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2016年11月19日
燕岳11月(2016年11月)
冬季山行の足慣らしで燕岳に行ってきました。燕山荘が小屋閉めの真最中ですが、中房温泉直下まで車でまだ入れるのでアクセスが容易だからです。雪は期待より少なめでしたが楽しい出会いもあり、表銀座の尾根と何とも美しい槍ヶ岳を眺めながら実に充実した時間を味わうことができました。Day1-Day2の様子を紹介いたします。
実施日:2016年11月17日〜18日
山行形態:単独、テント泊
天気予報とは裏腹に燕山荘キャンプサイトに着く頃には強風と雪のちらつくあいにくの天候となってしまいました。ただキャンプサイトの積雪は非常に少なく、テントの外張りを持参したもののイマイチ様になりません。このまま豪雪にならないかなあ〜?っと少し期待もしてしまいます。
天候が悪い!と勝手に決めこんで、ビールとウイスキーのお湯割で早々に食事の準備に取り掛かりました。メニューは最近お決まりの「野菜たっぷりホタテラーメン」です。「美味いなあ〜」と独り言を言いながら自分の世界に入ってしまいますが、外が何となく明るくなってきました。テントの外に出てみると見事なブロッケンが出ていました。色々とポーズをとりますがガスが濃いのと夕日の斜光が安定していたので余裕で写真を撮ることができました。ラッキーでしたね。
燕山荘の宿泊者も皆外に出てきて、夕日を楽しみます。明日は晴天の予感がします。「明日は晴れてくれよ〜!」
Day2の始まりです。昨晩JETBOILに入れておいた水が予想通り凍っていたので、そのまま沸かして朝食の準備です。最低気温はマイナス8度だったようです。 日の出が6時20分くらいなので5時半にキャンプサイトを出発し燕岳山頂を目指します。メガネ岩に登りたいのですけど、まあロープが張ってあるので我慢して通りすぎます。
燕岳の山頂はフラットな場所なので安心して景色を堪能できます。夜明け前の薄明かりの景色が最高ですね。八ヶ岳、富士山、南アルプスが実に綺麗です。
青白い色の槍ヶ岳、穂高が最高に魅力的です。朝日が有明山の上に出ました。何度見ても御来光には感激します。
キャンプサイトに戻ったところ、昨日出会ったテント泊の青年がいたので、表銀座尾根を一緒に散策してみることにしました。大天井岳の方角に進みます。奇岩や岩場を越えて進みます。
雪の尾根道を歩きながら青年と話をしていくと・・・何かどこかで同じような周波数を感じるようになりました。彼は「元いた会社の従業員。」だとわかりました。 世の中ホントに広くて狭いです!
同じテント泊者で「雪山専門」のユニークな方にも出会いました。夏山より雪山を好んで登っておられるようです。確かに雪の北アルプス絶景を味わうと、そうなってしまうかもしれませんね。 そんなこんなで気分良く燕山荘を後にします。すごく充実した11月の燕岳山行となりました。 ありがとうございました。
実施日:2016年11月17日〜18日
山行形態:単独、テント泊
雪の尾根道を歩きながら青年と話をしていくと・・・何かどこかで同じような周波数を感じるようになりました。彼は「元いた会社の従業員。」だとわかりました。 世の中ホントに広くて狭いです!
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2016年11月04日
丁須の頭(ハンマーヘッド)登頂:2016年11月
裏妙義の「丁須の頭(ハンマーヘッド)」に登ってきました。丁須の頭と言うのは、妙義周辺の高速道路や街道沿いを車で走ると確認できる、山頂部に突き出したハンマーの形をした奇岩の事です。去年、表妙義を縦走(以前の投稿あり:妙義山縦走:2016年3月10日)した時に気になった場所です。非常に危険な場所ではありますが、尾根で岡山からの青年と出会い一緒に登頂しました。また丁須の頭の直下で、すでに登頂した79歳のご老人とも出会いました。その方々の写真なども交えて現地の様子を紹介したいと思います。ちなみに今回の3人は全員「丸腰」(登攀装備なし)でのトライでした。 写真のように丁須の頭は3段階の造りになっていました。説明の便宜上、登山道から1段上がった平らな部分を「肩」、さらにもう1段上がったところを「台座」、最後の本体を「ハンマーヘッド」として説明していきます。上の写真では、台座の部分に登頂後の休憩をしているご老人の姿があります。
実施日:2016年11月4日
ルート:行きに御岳コース、帰りに鍵沢コースで周回
登山形態:単独、日帰り(前夜泊)
出会った人:2名
過去の投稿:妙義山縦走(2016年3月10日)>>https://fanblogs.jp/yamatabijiyujin/archive/8/0
んんっ? ちょっと目を離したすきに青年は最上部まで登ってしまったようです。 なので、当方もぼちぼち行くかね?と気合を入れます。(ちなみに中間部に見えるのはご老人の頭です。) 「肩」から見ると「ハンマーヘッド」ではなくて「ゴジラ」に見えますね(笑)。
いやはや、写真で後から見ると余計に怖いですね。 よく登れたなあ〜? 不思議な気がします。
登山口まで下りてきました。 地獄から生還です。 「シャバはいいねえ〜」
2016年11月02日
「実践!山道具」ブログ(2016年11月)
「実践!山道具」というブログを山旅自遊人のサブブログとして立ち上げました。山旅自遊人のリンクから飛べるようになっています。いろいろな山旅をしていく中で、本当に良い道具を探し出せたら良いと思っています。道具って使い込んでいくうちに、やっとその真価がわかってくるような気がします。
ではでは よろしくお願いいたします。>>>https://fanblogs.jp/jissenyamadougu/
ではでは よろしくお願いいたします。>>>https://fanblogs.jp/jissenyamadougu/
2016年10月30日
八ヶ岳縦走Day2-3(2016年10月)
赤岳山頂に到着しました。昨晩の嵐が嘘だったような青空です。
横岳山頂のすぐ下に「カニの横ばい」と地図には書いて有る岩場が出てきます。左から右へとナイフリッジの尾根を切り替えながら進みます。
今日たどってきた登山道を思い出したり地図を見たりして、ゆっくりと時間が経っていきます。 「やあ、気分いいなあ〜」 つまみや食事に大きな変化はないのですけど充実した時間ですね。ホットウイスキーを頂きます。
最後は、八ヶ岳パーキングで八ヶ岳の雄姿を見ながらソフトクリームです。あの尾根を全部歩ってきたので、遠くに見えますが、すごく近く感じます。 山は、登ってからまた眺めると感慨深いものですね。
ありがとうございました。
2016年10月28日
八ヶ岳縦走Day1(2016年10月)
10月の最終週になりますが、八ヶ岳の縦走を思い立ちました。過去に単発で赤岳や蓼科山には登ったことはあるのですが、今まで何故か縦走には縁がなく実行できずにいたのです。ところが「冬季の八ヶ岳でも登ってみるかなあ〜?」というヒラメキが起こってきたので、冬場の下見を兼ねて登る計画を立てました。どうせなら観音平の登山口から編笠山、権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳の主要部を全部歩いてみようと思いました。
実施日:2016年10月25日〜27日
山行形態:単独、テント泊
テン泊地:キレット小屋キャンプサイト、本沢温泉キャンプサイト
上記左写真は縦走した八ヶ岳山域のプロフィールになります。右端が編笠山で左端が天狗岳になります。また写真右はルート図です。前日に観音平に車中泊し、北上しました。ゴールは黒百合ヒュッテを経由し渋の湯に下山です。その後バス、電車、タクシーを使って観音平まで戻ることにしました。以下は現地Day1の様子です。
観音平から緩やかな登山道を進みます。ちょうど登山口近郊が紅葉のピークになっていて、楽しみながら登ることができました。
押手川の分岐で青年小屋への巻道と頂上直登のルートに分かれますが、迷わず編笠山頂上を目指します。予想ではたいした傾斜の登山道ではないと思っていたのですが、頂上が近づくにつれ大きな岩の段差をよじ登りながら相当な急斜面を連続して登ることになりました。ザックが夏場の装備からに冬装備になっているので重いのも気になります。
頂上手前で、景色の開ける場所が出てくるので見渡します。雲行が気になりますね。雲海の上に黒い雲が広がり、金峰山と思われる山を上下でサンドイッチしているように見えます。風が強くなり明らかに天気は悪化傾向です。写真右は編笠山頂上です。広い頂上一帯は岩石で覆われていました。
編笠山の頂上から北東方向を見ると確信部が見えてきました。写真左の雲に隠れているのが赤岳です。その左が横岳、左端が阿弥陀岳です。写真右の一帯が権現岳になります。左から西ギボシ、東ギボシ、権現岳で権現小屋が張り付くように立っていて印象的です。権現岳の頂上は、あのギザギザした岩山です。八ヶ岳は尾根が複雑に絡んでいるのと、見る方向により山容を変えるのでどれがどのピークなのか分かりずらかったのですが、これでだいぶ理解できるようになりました。
よっしゃー 青年小屋が眼下に確認できました。すでに営業は終了し小屋閉めの真っ最中でした。小屋の裏側がキャンプサイトになっていますが、水場に寄って水だけ確保させていただきます。
「乙女の水」と書いてありました。元気よく湧き出ているので、全部で3L確保しました。今晩の宿泊予定地がキレット小屋になりますが、もうすでに小屋閉めされているので、水の確保が???だったからです。ザックがさらに重くなって(多分18kg)しまいますが仕方ありません。。。
権現岳向へかう尾根上で長野県警救助隊の皆様と思われる一行に遭遇です。風が強くなってガスってきたので、今日の目的地や防寒装備の有無、天候の話などをしました。「今晩は雪になるかもねえ〜」とおっしゃっていました。写真右は、権現岳手前の悪場です。結構荒れているのでミスの無いようにクリアしていきます。
だいぶ心細い天候になってきました。風が冷たくなりガスに囲まれてしまいました。ここで行動食の「セブンイレブンの5個入りアンパン」を食いながらルート確認をします。地図を入れるパックは毎回新品を使います(中の地図が普通紙のコピーなので、ケチって中古のパックで、1滴でも水が入ると終了します)。
おお、やっと権現小屋に着きました。かなりお化け屋敷風かな? 小屋はすでに営業終了していますが、何やらドアノブに「ボッカ中」とあります。なので中の方と少しお話してキレット小屋でテン泊することを伝えました。
権現岳の頂上です。岩場の突端なので猛烈な風です。雨が混じってきているので早々に先を急ぎます。
権現岳の先で下りの長いハシゴがあります。数えると60段ありました。多分一本のハシゴでは国内最長じゃないかなあ〜 などと思いながら下ります。ガスで上が見えないくらい長いですね。
本日のキャンプ地のキレット小屋に到着です(すでに営業終了)。多分今日は誰もいないし、誰もこないと思います(笑)。明らかに天候が大荒れの兆しなので赤岳からキレットまで降りる人もいないだろうし、観音平からキレットまで来る人もいないと思われます。水場の標識はあったのですが、枯れている可能性大なので、青年小屋から水を担いできたのは正解だったと思います。圧倒的に安心感が違います。
今晩の暴風雨に備えてキャンプサイトの一番下の樹林帯にテントを張ることにしました。周りの木々にテントを固定し風で潰されないようにします。このキレット小屋は尾根の窓部分なので風の通り道だと思われますが、ちょうど森林限界の境界らしくシラビソの木々が茂っているので好都合です。
さてさて何をさておき早々に食事です。古典的な「たらこ焼き」とホットウイスキーで乾杯します。先日友人のMickey氏より、「昔はたらこ焼きを持ち込んだよね〜」みたいな話になったので、持ち込んでみました。塩気があって、カロリーがあって、やはり先人の知恵は恐るべしですね。主食はマイブームの「ほたて野菜ラーメン」です。今回はニンジンも入れてみました。
食事の後、だんだん雨風が強くなり、予想どおり最悪な天候になりました。登山靴もテント内に格納し、シュラフカバーも付けて防戦体制をとります。風のうなり音と雨や枝葉がテントを叩く音がうるさいので耳栓をしないと眠れません。真っ暗な中、朝方まで猛烈な暴風雨に襲われていたので、今日はテント内に停滞だなあ〜 とほとんど諦め状態です。「とほほっ」ですね。。。
ではでは Day2も近々投稿予定です。
実施日:2016年10月25日〜27日
山行形態:単独、テント泊
テン泊地:キレット小屋キャンプサイト、本沢温泉キャンプサイト
「乙女の水」と書いてありました。元気よく湧き出ているので、全部で3L確保しました。今晩の宿泊予定地がキレット小屋になりますが、もうすでに小屋閉めされているので、水の確保が???だったからです。ザックがさらに重くなって(多分18kg)しまいますが仕方ありません。。。
権現岳の頂上です。岩場の突端なので猛烈な風です。雨が混じってきているので早々に先を急ぎます。
食事の後、だんだん雨風が強くなり、予想どおり最悪な天候になりました。登山靴もテント内に格納し、シュラフカバーも付けて防戦体制をとります。風のうなり音と雨や枝葉がテントを叩く音がうるさいので耳栓をしないと眠れません。真っ暗な中、朝方まで猛烈な暴風雨に襲われていたので、今日はテント内に停滞だなあ〜 とほとんど諦め状態です。「とほほっ」ですね。。。
ではでは Day2も近々投稿予定です。
2016年10月20日
コンパニオンプランツ早見表ver2.0(2016年10月)
久しぶりに「野菜畑」の投稿になります。2016年5月にコンパニオンプランツ早見表の投稿を行いました。この表は、WEB上に公開されている情報や図書館の書籍の情報を1枚のシートにまとめたものでした。表の書式は基本的にWEBのものを流用させていただいております。そして今回も同じ手法で内容を吟味し、「情報集積版ver2.0」としてUPしたいと思います。
ver1.0に対する変更点は、科目やプランツの名称はそのままに、調査でわかる範囲の星取り個数を増やしました。そしてコンパニオンプランツの科目を横軸にも追加し見やすくしたことです。コンパニオンプランツは科目により、おおよその傾向が決まりますので多少わかり易くなったと思います。
以前のコンパニオンプランツの投稿はこちらです>>>
https://fanblogs.jp/yamatabijiyujin/archive/40/0
先日冬野菜(大根、ニンジン、ラディッシュ、ブロッコリーなど)の仕込みを行いました。収穫が楽しみですね〜
ではではまた
ver1.0に対する変更点は、科目やプランツの名称はそのままに、調査でわかる範囲の星取り個数を増やしました。そしてコンパニオンプランツの科目を横軸にも追加し見やすくしたことです。コンパニオンプランツは科目により、おおよその傾向が決まりますので多少わかり易くなったと思います。
以前のコンパニオンプランツの投稿はこちらです>>>
https://fanblogs.jp/yamatabijiyujin/archive/40/0
先日冬野菜(大根、ニンジン、ラディッシュ、ブロッコリーなど)の仕込みを行いました。収穫が楽しみですね〜
ではではまた
2016年10月19日
NEMO ZOR 20R(ニーモゾア20R)検証(2016年10月)
【結論】
・黙って300gの軽量化達成
・夏から秋の使い勝手、基本性能に不満点なし
(今後冬季の使い勝手と総合的な信頼性を検証していきます)
以下はその補足情報となります。
NEMO:マットに座った状態だと地面の凹凸や石の出っ張りを若干尻に感じますが、横に寝た状態になると気にならなくなって適正なクッション性能であると感じます。夜間にマットの厚みが気になって不具合を感じる場面はありませんでした。
TermaRest:同時に同じ場所で検証したわけではありませんが、経験的には圧倒的にエアのボリュームがあるので、地面の凸凹を感じることは皆無です。しかしながら横になった状態だと常にフワフワした感じが付きまといます。落ち着きの点では「?」かもしれません。
収納時の大きさは圧倒的にNEMOが優位で、気になる実測重量はNEMO:410g、TermaRest:710gで300gの差があります(バンド込み重量)。
エアバルブの形状やアクションですが、NEMOはバルブを引っ張り出してOPEN、押し込んでCLOSEです。さらに回してLOCKになります。TermaRestは従来通りのねじ込み式です。NEMOのバルブ信頼性は「?」ですが、当面使い続けていくことにします。
これから雪も降りますので冬季の検証や表皮材の信頼性なども確認していきます。ただ今の所「重量と性能のバランスが取れた良くできたマット」だと思います。
ではではまた
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NEMOの追加情報(冬季使用)はこちらを参照ください>>>
https://fanblogs.jp/jissenyamadougu/archive/6/0
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2016年10月18日
農鳥岳縦走と山レシピ(2016年10月)
最近、下ノ廊下、読売新道、餓鬼岳、涸沢岳とハードな山行が続いていたので、少しリラックスした山行でもと思い「農鳥岳」をのんびりと歩く計画を立てました。ルートは前日に奈良田の駐車場まで車で入り、朝一のバスで広河原に移動し、北岳、間ノ岳を通り西農鳥岳、農鳥岳を縦走し奈良田に下山するものです。宿泊はテント泊で北岳山荘キャンプサイトと大門沢キャンプサイトを使わせていただきました。10月の半ばで天候にも恵まれ自炊を楽しみながら良い山行になりました。
実施日:2016年10月13日〜15日
広河原から大樺沢を登り二俣に抜けるルートをとります。北岳バットレスが見え隠れするので楽しめますね。
二俣までは沢沿いの歩きやすい登山道を進みますが、二俣から八本歯のコルまではガレ場とハシゴを使っての急登となります。標高がすでに高いので、息を切らさないように酸欠に注意してゆっくりしたペースを保ちながらクリアしていきます。
尾根上の八本歯のコルを通過し北岳山荘を目指します。今回は頂上に向かう分岐で直接北岳山荘につながるトラバース道にしました。過去に何度か頂上を踏んでいるので余裕といえば余裕ですが、早く北岳山荘でビールが飲みたいというのが本音ですね〜
トラバース道とはいえ結構な高度感のあるセクションを通過すると眼下に北岳山荘が見えてきます。
北岳山荘の下のハイマツの窪地にテントを張ることにしました。天気は良いのですが時より強い風が吹くので、ハイマツの影がベストな場所です。テントは北岳の山頂が見える方向にセットアップします。これで風が吹いても北岳を眺めながら落ち着いて食事ができます。
時間はまだ早いのですがビールを飲んで落ち着いたところで食事の準備に取り掛かります。今回の1泊目のメニューは「野菜たっぷり味噌煮込み」です。事前に自宅で必要な準備をしてきました。パックに小分けしてありますが、レンジで加熱して持ち込んだ「大根、人参、ごぼう」や「白菜」「油揚げ」。山行の馬力をつけるために「ニンニク、生姜」のみじん切り。調味料に「ゴマ油、塩、だしの素、唐辛子」などです。2泊目用に「キャベツ、ネギ」パックもあります。2日分の食料全てで1.5kgでした。まあ少し重いけど食べてしまえば軽くなるのでガンガン食います。
たっぷりの「大根、人参、ごぼう」と「白菜」を入れます。「大根、人参、ごぼう」は事前にレンジで加熱してあるので時間をかけて煮込む必要はありません。
JETBOILの1Lのカップに500ccの水を入れて具を全部入れるとちょうど良い分量になります。最後に味噌や調味料を入れて味を調整します。
いや〜最高です。ニンニクや生姜の香りと野菜の味わいがなんとも言えません。1L分ペロッと食ってしまいました。テント場からの富士山の眺めも最高です。山荘の横のテント場には3組ほどの登山者がいましたが、1段降りたハイマツ帯には誰もいないのです。いや〜「くつろぐなあ〜」 テン泊の醍醐味を味わいました。
翌日はゆっくりと起きて間ノ岳に登ります。この広い頂上をグルグルと歩き回り景色を確認します。北岳や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山などなどが綺麗に見えます。
向きを変えると「富士山」や「塩見岳」「荒川三山」などが見事に見えますね。
間ノ岳を後にしてガレ場の急坂を下り農鳥小屋に向かいます。農鳥小屋はネットの書き込みなどでは散々に叩かれたりしていますが、少し癖のあるご主人なのでしょう。ご挨拶に伺いましたが小屋締めの準備をしているのか?人の気配がなくシンとしていました。ただ小屋の周りは小綺麗に整頓されているので、ちゃんとした方なのだと推測されます。
農鳥小屋からのガレ場を登ると「西農鳥岳(3051m)」です。前後に人の気配はなく気分良いですね。
ガレ場をトラバースしながら「農鳥岳(3025m)」に向かいます。写真左のフラット部の中央が山頂です。やったぜ〜
農鳥岳から先は広河内岳への尾根が続いていきますが「下降点」と呼ばれる目印で大門沢に降りていきます。この「下降点」の標識は、昭和43年に遭難されたご子息を弔うためにご両親が建立されたもののようです。鐘をついてから大門沢に下降します。
大門沢の下りは結構な斜度があります。ガレ場の滑りやすいセクションを通過し、岩と木の根の段差の大きい斜面をしばらく下ります。途中壊れた橋の通過や渡渉を何度かして行きます。
大門沢小屋に到着です。小屋の下が整地された場所になっていて快適なテント場でした。サイトから富士山が見えるし、サイトのすぐ脇に水場もありました。いや〜 「ここも落ち着くなあ〜」
今宵は最近のマイブームである「ほたてバター風味ラーメン」に野菜とネギをふんだんに入れたラーメンです。野菜類を持ち込むと大分食事の雰囲気が変わるものですね。
やれやれ今回の山行もいよいよ明日の下山を残すのみとなりました。ゆっくりしたペースでの縦走ができたことと、自炊を楽しめたことが収穫ですね。 あと少し意識していたことですが、「西農鳥岳」と「農鳥岳」を登ったことで3000m峰(21座26峰:以前の投稿あり)を全て登ったことにもなりました。ちょっとした区切りにもなった気がします。
ではではまた
実施日:2016年10月13日〜15日
時間はまだ早いのですがビールを飲んで落ち着いたところで食事の準備に取り掛かります。今回の1泊目のメニューは「野菜たっぷり味噌煮込み」です。事前に自宅で必要な準備をしてきました。パックに小分けしてありますが、レンジで加熱して持ち込んだ「大根、人参、ごぼう」や「白菜」「油揚げ」。山行の馬力をつけるために「ニンニク、生姜」のみじん切り。調味料に「ゴマ油、塩、だしの素、唐辛子」などです。2泊目用に「キャベツ、ネギ」パックもあります。2日分の食料全てで1.5kgでした。まあ少し重いけど食べてしまえば軽くなるのでガンガン食います。
やれやれ今回の山行もいよいよ明日の下山を残すのみとなりました。ゆっくりしたペースでの縦走ができたことと、自炊を楽しめたことが収穫ですね。 あと少し意識していたことですが、「西農鳥岳」と「農鳥岳」を登ったことで3000m峰(21座26峰:以前の投稿あり)を全て登ったことにもなりました。ちょっとした区切りにもなった気がします。
ではではまた
2016年10月10日
餓鬼岳、唐沢岳:台風18号直後Day2(2016年10月)
唐沢岳に近づくにつれ花崗岩の岩肌が間立つようになり、かなり気分の良い山行が出来ます。花崗岩は登山靴のグリップが良いので安心して登れるのと、ザクザクした砂礫を作るので登山道は独特の雰囲気になります。
誰もいないので、やはり吠えてみます(笑)。やったねえ〜
やれやれ、白沢登山道の入り口まで戻ってきました。台風18号の影響でプチ冒険登山でしたが、晴天の唐沢岳からの展望に恵まれ大満足でした。 唐沢岳とその展望は、北アルプス随一かもしれませんね。 ありがとうございました。
ではでは
餓鬼岳、唐沢岳:台風18号直後Day1(2016年10月)
北アルプスのはずれ(常念山脈の北のはずれ)にある餓鬼岳、唐沢岳登山を思い立ちました。先日の雨の裏銀座から垣間見えた唐沢岳の勇姿が印象的だったのと、友人から「餓鬼岳の登りはきついらしいよ?」との情報が気になっていたのもありました。白沢登山口から登り、餓鬼岳小屋キャンプサイトで1泊。翌日唐沢岳をピストンし白沢登山口に降りる計画を立てました。しかしながらちょうど台風18号が長野県を通過し、登山道は倒木や崩落の被害を受け、アドベンチャー要素の強い山旅となりました(実施日:2016年10月6日〜7日)。
中間地点の大凪山(おおなぎやま)までたどり着きました。どうも台風の影響は沢沿いのエリアに集中していたようです。大凪山から先は、「通常の急登?」になりホッとしました。
明日は餓鬼岳を経由し絶景の唐沢岳を目指します。そして白沢登山口まであの悪路を下らなければなりません。さてさて休養を取って明日に備えます。
ではではまた