2016年05月12日
パロディ商品
以前(11年)北海道名産のお菓子で「白い恋人」を製造販売する会社が、吉本興業などが売り出した菓子「面白い恋人」に商標権を侵害されたとして、販売差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こしたが、
13年吉本側がデザインを変えて販売地域を関西に限ることで和解したことは有名な話だ。
先月にはスイスの高級機械式腕時計「フランク・ミュラー」のパロディ商品「フランク三浦」を商標登録した会社が本家に訴えられたが、裁判で勝った事は記憶に新しい。
フランク・ミュラー側は「語感が極めて似ている」と主張し、特許庁は「全体の語感が似ていて紛らわしい」としいて無効と判断した。会社側はこれを不服として提訴したが、知財高裁(知的財産高等裁判所)は「連想はするが、明らかに日本語の『三浦』が含まれる」、「多くが100万円を超える句級腕時計と4千〜6千円程度の『三浦』を混同するとは到底考えられない」として商標として登録出来ると判断した。
フランク・ミュラーは1958年生まれのスイスの時計技師で、1992年自らの名を冠して立ち上げたブランド。
スイスの超高級機械式時計ブランドとして知られ高いものは1億円を超えるものもある。
大きな数字で奇抜なデザインが多いのが特徴だ。
一方の「フランク三浦」は大阪市の普通の時計の製造や輸入販売会社が2011年ころから販売していたそうだ。
この商標権の問題のポイントは1つ目は全体として本物と似ていない事、2つ目は本家に迷惑をかけないことだそうだ。
従って今後紛らわしい使い方がされるとアウトになる可能性も出てくる。
ところでパロディーは商品開発の場以外でも登場している。
それはノーベル賞のパロディである「イグノーベル賞」だ。
これについては次の機会にご紹介しよう。
13年吉本側がデザインを変えて販売地域を関西に限ることで和解したことは有名な話だ。
先月にはスイスの高級機械式腕時計「フランク・ミュラー」のパロディ商品「フランク三浦」を商標登録した会社が本家に訴えられたが、裁判で勝った事は記憶に新しい。
フランク・ミュラー側は「語感が極めて似ている」と主張し、特許庁は「全体の語感が似ていて紛らわしい」としいて無効と判断した。会社側はこれを不服として提訴したが、知財高裁(知的財産高等裁判所)は「連想はするが、明らかに日本語の『三浦』が含まれる」、「多くが100万円を超える句級腕時計と4千〜6千円程度の『三浦』を混同するとは到底考えられない」として商標として登録出来ると判断した。
フランク・ミュラーは1958年生まれのスイスの時計技師で、1992年自らの名を冠して立ち上げたブランド。
スイスの超高級機械式時計ブランドとして知られ高いものは1億円を超えるものもある。
大きな数字で奇抜なデザインが多いのが特徴だ。
一方の「フランク三浦」は大阪市の普通の時計の製造や輸入販売会社が2011年ころから販売していたそうだ。
この商標権の問題のポイントは1つ目は全体として本物と似ていない事、2つ目は本家に迷惑をかけないことだそうだ。
従って今後紛らわしい使い方がされるとアウトになる可能性も出てくる。
ところでパロディーは商品開発の場以外でも登場している。
それはノーベル賞のパロディである「イグノーベル賞」だ。
これについては次の機会にご紹介しよう。
価格:4,644円 |
フランク・ミュラー FRANCK MULLER ロングアイランド 1000SC REL 時計 [メンズ] 価格:1,509,600円 |
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