フードマイレージゼロのやさいづくり

数日前の午後にとても強い風が吹きました。まさに突風でした。そのまま日が暮れて、翌日は雨が降り、昼過ぎになって畑を回ってみると、あちらこちら大変なことになっていました。その主なものをあげておきます。

一番山手にある畑Aはほとんど被害なしでした。もともとまだ苗が小さかったり、種まき後すぐだったこともあって風の影響はほとんどありませんでした。

次に高い場所にある畑Bでは、ビニールのマルチがそっくりなくなっている畝がありました。土で押さえる部分が若干狭いかなと思いながらビニールを張っていたのですが、案の定、風で持っていかれました。植えていたつるなしインゲンはまだ本葉が2枚程度でほとんど影響はありませんでしたが。

その横のオクラをまいたところは子葉が出て間もない畝です。こちらは半分ほどマルチがはがれていました。作物にはほとんど被害はありませんでした。

畑Cはながいもを植えつけてまだ芽が出ていません。この場所はすでにネットを立てて長いものつるがまきつくように準備済みでしたが、半分ほど倒れていました。支持に使った竹が古竹だったため、３ヵ所ほど風でネットがあおられ、その力で古竹の弱いところが地面近くで折れていました。

さっそく、青竹を代わりの支持棒に立てて、ネットを結びなおしました。この畑は標高20mほどでもともと海が見える尾根の端にあります。そのため、海からの東風がまともにあたる場所です。夕方は今度は山からの風も下りてくる場所です。油断をしました。

畑Dも海が見える方角ですが、笹などの潅木が海側に低くあるため、ふだん作業している限りにおいて風はまともにくる様子はなかったです。しかしこの日の風は違ったようです。

イノシシ、アナグマから畑を囲ってあるナイロン網が支持に使っている竹ごと根元からぽっきり折れているものが５ヵ所ほど、竹があばれて穴が広がり、網ごと倒れている個所が10数ヶ所、その日は本業の仕事が忙しい日だったので、合間を見つけて3度も畑に上がり、ようやく囲いを元のように補修し終わりました。

風に振り回された1日でした。