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2016年07月27日

家庭菜園に合った作物

家庭菜園とプロの農家さんでは作る作物の目的が違う面があります。もちろん基本的なことは同じ部分もあると思います。

ただし、その作物を利用する点においては家庭で使うことを考えると、どうしても使う品種や育て方に違いがあるようだと気づきました。

どんな点かいくつかあげてみます。例えば育て方。家庭の場合には消費量が限られていますから育てる株数も少ないうえに、一度にたくさんなることは避けたいものです。

どうしても旬の時期には作物の量が増えすぎるきらいがあります。したがって時期を変えてもそこそこ育ってくれる方が助かります。

次に仕立て方。かぼちゃやきゅうりは、同じ品種でも摘芽の仕方ひとつとっても様々な手法があります。どれがいいというより、収獲の際にどうやったほうが都合がいいかで仕立てるとよいことに気づきました。

書店に並ぶ多くの本は、家庭菜園向けに書かれた本が多いようです。しかしブログやオームページなどの中には、農家向けや組合向けに書かれたものがあります。こういった方法も一緒くたに検索されます。

したがって、次々に探し出して読んでいくと、混乱することになりがちです。特に始めて栽培するときにはそうです。果たしてどの方法が自分に向いているかその目的をはっきり書いているサイトを参考にするのがいいようです。

たとえばある野菜などは、農家向けに書かれたサイトをそのまま家庭菜園をする方々が見そうなサイトで引用しているような例が見られます。

その通りに仕立てると、実がいっきについてしまう、というようなことにもなりかねません。

話は変わって固定種の話です。固定種はじつは様々な形質の集合といえます。今ほとんどの作物はF1と呼ばれる交配種です。この実の種子を蒔いてもF1と同じ野菜にはなりません。

これに対して固定種は、長年にわたって収獲された野菜の種子を代々利用してきたものです。したがって多少ばらつきがありますが、多様です。

したがって収穫もすこしづつ違ってきます。病気などにも抵抗性にばらつきがある場合もありますので、様々な環境に対してある程度どの株かが対応できて残っていくような傾向もあります。

これはF1品種にはあまりない性質です。長年にわたってその土地に根付いて作られた固定種もあります。

したがって無理なくその土地の環境に合っており、素直に育ちます。こうした形質を受け継いだものこそ、家庭菜園に合っているのではないかと最近思うようになってきました。

何もF1はよくないと言っているのではありません。F1にはF1の良さがありますが、家庭菜園本位に考えると、そんな固定種の利用もあっていいのではないかとふと思いました。


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