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2016年02月24日

ごぼうの種蒔き

ごぼうをつくることを思い立ちました。ごぼうの品種には渡辺早生を選び、早速、種蒔きをすることにしました。ここは南九州の中山間地です。シラス台地の上にある農地ですから土壌は浅く土地は肥えていません。
DSCN3920.JPG

前準備


畑A(昨年さんざんイノシシにやられた畑です)を耕し、堆肥と苦土石灰を入れてすでに1週間たっています。深さが20cm、幅40cmほどで溝を1畝分掘りました。

昨年の台風で自宅のカーポートの屋根に貼っていた樹脂製の波板がずいぶん傷んでしまい、そのまま家の片隅に置いてあるのを活用しようと思いました。ごぼうはそのまま種を畑にまくと、根をまっすぐ下ろします。つまりあの食べる部分は地中深く伸びていってしまいます。

畑で70cmも80cmも1本のごぼうを掘り出すために掘る作業は、真夏時にはやりたくありません。炎天下の作業を想像しただけでも恐ろしいことです。

そこで、この傷ついた波板を80cm×30cmほどの大きさに切断してそれを15度ほどの角度で斜めに入れる栽培法を行ってみようと考えました。昨年、ながいもで似た方法を行ってそこそこのいもが採れました。それの応用です。

波板栽培

先ほど掘った溝に再び斜面になるように土を入れて、その上に切った波板を置き、上の端になるところに木の細い棒を端の位置の目印になるように立ててから、土を上から10cmほどの厚さでかけました。棒の上の部分が見えています。

反対側の波板の端の位置、つまり溝の中の波板の端の両脇部分にあたる溝にコンポスト堆肥と化成肥料、ようりん、油かすを少しずつ入れて土をかけました。

ちょうどこの元肥を入れた真上に次の斜面を土で作り、次の波板を置きます。そのあとの操作は先ほどと同様です。これを10回ほど繰り返したでしょうか。結構くたびれました。

その2日後に少し土が落ち着きましたので、種まきをすることにしました。畝を作って間もないですが、元肥は波板の遠く端の方ですから、そのまま種まきして大丈夫だろうと考えました。

ごぼうの種は一晩水に浸けておいたものを蒔きました。棒を立てた位置に人差し指で2cmほどの深さの穴を4カ所ずつあけて1粒ずつ(合計4粒)入れました。上から尿素を水でごく薄く溶いたものをじょうろでかけて今日の種まきの作業はおしまいでした。

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