓延してしまう、ということになります。
それと、もう一つ、何故ドイツのように送電網の自由化が発展しないの?って話があります。
これは、表面的には、日本の各電力会社が既得権益を手放したくないので中々自由化できないという話が、一般論となっています。
でも、本当にそうなんでしょうか?
以前、このブログで経産省の組織分析をしてみました(ここをクリック)。
その中で、資源エネルギー庁の組織を考察しており、以下に再掲しますw
この図の通り、資源エネルギー庁は大きく3つの組織に分かれています。
@省エネルギー・新エネルギー部(93人)
A資源・燃料部(139人)
B電気・ガス事業部(145人)
この@ABにはそれぞれ課があるのですが、皆さん、よーく眺めてくださいw
何と何と、原発推進チームである、電気・ガス事業部にのみ、「電力基盤整備課」という課があるではないですか!
つまり、何が言いたいかというと、電気・ガス事業部という、一瞬、その名称からは原発などは全く関係なさそうに見える1部署が、原子力発電に加え、電力基盤整備、つまり、送電網等の扱いについての主管部署になっちゃってます!!!
これじゃあ、原発優先の送電網構築という話になり、操り人形の電力会社と一緒に既得権益を鉄壁ガードしちゃうに決まってるじゃないですか!!!
再エネを優先に買い取る、などという発想は1ミリも生まれてこないはずですw
いやー、本当に情けない話ですw 恥ずかしくて諸外国に言えませんよw
アメリカ、国(黒い奴ら)、電力会社がジュルジュルと我々日本国民から甘い汁を吸い上げるポンピングシステムがここにある。というわけです。
こんな時代錯誤なシステム、政権は放っておいてもいずれ解体するとは思いますが、これに気が付く善良な国民の数が増えない限り、中々日本の脱炭素、脱原発、再エネ推進は進みそうにないですねw
くしくもアントレは今日、これから経産省に行ってきますw
暴れて来ちゃっていいですか(笑)?
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今日は寒いですね〜、寒いと電気抵抗が落ちるので、発電効率はUPしちゃうかもですね〜!
さて、昨日、NHKスペシャル 激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃 を視聴しましたw
(読者さんから放送日を教えてもらいました、ありがとうございます〜!)
番組の概要は上記のリンク(NHKのHP)をご参照いただきたいのですが、一言で言うと、日本は世界の脱炭素革命に完全に取り残されている、という話になります。
番組では各国の脱炭素の活動が放送されたのですが、パリ協定から脱退したアメリカでさえ、脱炭素に思いっきり舵を切っているようです。太陽光のコストは1Kwあたり2.6円まで下落しており、あの石油王、ロックフェラー財閥でさえ、石油は有限資源、無限資源である脱炭素エネルギーを活用・投資していく方針だ、とも言ってました。凄い動きですねw
また、ドイツでは送電網のコントロールが発展しており、再エネからの電気を優先的に送電網につなぐ仕組みが既に実用化されているとのことですw
日本は何を売りにしているかというと「高効率な火力発電所」だそうで、脱炭素、主に再エネにアクセル全開の世界各国から見ると、「技術力がある日本が何をやってるんだ?」となっているようです。番組ではアメリカの脱炭素コンサルから日本企業の日本人たちが、「お前ら何やってんだ?」と、苦言を呈され、洋上水力発電を展開する技術者が「日本の技術者が非効率な取り組みに埋没してしまって情けない」っと、涙するシーンがとても印象的でしたw
さて、なぜ日本は脱炭素時代に突入できないのでしょうか?
番組ではその原因分析や深堀、考察まではしてませんでしたが、ここからは、アントレが勝手に考察してみたいと思いますw
結論から先に言うと、原発問題w ですw
原発もいわゆる脱炭素エネルギーである、と一般的には考えられています。
ということで、では、原発を再稼働すれば各国の脱炭素に追いつけるのでは?というのが黒い奴らの言い分で、それをそのまま何の考察も無く新聞等のマスコミがたれ流しちゃっているわけですw
ただ、ちょっと待ってくださいw
あの福島の事故を受けて、原発を取り巻く環境は一変しています。あの当時、すべての原発が停止し、約60基ある原発の内、現在稼働しているのは5基。その1基(伊方原発)も広島高裁から運転差し止めを食らったりして同様に各地で訴訟がガンガン起こっており、他の原発の再稼働にも影響が出ている状況です。加えて、安全対策の強化により、普通にやって、コストも時間もかなりかかる、といった状況になっていますw
つまり、日本は原発にこだわりすぎるあまり、再エネも発展せず、当面火力発電に頼っていく必要がある。という状況で、原発が足枷になって、逆に脱炭素時代に乗り遅れてしまっている、といった状況になっているわけです。
脱原発宣言をして、全部廃炉にして、もっともとっと再エネ推進しちゃえば簡単に解決するお話であるはずなのに・・・
なので安倍さんも「日本は火力発電の技術で勝負する。高効率な火力発電所を世界に売っていくんだ(馬鹿な国民が原発反対とか言ってくるから苦労してるんだよね〜w 再稼働までは火力で時間稼ぎ〜♪)」という時代錯誤な頓珍漢な表明をしてしまうわけで、そんな事情も知らない、というか、そんな事情なんて全く関係ないと認識している世界のエネルギー関連の関係者から見ると「日本は何やってんだ?」となってしまうわけです。
この辺りの構図を正しく理解しておかないと、上述した技術者の涙のような状況が日本全体に蔓延してしまう、ということになります。
それと、もう一つ、何故ドイツのように送電網の自由化が発展しないの?って話があります。
これは、表面的には、日本の各電力会社が既得権益を手放したくないので中々自由化できないという話が、一般論となっています。
でも、本当にそうなんでしょうか?
以前、このブログで経産省の組織分析をしてみました(ここをクリック)。
その中で、資源エネルギー庁の組織を考察しており、以下に再掲しますw
この図の通り、資源エネルギー庁は大きく3つの組織に分かれています。
@省エネルギー・新エネルギー部(93人)
A資源・燃料部(139人)
B電気・ガス事業部(145人)
この@ABにはそれぞれ課があるのですが、皆さん、よーく眺めてくださいw
何と何と、原発推進チームである、電気・ガス事業部にのみ、「電力基盤整備課」という課があるではないですか!
つまり、何が言いたいかというと、電気・ガス事業部という、一瞬、その名称からは原発などは全く関係なさそうに見える1部署が、原子力発電に加え、電力基盤整備、つまり、送電網等の扱いについての主管部署になっちゃってます!!!
これじゃあ、原発優先の送電網構築という話になり、操り人形の電力会社と一緒に既得権益を鉄壁ガードしちゃうに決まってるじゃないですか!!!
再エネを優先に買い取る、などという発想は1ミリも生まれてこないはずですw
いやー、本当に情けない話ですw 恥ずかしくて諸外国に言えませんよw
アメリカ、国(黒い奴ら)、電力会社がジュルジュルと我々日本国民から甘い汁を吸い上げるポンピングシステムがここにある。というわけです。
こんな時代錯誤なシステム、政権は放っておいてもいずれ解体するとは思いますが、これに気が付く善良な国民の数が増えない限り、中々日本の脱炭素、脱原発、再エネ推進は進みそうにないですねw
くしくもアントレは今日、これから経産省に行ってきますw
暴れて来ちゃっていいですか(笑)?
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経産省に行ってきた! プロローグ編
こんにちは、アントレです!
いやー、行ってきましたよ経産省にw
生まれて初ですね、中に入るのはw
目指すは「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)」ww
ということで、しっかり書き出すと長編大作になりそうなので、プロローグと本編と番外編という3編構成でその模様を余すトコなくお伝えできればと思います。
まずはプロローグ編w
9時に霞ヶ関集合ということで、久々の早起きですw
案の定遅刻しそうだったんで、家からタクシーで向かっちゃいましたw
で、9時ギリギリに到着ですw
おぉ、ここか!
おなじみの石碑?もパチリw
警備員も何人かいるんですが、ちわーっスって感じで、簡単に入れちゃいましたw
1Fのセキュリティゲートの横に受付がありました。再エネの小委員会に来たんですけど・・・っというと、はい、お名前をどうぞって感じで、フツーに受付できましたw
入館証を無事ゲット〜〜! 17階の会議室に向かいます。
そして、よいよ中に入りますw
プレス(TV)もいらっしゃるようで、撮影はOKそう。ということで、場内の雰囲気を撮ってきましたw
いやー、何というんでしょうか。オッサンたちで熱気ムンムンですw
前方遥か先に、いわゆる有識者と言われる方々とお役人たちが机をグルッと回る感じで列席されています。
委員等の出席者名簿は以下の通りですw
委員長
山地 憲治 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE) 理事・研究所長
委員
岩船 由美子 東京大学生産技術研究所 特任教授
江崎 浩 東京大学工学部電気情報工学科 教授
荻本 和彦 東京大学生産技術研究所 特任教授
小野 透 一般社団法人日本経済団体連合会 資源・エネルギー対策委員会企画部会 委員
新川 麻 西村あさひ法律事務所 パートナー
村 ゆかり 名古屋大学大学院環境学研究科 教授
辰巳 菊子 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 常任顧問
長山 浩章 京都大学国際高等教育院 教授
松村 敏弘 東京大学社会科学研究所 教授
松本 真由美 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 環境エネルギー科学特別部門 客員准教授
圓尾 雅則 SMBC日興証券株式会社 マネージング・ディレクター
オブザーバー
岡本 浩 東京電力パワー・グリッド株式会社 取締役副社長
後藤 弘樹 日本地熱協会 理事
斎藤 稔 一般社団法人風力発電協会 副代表理事
佐藤 悦緒 電力広域的運営推進機関 理事
武田 勉 株式会社エネット 代表取締役社長
中島 大 全国小水力利用推進協議会 事務局長
日置 純子 電力・ガス取引監視等委員会事務局 ネットワーク事業制度企画室長
増川 武昭 一般社団法人太陽光発電協会 事務局長
森崎 育男 一般社団法人日本有機資源協会 専務理事
八代 浩久 電気事業連合会 事務局長
(五十音順・敬称略)
席配置はこんな感じw
資料ですが、以下のHPに一般公開されております。
総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)‐配布資料
さて、この会議の位置づけです。
実はこれって非常に重要で、誰がオーナーで、どの部署のどの立場の人がどういうポジショントークをするのか、しそうなのか、というところです。ここを抑えてないと、傍聴してても単なる録音機になってしまいますからねw
で、委員会の正式名称は、
総合資源エネルギー調査会
省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会
再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会
となっており、素人目には何が何だかさっぱり解りませんw
ということで、上述した席配置を良ーく眺めて見てみましょう。
特に経産省(お役人)側の配置をご覧くださいw
見事に、委員長を真ん中にして、左側が電力・ガス事業部、右側が省エネルギー・新エネルギー部となっています。
なるほどなるほどw
いや〜、面白いですね〜(笑)
委員長は単なる議事進行係。
簡単に言うと、原発(含む送電網)VS 再エネ という構図ですね。両者とも最上位は部長・室長で、それ以上はいませんし、両部を跨る上位役職者もいませんw
いわゆる両雄によるガチンコ対決という形になりますw
会議の名称は「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」w
つまり、
再エネを推進しましょう VS そうはさせまい、原発が第一だ〜
って戦いですね。送電網の奪い合い、陣取り合戦ですw
直接戦うのは大人気ないので、有識者の率直な意見を聞いて、一般開放して品行方正、公正に決めて行きましょうね。というやつで、有識者やオブザーバーの選定経緯や、買収の有無も気になるところですが、そこをやりだすと時間が掛かるので、別途やることにしましょうw
今回は原発の話はメイントピックでは無いので、電気・ガス事業部は人数的には劣勢ですが、ここで負けるわけにはいきませんw メインスピーカーは那須室長w
そして、省エネルギー・新エネルギー部からは再エネ推進のエース、山崎課長が主役となっている模様ですw
ということで、数百名の傍聴者がひしめき合う会議室で、余りにも予想通りだっただけに、アントレ一人だけがニヤニヤしているという、ハタから見ると、若干、変な人になってましたが、会議は予定通り9時から開始されましたw
果たして内容は如何に!!!
本編に続きますw
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いやー、行ってきましたよ経産省にw
生まれて初ですね、中に入るのはw
目指すは「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)」ww
ということで、しっかり書き出すと長編大作になりそうなので、プロローグと本編と番外編という3編構成でその模様を余すトコなくお伝えできればと思います。
まずはプロローグ編w
9時に霞ヶ関集合ということで、久々の早起きですw
案の定遅刻しそうだったんで、家からタクシーで向かっちゃいましたw
で、9時ギリギリに到着ですw
おぉ、ここか!
おなじみの石碑?もパチリw
警備員も何人かいるんですが、ちわーっスって感じで、簡単に入れちゃいましたw
1Fのセキュリティゲートの横に受付がありました。再エネの小委員会に来たんですけど・・・っというと、はい、お名前をどうぞって感じで、フツーに受付できましたw
入館証を無事ゲット〜〜! 17階の会議室に向かいます。
そして、よいよ中に入りますw
プレス(TV)もいらっしゃるようで、撮影はOKそう。ということで、場内の雰囲気を撮ってきましたw
いやー、何というんでしょうか。オッサンたちで熱気ムンムンですw
前方遥か先に、いわゆる有識者と言われる方々とお役人たちが机をグルッと回る感じで列席されています。
委員等の出席者名簿は以下の通りですw
委員長
山地 憲治 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE) 理事・研究所長
委員
岩船 由美子 東京大学生産技術研究所 特任教授
江崎 浩 東京大学工学部電気情報工学科 教授
荻本 和彦 東京大学生産技術研究所 特任教授
小野 透 一般社団法人日本経済団体連合会 資源・エネルギー対策委員会企画部会 委員
新川 麻 西村あさひ法律事務所 パートナー
村 ゆかり 名古屋大学大学院環境学研究科 教授
辰巳 菊子 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 常任顧問
長山 浩章 京都大学国際高等教育院 教授
松村 敏弘 東京大学社会科学研究所 教授
松本 真由美 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 環境エネルギー科学特別部門 客員准教授
圓尾 雅則 SMBC日興証券株式会社 マネージング・ディレクター
オブザーバー
岡本 浩 東京電力パワー・グリッド株式会社 取締役副社長
後藤 弘樹 日本地熱協会 理事
斎藤 稔 一般社団法人風力発電協会 副代表理事
佐藤 悦緒 電力広域的運営推進機関 理事
武田 勉 株式会社エネット 代表取締役社長
中島 大 全国小水力利用推進協議会 事務局長
日置 純子 電力・ガス取引監視等委員会事務局 ネットワーク事業制度企画室長
増川 武昭 一般社団法人太陽光発電協会 事務局長
森崎 育男 一般社団法人日本有機資源協会 専務理事
八代 浩久 電気事業連合会 事務局長
(五十音順・敬称略)
席配置はこんな感じw
資料ですが、以下のHPに一般公開されております。
総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)‐配布資料
さて、この会議の位置づけです。
実はこれって非常に重要で、誰がオーナーで、どの部署のどの立場の人がどういうポジショントークをするのか、しそうなのか、というところです。ここを抑えてないと、傍聴してても単なる録音機になってしまいますからねw
で、委員会の正式名称は、
総合資源エネルギー調査会
省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会
再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会
となっており、素人目には何が何だかさっぱり解りませんw
ということで、上述した席配置を良ーく眺めて見てみましょう。
特に経産省(お役人)側の配置をご覧くださいw
見事に、委員長を真ん中にして、左側が電力・ガス事業部、右側が省エネルギー・新エネルギー部となっています。
なるほどなるほどw
いや〜、面白いですね〜(笑)
委員長は単なる議事進行係。
簡単に言うと、原発(含む送電網)VS 再エネ という構図ですね。両者とも最上位は部長・室長で、それ以上はいませんし、両部を跨る上位役職者もいませんw
いわゆる両雄によるガチンコ対決という形になりますw
会議の名称は「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」w
つまり、
再エネを推進しましょう VS そうはさせまい、原発が第一だ〜
って戦いですね。送電網の奪い合い、陣取り合戦ですw
直接戦うのは大人気ないので、有識者の率直な意見を聞いて、一般開放して品行方正、公正に決めて行きましょうね。というやつで、有識者やオブザーバーの選定経緯や、買収の有無も気になるところですが、そこをやりだすと時間が掛かるので、別途やることにしましょうw
今回は原発の話はメイントピックでは無いので、電気・ガス事業部は人数的には劣勢ですが、ここで負けるわけにはいきませんw メインスピーカーは那須室長w
そして、省エネルギー・新エネルギー部からは再エネ推進のエース、山崎課長が主役となっている模様ですw
ということで、数百名の傍聴者がひしめき合う会議室で、余りにも予想通りだっただけに、アントレ一人だけがニヤニヤしているという、ハタから見ると、若干、変な人になってましたが、会議は予定通り9時から開始されましたw
果たして内容は如何に!!!
本編に続きますw
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経産省に行ってきた! 本編@
ども〜、アントレです!
よいよ、本編に入りますw
プロローグの後半はアントレ独自視点でちょっとおふざけしちゃいましたので、少し真面目に進めたいと思いますw
まず、各論に入る前に、大まかな会議のアジェンダについてですw
@会議の趣旨
A議事運営について
B再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
C住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について
って感じです。
まず@です。会議資料をコピペしますw
「2030 年度のエネルギーミックスを着実に達成するためには、再生可能エネルギーを コスト競争力のある主力電源にし、その大量導入を持続可能なものとすることが必要で ある。
世界的には、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い発電コストが低減し、コスト競争 力のある電源となってきている。一方、我が国においては、2012年7月のFIT制度導 入以降、急速に再生可能エネルギーの導入が進んでいるものの、その発電コストは国際 水準と比較して依然高い状況にある。
また、再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、従来の系統運用の下で系統制約が顕 在化しているほか、調整力の確保や FIT 制度からの自立に向けた事業環境の整備など、 新たな政策課題も浮き彫りになってきている。
このため、総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会及び電力・ ガス事業分科会の下に「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員 会」を設置し、再生可能エネルギーの大量導入とそれを支える次世代電力ネットワーク の在り方について、政策対応の具体化に向けた検討を行う。」
というお話です。このお題目に対して、省エネルギー・新エネルギー 科部長と、電力・ガス事業 村瀬部長が一言コメントしました。
再エネ部 科部長:世界の潮流に合わせ、日本においても再エネを主力電源化したい。
原子力部 村瀬部長:再エネは供給力市場の整備が肝要。送電網は次世代ネットワークを作り上げていきたい。
ってな感じですかね。要約するとw
やはり、再エネ部は主力電源化したい、と明確ですが、原子力部は遠回しに、そうはさせないよ、って雰囲気を感じちゃいましたw
次にAです。山路委員長からも一言w
「再エネは全世界的にコスト競争力が出てきている。日本はどいう取り込んでいくか。この4月からの改正FIT法で、効果が出始めている一方、日本の再エネ比率は以前低い状況でまだまだコストは高い状況で現状のFITの延長線上で何とかやっているのが実情。世界的には遅れている、追いつき、追い越すためにはどうするか。効率的、次世代的な電力ネットワークの構築が急務だが最終的には再エネを主力電源化したい。」
うーん、どちらかというと、再エネ寄り??って感じでしたw
最後に、「この小委員会での決定事項は決定ベースで順次取り組みを進めていく」っと、お、中々やる気満々ですね。といった雰囲気ですw まあ初回ですしね。
で、会議の運営は以下コピペの通りとのことですw
1.本委員会は、原則として公開する。なお、傍聴については、本委員会の運 営に支障を来さない範囲において、原則として認める。
2.配布資料は、原則として公開する。
3.議事要旨については、原則として会議終了後1週間以内に作成し、公開す る。
4.議事録については、原則として会議終了後1ヶ月以内に作成し、公開する。
5.個別の事情に応じて、会議又は資料を非公開にするかどうかについての判 断は、小委員長に一任するものとする。
はい、そしていよいよ各論に入ります。
B再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
これがまあ、今回の小委員会のメイントピックですねw
因みにですが、、、この会議、結局どういう進行なのか、ディスカッション的要素があるのかないのか、最初にすごく気になったのですが、結局アジェンダは以下な感じでしたw
まず、山崎課長と那須室長が資料を説明→各委員(有識者)が持論を展開→オブザーバーが持論を展開→終了w
うーん、結局双方向の議論は無しw 単純にエネ庁の資料の説明を受けて、有識者たちが言いたい放題w
それを経産省の若手が必死にメモる、という感じでした。良くも悪くも、そんな感じです。第1回だからでしょうかね。(3時間という会議の割に、出席者が大杉。まあ、誰がやってもこうなっちゃいますかねw)
ってか、終わってみて感じたんですが、こんな一方通行な進行って、ソモソモシャンシャン総会みたいになっちゃうわけで、実は結論はすでに出ていて、形式的な外向けのアピール(演技?)ですか?って気がしちゃいました。詳しくは総評でw
で、Bですが、資料の内容は概ね以下となります。
(1)日本の再生可能エネルギーの導入状況
(2)世界の再生可能エネルギーの導入状況
(3)各再生可能エネルギー電源の状況
(4)本委員会における議論のスコープ
総論
論点1.コスト競争力の強化
論点2.系統への円滑な受入れ
論点3.事業環境整備
青の部分が再エネ部のエース、山崎課長のプレゼンで、赤の部分が原子力部の那須室長のプレゼンでしたw
まあ、(1)〜(3)は優秀な経産省の部下たちが必死にまとめた資料って感じで、かなり調べ上げているんだな〜って感じでした。ただそれだけでは芸が無いので、後半に論点をまとめて来ましたよ。って資料ですかねw
青い部分では、山崎課長が再エネの問題もあるものの、ガンガン行きたいですよ的なトーンの資料なんですが、最後の赤いところで、那須室長が、そんな簡単には行きませんよ。って感じですかね。総論としてw
で、ちょっと長くなっちゃったので一旦切りますw
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よいよ、本編に入りますw
プロローグの後半はアントレ独自視点でちょっとおふざけしちゃいましたので、少し真面目に進めたいと思いますw
まず、各論に入る前に、大まかな会議のアジェンダについてですw
@会議の趣旨
A議事運営について
B再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
C住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について
って感じです。
まず@です。会議資料をコピペしますw
「2030 年度のエネルギーミックスを着実に達成するためには、再生可能エネルギーを コスト競争力のある主力電源にし、その大量導入を持続可能なものとすることが必要で ある。
世界的には、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い発電コストが低減し、コスト競争 力のある電源となってきている。一方、我が国においては、2012年7月のFIT制度導 入以降、急速に再生可能エネルギーの導入が進んでいるものの、その発電コストは国際 水準と比較して依然高い状況にある。
また、再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、従来の系統運用の下で系統制約が顕 在化しているほか、調整力の確保や FIT 制度からの自立に向けた事業環境の整備など、 新たな政策課題も浮き彫りになってきている。
このため、総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会及び電力・ ガス事業分科会の下に「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員 会」を設置し、再生可能エネルギーの大量導入とそれを支える次世代電力ネットワーク の在り方について、政策対応の具体化に向けた検討を行う。」
というお話です。このお題目に対して、省エネルギー・新エネルギー 科部長と、電力・ガス事業 村瀬部長が一言コメントしました。
再エネ部 科部長:世界の潮流に合わせ、日本においても再エネを主力電源化したい。
原子力部 村瀬部長:再エネは供給力市場の整備が肝要。送電網は次世代ネットワークを作り上げていきたい。
ってな感じですかね。要約するとw
やはり、再エネ部は主力電源化したい、と明確ですが、原子力部は遠回しに、そうはさせないよ、って雰囲気を感じちゃいましたw
次にAです。山路委員長からも一言w
「再エネは全世界的にコスト競争力が出てきている。日本はどいう取り込んでいくか。この4月からの改正FIT法で、効果が出始めている一方、日本の再エネ比率は以前低い状況でまだまだコストは高い状況で現状のFITの延長線上で何とかやっているのが実情。世界的には遅れている、追いつき、追い越すためにはどうするか。効率的、次世代的な電力ネットワークの構築が急務だが最終的には再エネを主力電源化したい。」
うーん、どちらかというと、再エネ寄り??って感じでしたw
最後に、「この小委員会での決定事項は決定ベースで順次取り組みを進めていく」っと、お、中々やる気満々ですね。といった雰囲気ですw まあ初回ですしね。
で、会議の運営は以下コピペの通りとのことですw
1.本委員会は、原則として公開する。なお、傍聴については、本委員会の運 営に支障を来さない範囲において、原則として認める。
2.配布資料は、原則として公開する。
3.議事要旨については、原則として会議終了後1週間以内に作成し、公開す る。
4.議事録については、原則として会議終了後1ヶ月以内に作成し、公開する。
5.個別の事情に応じて、会議又は資料を非公開にするかどうかについての判 断は、小委員長に一任するものとする。
はい、そしていよいよ各論に入ります。
B再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方
これがまあ、今回の小委員会のメイントピックですねw
因みにですが、、、この会議、結局どういう進行なのか、ディスカッション的要素があるのかないのか、最初にすごく気になったのですが、結局アジェンダは以下な感じでしたw
まず、山崎課長と那須室長が資料を説明→各委員(有識者)が持論を展開→オブザーバーが持論を展開→終了w
うーん、結局双方向の議論は無しw 単純にエネ庁の資料の説明を受けて、有識者たちが言いたい放題w
それを経産省の若手が必死にメモる、という感じでした。良くも悪くも、そんな感じです。第1回だからでしょうかね。(3時間という会議の割に、出席者が大杉。まあ、誰がやってもこうなっちゃいますかねw)
ってか、終わってみて感じたんですが、こんな一方通行な進行って、ソモソモシャンシャン総会みたいになっちゃうわけで、実は結論はすでに出ていて、形式的な外向けのアピール(演技?)ですか?って気がしちゃいました。詳しくは総評でw
で、Bですが、資料の内容は概ね以下となります。
(1)日本の再生可能エネルギーの導入状況
(2)世界の再生可能エネルギーの導入状況
(3)各再生可能エネルギー電源の状況
(4)本委員会における議論のスコープ
総論
論点1.コスト競争力の強化
論点2.系統への円滑な受入れ
論点3.事業環境整備
青の部分が再エネ部のエース、山崎課長のプレゼンで、赤の部分が原子力部の那須室長のプレゼンでしたw
まあ、(1)〜(3)は優秀な経産省の部下たちが必死にまとめた資料って感じで、かなり調べ上げているんだな〜って感じでした。ただそれだけでは芸が無いので、後半に論点をまとめて来ましたよ。って資料ですかねw
青い部分では、山崎課長が再エネの問題もあるものの、ガンガン行きたいですよ的なトーンの資料なんですが、最後の赤いところで、那須室長が、そんな簡単には行きませんよ。って感じですかね。総論としてw
で、ちょっと長くなっちゃったので一旦切りますw
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2017年12月19日
経産省に行ってきた! 本編A
続きですw
まず、既に再エネ発電家の皆さん、もしくはこれから再エネ発電家になろうとしている皆さんは、是非とも今回の小委員会のメイン資料、「再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方 」をご通読くださいw
他のどんなビジネス書、参考書、新聞、メディア等よりも重要な資料と思います。なぜなら皆さん自身がこの再エネ事業の当事者ですからねw 再エネ事業が今抱える課題や今後の展望、世界の動向について、知る権利というか、知ってしかるべき的なお話なのかな、と感じていますw
で、具体的な中身についてですが、資料のボリュームや内容が非常に多岐にわたっているので、1つ1つやるとキリがありませんw
資料の後半にある論点について、要点を纏めてみましたw
論点1.コスト競争力の強化
FIT導入後、太陽光が急速に増加(=太陽光に偏重)。 一定程度導入が進んでいる、又は導入が拡大していくことが見込まれる段階に至っている競争的な電源については、入札制の活用等によって競争を促し、発電コストの低減を進めて行く必要がある。 また、市場機能の活用により、マーケットベースでの導入への移行を促す仕組みも検討するべき。
論点2.系統への円滑な受入れ
@既存系統の最大限の活用
新規に系統に接続する際、系統の空き容量の範囲内で先着順になっている。空き容量がなくなった場合、増強して追加的に受入れるが、増強には多額の費用と時間が伴う状況。まずは、既存系統を最 大限活用していくことが重要。系統の空き容量を柔軟に活用し、一定の制約条件の下で系統への接続を認める「日本版コネクト&マネージ」の仕組みの具体化に向けた検討を進めたい。
A出力制御の最適化と公平性・予見可能性の確保
再エネの拡大に伴い、出力制御が起きる可能性が顕在化。個別エリアで生じている具体的な課題に即して検討を行う。再エネ事業への安定的・継続的なファイナンスを実現するためにも 出力制御の予見可能性を高めることが重要であり、情報公開の質を高めたい。
B2030年以降も見据えた系統設備維持・形成の在り方
既存系統を最大活用したとしても、2030年以降も見据えれば、再エネの増加等に伴い、なお一定の系統増強及び更新投資は必要。再エネ導入に伴う社会全体のコストを最小化する観点からは、費用負担の公平性にも配慮しつつ、2030年以降も見据え、系統費用負担の在り方と次世代電力ネットワークの構築について検討したい。
C適切な調整力の確保
再エネの拡大に伴い、出力変動を調整し、需給バランスを一致させる調整力を効率的かつ効果的に確保することが重要。 例えば蓄電池や水素の活用を発電事業者と送配電事業者の適切な役割分担を検討していく等。
論点3.事業環境整備〜FITからの自立とバランスの取れた導入促進
@長期安定発電を支える事業環境の整備
高い調達価格の確保を急ぐあまり、未稼働案件等、適正な発電事業が行われない事態・懸念が顕在化。認定量と導入量の極端な乖離が生じないよう、電源毎の特性に配慮した上で、事業実 施の確度が高い案件だけが認定を取得できるようにするとともに、将来的にFIT制度が終 了しても発電事業として自立できるよう、発電事業者としての適正な事業実施を担保する 仕組みが必要。
A再生可能エネルギーの新たな使い方の促進
発電コストの低下が進めば、売電ではなく自家消費が合理的となることが想定。2019年からFITが終了する電源を1つの契機として、EV・蓄電池と組み合わせた自家消費、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジ ネス(ERAB)など、再エネの新しい使い方の可能性が広がっていくと考えられる。FIT卒業電源のビジネスモデルの確立や、再エネの非化石電源としての価値が適切に評価される仕組みづくりによって、再エネの新たな活用モデルを 拡大していくことが重要。
B立地制約のある電源の導入促進
FIT制度では、政府は長期・固定価格での買取を保証する一方で、立地地点の選定・調整については事業者が役割を担っている。大量導入・コスト低減のポテンシャルがあったとしても、立地制約による事業リスクが 高い場合には、発電コストが下がらず、将来的にもFIT制度なしでは導入が進まない可 能性がある。 例えば洋上風力について、海域の利用ルールの明確化など、我が国に適した導入促進策を、制度 整備を含めて検討していく必要がある。また、地熱についても、国による資源量調査を加速化し、有望地域での地元調整を円滑に進めるべき。
以上ですw
いやー、これだけでもちょっとお腹いっぱいですねw
これはアントレの個人的所感ですが、資エネ庁は何を言いたかったかというと、FITが始まった5年前は、ある意味緩い計画の中、再エネを一気に展開させた結果として、太陽光に偏重してしまったという事実があると思います。また、5年経った今、諸外国と比べて相変わらず発電コストは高い状況。ということで、ソロソロFIT卒業を踏まえた、例えば入札制度の導入等も始まっていますが、国民負担の更なる低減を視野に入れた場合、FITからFIP(Feed-in Premium。市場価格にプレミアム(ミルク補給)を上乗せする方式)等への切り替えが必要なのではないか。といった状況になっているようです。
やはりこーなるのかw
また、系統については次世代モデルの検討は進めるものの、当面は既存系統の最大限の活用、というソリューションで進めるようです。その前提であれば、今後時間の経過とともに原発再稼働や認定された再エネが系統接続されるわけで、出力抑制を可視化して展開します。と言ってますが、いよいよ抑制時代が始まりますよ〜っと言っているような気がします。やはり系統チームはディフェンシブな印象ですw
ただ、系統については原発や火力、ガス等も含めて考えないといけないわけで、再エネだけを主眼に置くのはちょっと中途半端な気がしました。
総じて、再エネはFITを卒業した後が重要。というのは確実ですね。そこに向けて他国の状況も踏まえてどういったかじ取りを政策として取っていくか、というのが、今後ますます重要になっていくことと思います。
我々発電家も20年のビジネスと捉えるのではなく、20年以降を見据えて発電事業に取り組んでいく必要がありそうですw
で、このプレゼンに対して有識者が持論を展開しましたw
これまた長くなったので、一旦切りますw
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まず、既に再エネ発電家の皆さん、もしくはこれから再エネ発電家になろうとしている皆さんは、是非とも今回の小委員会のメイン資料、「再生可能エネルギーの大量導入時代における 政策課題と次世代電力ネットワークの在り方 」をご通読くださいw
他のどんなビジネス書、参考書、新聞、メディア等よりも重要な資料と思います。なぜなら皆さん自身がこの再エネ事業の当事者ですからねw 再エネ事業が今抱える課題や今後の展望、世界の動向について、知る権利というか、知ってしかるべき的なお話なのかな、と感じていますw
で、具体的な中身についてですが、資料のボリュームや内容が非常に多岐にわたっているので、1つ1つやるとキリがありませんw
資料の後半にある論点について、要点を纏めてみましたw
論点1.コスト競争力の強化
FIT導入後、太陽光が急速に増加(=太陽光に偏重)。 一定程度導入が進んでいる、又は導入が拡大していくことが見込まれる段階に至っている競争的な電源については、入札制の活用等によって競争を促し、発電コストの低減を進めて行く必要がある。 また、市場機能の活用により、マーケットベースでの導入への移行を促す仕組みも検討するべき。
論点2.系統への円滑な受入れ
@既存系統の最大限の活用
新規に系統に接続する際、系統の空き容量の範囲内で先着順になっている。空き容量がなくなった場合、増強して追加的に受入れるが、増強には多額の費用と時間が伴う状況。まずは、既存系統を最 大限活用していくことが重要。系統の空き容量を柔軟に活用し、一定の制約条件の下で系統への接続を認める「日本版コネクト&マネージ」の仕組みの具体化に向けた検討を進めたい。
A出力制御の最適化と公平性・予見可能性の確保
再エネの拡大に伴い、出力制御が起きる可能性が顕在化。個別エリアで生じている具体的な課題に即して検討を行う。再エネ事業への安定的・継続的なファイナンスを実現するためにも 出力制御の予見可能性を高めることが重要であり、情報公開の質を高めたい。
B2030年以降も見据えた系統設備維持・形成の在り方
既存系統を最大活用したとしても、2030年以降も見据えれば、再エネの増加等に伴い、なお一定の系統増強及び更新投資は必要。再エネ導入に伴う社会全体のコストを最小化する観点からは、費用負担の公平性にも配慮しつつ、2030年以降も見据え、系統費用負担の在り方と次世代電力ネットワークの構築について検討したい。
C適切な調整力の確保
再エネの拡大に伴い、出力変動を調整し、需給バランスを一致させる調整力を効率的かつ効果的に確保することが重要。 例えば蓄電池や水素の活用を発電事業者と送配電事業者の適切な役割分担を検討していく等。
論点3.事業環境整備〜FITからの自立とバランスの取れた導入促進
@長期安定発電を支える事業環境の整備
高い調達価格の確保を急ぐあまり、未稼働案件等、適正な発電事業が行われない事態・懸念が顕在化。認定量と導入量の極端な乖離が生じないよう、電源毎の特性に配慮した上で、事業実 施の確度が高い案件だけが認定を取得できるようにするとともに、将来的にFIT制度が終 了しても発電事業として自立できるよう、発電事業者としての適正な事業実施を担保する 仕組みが必要。
A再生可能エネルギーの新たな使い方の促進
発電コストの低下が進めば、売電ではなく自家消費が合理的となることが想定。2019年からFITが終了する電源を1つの契機として、EV・蓄電池と組み合わせた自家消費、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジ ネス(ERAB)など、再エネの新しい使い方の可能性が広がっていくと考えられる。FIT卒業電源のビジネスモデルの確立や、再エネの非化石電源としての価値が適切に評価される仕組みづくりによって、再エネの新たな活用モデルを 拡大していくことが重要。
B立地制約のある電源の導入促進
FIT制度では、政府は長期・固定価格での買取を保証する一方で、立地地点の選定・調整については事業者が役割を担っている。大量導入・コスト低減のポテンシャルがあったとしても、立地制約による事業リスクが 高い場合には、発電コストが下がらず、将来的にもFIT制度なしでは導入が進まない可 能性がある。 例えば洋上風力について、海域の利用ルールの明確化など、我が国に適した導入促進策を、制度 整備を含めて検討していく必要がある。また、地熱についても、国による資源量調査を加速化し、有望地域での地元調整を円滑に進めるべき。
以上ですw
いやー、これだけでもちょっとお腹いっぱいですねw
これはアントレの個人的所感ですが、資エネ庁は何を言いたかったかというと、FITが始まった5年前は、ある意味緩い計画の中、再エネを一気に展開させた結果として、太陽光に偏重してしまったという事実があると思います。また、5年経った今、諸外国と比べて相変わらず発電コストは高い状況。ということで、ソロソロFIT卒業を踏まえた、例えば入札制度の導入等も始まっていますが、国民負担の更なる低減を視野に入れた場合、FITからFIP(Feed-in Premium。市場価格にプレミアム(ミルク補給)を上乗せする方式)等への切り替えが必要なのではないか。といった状況になっているようです。
やはりこーなるのかw
また、系統については次世代モデルの検討は進めるものの、当面は既存系統の最大限の活用、というソリューションで進めるようです。その前提であれば、今後時間の経過とともに原発再稼働や認定された再エネが系統接続されるわけで、出力抑制を可視化して展開します。と言ってますが、いよいよ抑制時代が始まりますよ〜っと言っているような気がします。やはり系統チームはディフェンシブな印象ですw
ただ、系統については原発や火力、ガス等も含めて考えないといけないわけで、再エネだけを主眼に置くのはちょっと中途半端な気がしました。
総じて、再エネはFITを卒業した後が重要。というのは確実ですね。そこに向けて他国の状況も踏まえてどういったかじ取りを政策として取っていくか、というのが、今後ますます重要になっていくことと思います。
我々発電家も20年のビジネスと捉えるのではなく、20年以降を見据えて発電事業に取り組んでいく必要がありそうですw
で、このプレゼンに対して有識者が持論を展開しましたw
これまた長くなったので、一旦切りますw
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経産省に行ってきた! 本編B
続きですw
で、先ほどのプレゼンに対する有識者の指摘ですが、これまたすべてやるとキリがないので、アントレの心に残った指摘を列挙したいと思います。
@系統の円滑な受け入れについては九電を見学。今年度内に出力制御の可能性が非常に高いと聞いた。
A系統のマネージは昔のインターネットのように物理レイヤーの利用を上手くすれば、物理的資源を上手く使えるのでは?
BPVは住宅、特に中古住宅をどうしていくかが住宅施策合わせて検討が必要
C全体としてFITありき。この国民負担を今後どうするか、FIPへの移行を含めてどうしていくか。
DFITのMIX比率は達成するとおもう。比率の上限を超えないようにコントロールしてほしい。
E再エネの大量導入と言っておきながら2030年で再エネ率22-24%は大量導入には値しないのではないか?諸外国はもっと高めの数値を目指している。
FFIT20年以降、事業者任せはダメでは無いか。パネルのリサイクル法などの整備も肝要。
G再エネの導入のみが目的ではない。再エネを導入すること自体が目的ではない。
H海外の事例をうのみするのは危険。日本固有の要件に合わせた最適化を意識すべし。
I出力を制御、コントロール可能な電源を如何に安価に提供できるのかが重要。
J欧州は洋上風力の発電コストが大幅に低減、主力になりつつある。日本は島国で海に囲まれている。ポテンシャルは十分。
K輸入バイオマスの駆け込み需要。国民経済に資しない。FIPでは甘いのでは。買い取らないという手もあるのかも。
L出力制御の予見可能性を情報開示によって高めるべき。情報開示の質を高めるべき。
M社会コストの低減化と費用負担の公平性は保てないのではないのでは?調整力のコストをどのように再エネ事業者に課していくのか。
N既存の系統を最大限に活用する前提で、2030年ごろには系統がパツパツになる。
O系統の調整力のは再エネの部分だけで議論するのはナンセンス。原因者がはっきりしている部分ははっきりすべき。単なる再エネいじめにならないように。
まあまあ、皆さん言いたい放題でした。ってか言いたい放題することが仕事でしょうからねw
結局ディスカッションではなく、一方的な発言なので、何かが決まったとかではないのですが、個人的にはEとかOがヒットしましたw また、@はきな臭いですね〜。
それと、原発という話がこの会議の中、一言も出て来ませんでしたw
普通に考えて、多少なりとも議論されるのかな、と思うんですよね。だって、原発の稼働状況に応じて再エネだって火力だって発電比率が変わってくるでしょうし、原発だってコスト高電源になっているのは自明の理ですw ベースロード電源なものの、定期点検等で運転停止もするわけで、系統チームの言う調整力の源泉になるような気もしますw
うーん、なんていうんでしょうか。ひじょーにアンタッチャブルな雰囲気を感じましたw
以上、有識者、オブザーバーのすべての方が順番に発言するという会でしたので時間が押しに押してこの時点で、2時間半が経過。
残り30分で、最後のアジェンダ、「住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について」に突入するのですが、おまけ的なアジェンダかと思いきや、結構重要なテーマが仕込まれてましたw
続きは次回〜!
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で、先ほどのプレゼンに対する有識者の指摘ですが、これまたすべてやるとキリがないので、アントレの心に残った指摘を列挙したいと思います。
@系統の円滑な受け入れについては九電を見学。今年度内に出力制御の可能性が非常に高いと聞いた。
A系統のマネージは昔のインターネットのように物理レイヤーの利用を上手くすれば、物理的資源を上手く使えるのでは?
BPVは住宅、特に中古住宅をどうしていくかが住宅施策合わせて検討が必要
C全体としてFITありき。この国民負担を今後どうするか、FIPへの移行を含めてどうしていくか。
DFITのMIX比率は達成するとおもう。比率の上限を超えないようにコントロールしてほしい。
E再エネの大量導入と言っておきながら2030年で再エネ率22-24%は大量導入には値しないのではないか?諸外国はもっと高めの数値を目指している。
FFIT20年以降、事業者任せはダメでは無いか。パネルのリサイクル法などの整備も肝要。
G再エネの導入のみが目的ではない。再エネを導入すること自体が目的ではない。
H海外の事例をうのみするのは危険。日本固有の要件に合わせた最適化を意識すべし。
I出力を制御、コントロール可能な電源を如何に安価に提供できるのかが重要。
J欧州は洋上風力の発電コストが大幅に低減、主力になりつつある。日本は島国で海に囲まれている。ポテンシャルは十分。
K輸入バイオマスの駆け込み需要。国民経済に資しない。FIPでは甘いのでは。買い取らないという手もあるのかも。
L出力制御の予見可能性を情報開示によって高めるべき。情報開示の質を高めるべき。
M社会コストの低減化と費用負担の公平性は保てないのではないのでは?調整力のコストをどのように再エネ事業者に課していくのか。
N既存の系統を最大限に活用する前提で、2030年ごろには系統がパツパツになる。
O系統の調整力のは再エネの部分だけで議論するのはナンセンス。原因者がはっきりしている部分ははっきりすべき。単なる再エネいじめにならないように。
まあまあ、皆さん言いたい放題でした。ってか言いたい放題することが仕事でしょうからねw
結局ディスカッションではなく、一方的な発言なので、何かが決まったとかではないのですが、個人的にはEとかOがヒットしましたw また、@はきな臭いですね〜。
それと、原発という話がこの会議の中、一言も出て来ませんでしたw
普通に考えて、多少なりとも議論されるのかな、と思うんですよね。だって、原発の稼働状況に応じて再エネだって火力だって発電比率が変わってくるでしょうし、原発だってコスト高電源になっているのは自明の理ですw ベースロード電源なものの、定期点検等で運転停止もするわけで、系統チームの言う調整力の源泉になるような気もしますw
うーん、なんていうんでしょうか。ひじょーにアンタッチャブルな雰囲気を感じましたw
以上、有識者、オブザーバーのすべての方が順番に発言するという会でしたので時間が押しに押してこの時点で、2時間半が経過。
残り30分で、最後のアジェンダ、「住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について」に突入するのですが、おまけ的なアジェンダかと思いきや、結構重要なテーマが仕込まれてましたw
続きは次回〜!
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経産省に行ってきた! 本編C
続きです。本編はこれで最後ですw
最後のアジェンダは「住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について」です。資料はココ
論点は2つ。
(1)基本的な考え方
(2)逆潮流・計量に関する論点
(2)はちょっと技術的な話で、たぶんレアケースなんでしょうが、発電施設にFIT認定設備と非FIT認定設備が併存した場合の扱いについてです。恐らくそんなに多くないのでは、と思います。ということで、割愛(笑)
で、(1)にきな臭い話が入ってましたw
論点は、2009年に開始された余剰電力買取制度の適用を受け導入された住宅用太陽光発電設備が、 2019年以降順次、10年間の買取期間を終えることとなり、その後、どーするのか?というのがテーマですw
我々太陽光発電家としては、FIT終了後は市場価格で買い取ってもらえる。という発想がありますよね。
住宅用もそういう発想があるのかな、と思っているんですが、基本的には自家発電なり、新電力に売っていくなりするんでしょうが、資料の3ページ目の下の方に、「一般送配電事業者(=いわゆる既存の電力会社)に無償で引き受けることを要請」と書いてありますw
え?
まあ、よくよく読むと、新電力に売電をできない一部電源となっていて、例えば買取制度の終了も知らずにほったらかしておいた電源は、もったいないから東電にタダであげましょう。という形になります。
うーん、どうなんでしょうかw
例えばアントレのような目ざとい奴は、FIT終了したら1円でも高い新電力に売り出すというアクションを起こすと思うんですが、田舎のご高齢の方などは、そのまま放置しちゃう人もいるかもわかりませんw
それをタダで東電がもらっちゃうって、営業コストゼロで電力ゲット〜ですか???
うーん、どうなんでしょうかねw
再エネはコスト削減が急務、と散々言っておきながら、ある意味コスト(=利益)垂れ流してませんか?
新電力含めた競争入札制度にはできないんですかねぇ
これもレアケースならいいんですが、何となーく、レアケースではない気がしますので、我々発電家としてはちょっと加護できないお話なのかなと思います。
時間も押していたということもあるんでしょうが、このテーマ、駆け足で説明して、「はい、決定事項でお願いします!」っと議長が言ってしまい、異論、反論ナシって感じになっちゃいました。。。
よし、ここらへんで、議長!傍聴席から一言いいですか!?っと暴れてやろうと思ったのですが、秒速でつまみ出されそうなので、辞めておきました(笑)
せっかく自由を勝ち取ったのに塀の中はごめんです(笑)
えー、でもこんな大事なテーマ、15分で決めちゃっていいの???
うーん、どうりでオブザーバーに東電の社員が来ているわけだw
ということで、最後が何だかきな臭い感じがしたんですが、この小委員会で、どうやらイロイロ決まっていくようですw
簡単に言うと、我々発電家の未来が掛かっている、といっても過言ではありません。
資エネ庁の皆さんも、恐らく凄く頭の良い人がたくさん調べて時間をかけて素敵な資料を作っているとは思うんですが、なんていうんでしょうか、課題認識力というか、ディシジョンメイキングが甘いというか、原発の話に言及しない当り、個人的には非常に中途半端感が漂う小委員会であったのかな、と感じてしまいました。
とはいえ、もう、それ(=原発については言及しない)が所与のものとして、イロイロ決まって行ってしまうのも事実ですので、我々発電家はこの小委員会は引き続きウォッチをしていくべし、と感じている今日この頃でございます。
いやー、久々に文字を書きすぎて疲れました〜w
番外編も別途UPして、経産省に行ってきたシリーズを終えたいと思います〜!
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最後のアジェンダは「住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT買取期間終了を契機とした対応について」です。資料はココ
論点は2つ。
(1)基本的な考え方
(2)逆潮流・計量に関する論点
(2)はちょっと技術的な話で、たぶんレアケースなんでしょうが、発電施設にFIT認定設備と非FIT認定設備が併存した場合の扱いについてです。恐らくそんなに多くないのでは、と思います。ということで、割愛(笑)
で、(1)にきな臭い話が入ってましたw
論点は、2009年に開始された余剰電力買取制度の適用を受け導入された住宅用太陽光発電設備が、 2019年以降順次、10年間の買取期間を終えることとなり、その後、どーするのか?というのがテーマですw
我々太陽光発電家としては、FIT終了後は市場価格で買い取ってもらえる。という発想がありますよね。
住宅用もそういう発想があるのかな、と思っているんですが、基本的には自家発電なり、新電力に売っていくなりするんでしょうが、資料の3ページ目の下の方に、「一般送配電事業者(=いわゆる既存の電力会社)に無償で引き受けることを要請」と書いてありますw
え?
まあ、よくよく読むと、新電力に売電をできない一部電源となっていて、例えば買取制度の終了も知らずにほったらかしておいた電源は、もったいないから東電にタダであげましょう。という形になります。
うーん、どうなんでしょうかw
例えばアントレのような目ざとい奴は、FIT終了したら1円でも高い新電力に売り出すというアクションを起こすと思うんですが、田舎のご高齢の方などは、そのまま放置しちゃう人もいるかもわかりませんw
それをタダで東電がもらっちゃうって、営業コストゼロで電力ゲット〜ですか???
うーん、どうなんでしょうかねw
再エネはコスト削減が急務、と散々言っておきながら、ある意味コスト(=利益)垂れ流してませんか?
新電力含めた競争入札制度にはできないんですかねぇ
これもレアケースならいいんですが、何となーく、レアケースではない気がしますので、我々発電家としてはちょっと加護できないお話なのかなと思います。
時間も押していたということもあるんでしょうが、このテーマ、駆け足で説明して、「はい、決定事項でお願いします!」っと議長が言ってしまい、異論、反論ナシって感じになっちゃいました。。。
よし、ここらへんで、議長!傍聴席から一言いいですか!?っと暴れてやろうと思ったのですが、秒速でつまみ出されそうなので、辞めておきました(笑)
せっかく自由を勝ち取ったのに塀の中はごめんです(笑)
えー、でもこんな大事なテーマ、15分で決めちゃっていいの???
うーん、どうりでオブザーバーに東電の社員が来ているわけだw
ということで、最後が何だかきな臭い感じがしたんですが、この小委員会で、どうやらイロイロ決まっていくようですw
簡単に言うと、我々発電家の未来が掛かっている、といっても過言ではありません。
資エネ庁の皆さんも、恐らく凄く頭の良い人がたくさん調べて時間をかけて素敵な資料を作っているとは思うんですが、なんていうんでしょうか、課題認識力というか、ディシジョンメイキングが甘いというか、原発の話に言及しない当り、個人的には非常に中途半端感が漂う小委員会であったのかな、と感じてしまいました。
とはいえ、もう、それ(=原発については言及しない)が所与のものとして、イロイロ決まって行ってしまうのも事実ですので、我々発電家はこの小委員会は引き続きウォッチをしていくべし、と感じている今日この頃でございます。
いやー、久々に文字を書きすぎて疲れました〜w
番外編も別途UPして、経産省に行ってきたシリーズを終えたいと思います〜!
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経産省に行ってきた! 番外編〜
こんにちは、アントレです!
朝早くから会議に出て、議事録レポート作ってと、超久しぶりにサラリーマン時代(しかも若手のとき(笑))を思い出してしまっている昨日・今日ですが、中々新鮮ですw
さて、今回は本シリーズ最終回の、番外編となりますw
結局会議は3時間と、前職では会議は長くとも1時間と決めていたアントレにとっては、ちょっと苦痛な感じだったんですが、いろんな意味で収穫のあった一日でした。
さて、試合終了ということで、経産省を後にしましょうw
あれ、そういえば、経産省横の原発反対テントってどーなってるんだろ?っと思い、経産省本館をグルッと一周しましたw
すると、、、
きれいさっぱり、跡形もなくなってましたwww
鉄柵に立ち入り禁止の看板もw
ということで、原発反対家の皆さんはどこに行っちゃったんでしょうか。
そんなこんなで、ふと経産省の正門前に目をやると、、、
あれ?何やら人影がw
おぉぉぉ!
出ました〜! 原発反対活動家のおじさんたちです!生きていたのですか!感激ですw
まさに経産省の正門の真ん前を陣取ってますw ある意味テントより目立ちますw
おぉぉぉ、最新ネタ! 皆さんの活動の成果ですね!!
ということで、早速声を掛けてみますw
お互い原発反対派ということで、なんていうんでしょうか、武術の達人同士って相対するだけでお互いの技量が解るってよく言うと思うんですが、あんな感じですかね。2,3回会話のキャッチボールをしただけで、ベクトルが完全一致していることが確認できましたw
いやー、こんなところで憧れの?おじさんたちに巡り合えるとはw
サラリーマン時代も、たぶんテント周辺でお見受けはしていると思うんですが、まさか会話するまでになるとは、あの時代は思ってもみませんでしたw
何がともあれ、伊方原発の広島高裁での勝利をお祝いしましたw
ただ、最高裁が勝負だよ!っと、一向に気を抜いていらっしゃらない模様。さすがですw
最高裁側も裁判準備を進めているそうで、国が全力で稼働の方向で推してくるとのことでしたw
話は弾み、しばらく談笑してたんですが、だんだん、〇翼のが△△なんだよね〜っとちょっと会話が上級者編に突入したところで、「頑張ってくださいね〜!応援してますよ〜!」ってな感じで、切り上げました。
たぶんおじさんたちとはいつでも会える気がしますので、また折を見て応援に来ようと思いますw
最後にイロイロ資料をもらっちゃいました〜w
アントレにとってはブログネタ満載です(笑)
ということで、経産省の雰囲気も掴めたし、反対派のおじさんたちにも会えたし、この日はとても充実した一日となりました〜!
これにて、経産省に行ってきたシリーズをひとまず完結したいとおもいますw
面白かったので小委員会の第2回目もまた傍聴申し込んでみたいと思います〜!
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朝早くから会議に出て、議事録レポート作ってと、超久しぶりにサラリーマン時代(しかも若手のとき(笑))を思い出してしまっている昨日・今日ですが、中々新鮮ですw
さて、今回は本シリーズ最終回の、番外編となりますw
結局会議は3時間と、前職では会議は長くとも1時間と決めていたアントレにとっては、ちょっと苦痛な感じだったんですが、いろんな意味で収穫のあった一日でした。
さて、試合終了ということで、経産省を後にしましょうw
あれ、そういえば、経産省横の原発反対テントってどーなってるんだろ?っと思い、経産省本館をグルッと一周しましたw
すると、、、
きれいさっぱり、跡形もなくなってましたwww
鉄柵に立ち入り禁止の看板もw
ということで、原発反対家の皆さんはどこに行っちゃったんでしょうか。
そんなこんなで、ふと経産省の正門前に目をやると、、、
あれ?何やら人影がw
おぉぉぉ!
出ました〜! 原発反対活動家のおじさんたちです!生きていたのですか!感激ですw
まさに経産省の正門の真ん前を陣取ってますw ある意味テントより目立ちますw
おぉぉぉ、最新ネタ! 皆さんの活動の成果ですね!!
ということで、早速声を掛けてみますw
お互い原発反対派ということで、なんていうんでしょうか、武術の達人同士って相対するだけでお互いの技量が解るってよく言うと思うんですが、あんな感じですかね。2,3回会話のキャッチボールをしただけで、ベクトルが完全一致していることが確認できましたw
いやー、こんなところで憧れの?おじさんたちに巡り合えるとはw
サラリーマン時代も、たぶんテント周辺でお見受けはしていると思うんですが、まさか会話するまでになるとは、あの時代は思ってもみませんでしたw
何がともあれ、伊方原発の広島高裁での勝利をお祝いしましたw
ただ、最高裁が勝負だよ!っと、一向に気を抜いていらっしゃらない模様。さすがですw
最高裁側も裁判準備を進めているそうで、国が全力で稼働の方向で推してくるとのことでしたw
話は弾み、しばらく談笑してたんですが、だんだん、〇翼のが△△なんだよね〜っとちょっと会話が上級者編に突入したところで、「頑張ってくださいね〜!応援してますよ〜!」ってな感じで、切り上げました。
たぶんおじさんたちとはいつでも会える気がしますので、また折を見て応援に来ようと思いますw
最後にイロイロ資料をもらっちゃいました〜w
アントレにとってはブログネタ満載です(笑)
ということで、経産省の雰囲気も掴めたし、反対派のおじさんたちにも会えたし、この日はとても充実した一日となりました〜!
これにて、経産省に行ってきたシリーズをひとまず完結したいとおもいますw
面白かったので小委員会の第2回目もまた傍聴申し込んでみたいと思います〜!
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