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2016年08月23日

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day4(16年8月)

 白馬、五竜、鹿島槍の縦走も残す所あと1日となりました。ここまでの3日間で北アルプスの難所と言われる「不帰の嶮(かえらずのけん)」や「八峰(はちみね)キレット」を越えてきました。今日は、冷池(つめたいけ)山荘キャンプサイトを出発し、爺ヶ岳を経由して扇沢に下る予定です。



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今朝はガスで視界が悪く少しだけテントで待機し、結局冷池山荘キャンプサイトを4時半に出発しました。


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まあ気にせず尾根を進み、爺ヶ岳中峰の分岐に出ました。ガスっていたので、頂上を巻いて種池山荘まで直行しようか?とも思いましたが、まあ行くだけ行ってみようか?と岩場を登って行きました。すると、ちょっとしたブロッケン現象のご褒美がありました。何度遭遇してもブロッケン現象っていうのはワクワクしますね。思わず手を振ったり、虹の輪がもっとはっきり出ないかな?っと色々試します。


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頂上に着くと鹿島槍がガスの上に浮き出ていました。昨日の景観とツノの位置が逆転しますが、爺ヶ岳からの鹿島槍も絶品です。


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さらに見渡すと「滝雲」が発生していました。ガスが強風にあおられて山を越え、谷に下りていく様は息を飲みます。本当に滝のような雲の流れにしばし唖然としちゃいました。素晴らしい!


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雲上に劔と立山、その下に種池山荘が見えます。山荘の前を通って扇沢に降りていきます。また相変わらず鹿島槍も美しい姿を見せていて、下山するのが勿体無い気分になりますね。


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チングルマとお別れして、いよいよ下山します。


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柏原新道の入り口まできました。あとは舗装路を登っていけば扇沢のバスターミナルに到着します。


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長かった縦走もいよいよ大詰めです。信濃大町駅から電車で白馬駅まで移動です。白馬駅からバスに乗って猿倉の駐車場まで行けば1周したことになります。 やったねー!
お疲れさんでした。 「早起きは三文の得!」を実感した山旅になりました。 ありがとうございました。



posted by Jack at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day3(16年8月)

 白馬、五竜、鹿島槍縦走のDay3になります(実施日は2016年8月12日です)。五竜山荘の眼前にそびえる五竜岳を越え、八峰キレットを越えて鹿島槍に至るルートです。このルートは目標物の鹿島槍ヶ岳の槍を見ながらの登頂になるため、常にモチベーションを高い状態で維持できました。五竜山荘からの時間はかかりますが、非常に充実した山行が楽しめます。本日が今回のベストDayであると思いました。



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早朝3時半に五竜山荘を出発し40分ほどで五竜岳山頂に到着です。日の出までだいぶ時間がありますが、待機して待つことにしました。やはり五竜の頂上も貸切りです。遠くに目をやると尾根沿いにヘッドライトの明かりが続いています。少しすると登山者がやってくるな!と思いながら、雲海に浮かぶ影五竜を満喫します(写真左)。


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五竜から臨む鹿島槍は最高に美しいですね!左の槍が北峰で右が南峰になり、南峰の方が若干高く2889mです。五竜から眺める鹿島槍は、北峰と南峰をつなぐ吊尾根が美しくて印象に残りました。また写真右は八ヶ岳と富士山です。雲海越しに感動する場面ですね。


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振り返ると五竜山荘が眼下に見えます(写真左)。遠方には越後の山々が朝日に浮かび上がり、これまた絶景です。


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朝日を十分に浴びて、いよいよ八峰キレットに向かいます。


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五竜からの下りは難関だと思いました。崩落が進んだ急斜面は落石も多く、マーカーも崩落しているのでベストなラインを見つけながら下って行くことになりました。五竜頂上で出会った学生のパーティーも苦戦しているようですね(写真右)。


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途中の崩落地点のハシゴ場を抜け、まだまだ先がキレットです。Day3は、非常に変化に富んだ場所が多く緊張感を持続させながら歩くことができますね。


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キレット小屋に通じる岩場の下りです。崩落地帯を何度かクリアしながら進みます。


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なんでこんな急峻な岩場に山小屋を建てられたのか?疑問に思いながらキレット小屋に到達しました。キレット小屋を出発したばかりの年配の方々のパーテイーとすれ違います。当方は、ここまで4時間歩いてきてるので充実感がいっぱいです。キレット小屋は非常に小綺麗に管理されていて好感が持てました。外部者用のトイレも準備されています。日本古来の和式トイレなのですが気になる匂いもなく清潔感は完璧でした。こんな山小屋なら泊まりたいなあ〜 って思います。


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キレット小屋の上部よりキレット核心部が始まります。キレット本体は急峻な岩場のコル(鞍部)にあたり特殊な景観を持っていました。


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鎖とハシゴで谷底に降りていきます。底の部分はV字の谷になっていて、かろうじて人の通れる幅でルートが確保されています。


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核心部は鎖、ハシゴが整備されているので、安心して特異な景観を楽しむことができました。ありがたいことです。


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ルート前方に鹿島槍の北峰と南峰が確認できます。目標物が見えると疲れを感じませんね。


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眼下にキレット小屋が見えます。無事に頂上に到達できました。やったね。


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頂上を後にし、本日の宿である冷池山荘(つめたいけさんそう)に向かいます。


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冷池山荘のキャンプサイトでくつろぎます。剱岳と立山を眺めながら贅沢な時間を過ごしました。キャンプサイトは夏の直射日光を受けて灼熱地獄になりましたが、何故か気分は最高です。テントを担いでの山歩きの醍醐味だと思いました。


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雲間に見え隠れする剱を眺めながら、次は八ツ峰(劔の右側の凸凹の岩峰)から剱岳に登りたいと思いました。


明日のDay4は、爺ヶ岳経由で扇沢に下山します。思えばはるばるここまで良く歩いてきたものです。最終日も気を抜かず過ごしたいものです。

ではでは




posted by Jack at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day2(16年8月)

 白馬、五竜、鹿島槍縦走のDay2です。早朝2時半起床です。天狗山荘キャンプサイトは満天の星空が広がっていました。テント内で朝食を済ませ撤収準備を最短時間で進めます。予想以上に風が強かったのでレインウェアを羽織って出発します。今日は、不帰の嶮(かえらずのけん)通過が一番のクライマックスになると思われます。



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キャンプサイト出発が3時半でした。写真左の、この不気味な名前の「不帰の嶮(かえらずのけん)」を目指します。強風の中真っ暗な尾根道を1時間ほど歩き、少し空が明るくなってきました。越後の山々(焼山と火打山)がシルエットで少しだけ見えます。


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天狗の大下りの始まりです。ヘルメットにライトを装着して下っていきます。


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確かに大下りですね(写真左)。足元は小さめの石が固い岩盤に乗っているので大変滑りやすいです。鞍部まで一気に降りようと思いましたが、空が白み始め越後の山々がよりはっきりと見渡せます。結局何度も止まって写真を撮りながら鞍部まで降りることになりました。見える山は左から、焼山(噴煙を噴いている)、火打山、妙高山、少し右に離れて高妻山だと思われます。


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おおっ!ついに不帰の嶮が姿を現しました。時計を見るとまだ5時半です。前後に人の気配もなく不帰の嶮も貸切りだなあ〜とウキウキです。近くに寄ってくると凸凹がはっきりしてきます。よし、行くぜー!


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ところが何気なく登っていくとすぐに「一峰の頭」に到着です。


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振り返ると「天狗の大下り」の全容(写真左)と先の二峰、三峰らしきが見えます。二峰までは少し登り甲斐がありそうですね。


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二峰手前の岩場です。ルートは、岩場をジグザグにトラバースしながら高度を上げていきます。途中鎖が設置されているので、ルートを間違えなければ大きな問題はないと思います。ただ写真右のように高度感は結構なものです。カメラを落とさないように注意して進みます。


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二峰ピーク直下の岩場です。このあたりが「不帰の嶮」のクライマックスの場所だと思いました。谷底に向かって切れ落ちる壁に挟まっている岩が目印です。体をひねるようにして鎖を掴むと二峰ピークに到達します。


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二峰北峰、南峰と到着です。この後もっとピークが続くのかなぁ?と楽しみにしていると、どうもここまでのようです。おそらく山と高原地図にある三峰というのは、二峰南峰のことだと思われます。


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唐松岳山頂とその先のコル(鞍部)に張り付いている唐松岳頂上山荘が見えてきました。


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唐松岳山頂で雲海を楽しみます。火打山、妙高山、高妻山が見事ですね。


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唐松岳頂上山荘のテント場は、谷を下っていかないといけませんが、良く整備されたサイトでした。眼前に剱岳と立山が見えます。いつか泊まってみたいサイトだと思いました。そして五竜岳がその雄姿を見せています。なんとガッシリとした山容なのでしょう。素晴らしく安定感のある容姿ですね。


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今日はまだ先に進みます。唐松岳山頂のすぐ先から「牛首の鎖場」が始まります。赤茶けて角の鋭い岩場を下ります。


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鞍部に出てひと安心すると、登山道を何やら占拠しているモノがいます。猿ですね。近づくと声を出しながら逃げていきますが相当の数(20匹くらい)です。やっと今日のキャンプサイトである五竜山荘が見えました。


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やったぜー!Day2無事に終了です。テントサイトに着いた時は誰もいませんでしたが、気づくと周りはテントだらけになっていました。


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雲海の先に沈む夕日を見ながらまったりしました。右奥には富山湾と能登半島がうっすらと見えました。 今日も天気に恵まれ良い1日になりました。 ありがとうございました。 明日Day3は、五竜岳を越え、八峰キレット(はちみねきれっと)も越えて鹿島槍の頂上に立ちます。ではまたー




posted by Jack at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

2016年08月21日

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day1(16年8月)

 前回の槍、穂高の大キレット縦走に続き、猿倉登山口→白馬大雪渓→白馬岳→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→不帰の嶮→唐松岳→五竜岳→八峰キレット→鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳→扇沢下山の大縦走にチャレンジしました。猿倉に車中泊で前泊し山中にテント3泊の縦走でした。天候にも恵まれ正面に剱岳や立山の勇姿を眺めての山行となりました(実施日:2016年8月10日〜13日)。Day1からDay4までの4話で投稿したいと考えています。



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さいたま市の自宅より上信越道を走り5時間ほどで猿倉の駐車場に着きました。猿倉荘(写真左)から舗装路を徒歩5分ほど下った広場が駐車場になっていて駐車のキャパは十分です。また白馬駅から猿倉までバスの便も充実していて便利です。というのも、今回の縦走は、猿倉から遥か南の扇沢までの縦走となるので、扇沢へ下山後、バスで信濃大町駅まで移動し、そこから電車で白馬駅まで戻ります。さらにバスを使って猿倉に移動し、車をピックアップしてから帰途になる計画です。写真右は、翌日のスタート時のひとコマです。時間を見ると3時18分でした。最近は、真っ暗でのスタートが標準です。要するに夏休みの登山道渋滞を避けるためだったのですが、実際には「早起きは三文の得」であり、いいことがたくさんありますね。


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猿倉の登山口から1時間弱で白馬尻荘につきますが、そこから少し歩いて雪渓の末端部を示すケルンにつきますが、今年は雪の量が少なく、さらにザクザクした砂利道をしばらく進みます(写真左)。ここで4時半でした。雪渓はまだ上部になるので、さらにザレ場を進んでいきます。ちょうど遥か先に杓子岳直下の岩場が見えてきた時にモルゲンロートが発生しました。時間にしてあっと言う間の出来事でしたが、写真に撮ることができました(写真右)。時刻は5時ちょうどでした。


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やっと雪渓に乗ることができました(写真左)。雪の表面は意外に硬く締まっているので、アイゼンを付けます。簡易型の6本爪で十分ですが、アイゼンなしは危険ですね。


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大雪渓の上部はカチンカチンに凍っています。また左手の岩場からの落石が多いので目線を遠くにしながら注意深く進んで行くことになります(写真左)。ところどころクレバスもありますが雪の量が多い場所を選んで進みます。進路は、基本的に赤いマーキングでなんとなく示されています。雪渓の前後は人の気配はありません。ここまで白馬大雪渓を完全借切り状態で満喫しています。


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大雪渓が終わりお花畑の岩場を通過すると白馬頂上舎が視界に入ります。途中、落石注意の標識や避難小屋のある岩場の急坂を登りますが、頂上はすぐそこなので頑張ります。


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白馬山荘が見えました。それにしてもでかい山荘ですね。写真右が白馬山頂からの眺めです。左手に杓子岳(滑走路のような斜面の山)、白馬鑓ヶ岳、さらに唐松岳、五竜岳、その先には鹿島槍の二つのツノが見えます。その右手には、槍ヶ岳と穂高岳が居座っている構図です。鹿島槍まで不帰の嶮や八峰キレットを超えて歩いていくのですごく楽しみです。


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杓子岳のザレた急坂を登り杓子岳頂上から眺めた白馬岳の景観です。片側の斜面が切れ落ち、なんとも特異な景色ですね。


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さらに白馬鑓ヶ岳まで登ると、杓子岳と白馬岳が遠望できます。杓子岳と白馬岳っていうのは、うりふたつの山容をしています(写真左)。鑓ヶ岳より臨む鹿島槍は、なんとも美しい印象的な山であります。眼下に今宵のキャンプ地である天狗山荘が見えてきました。


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キャンプサイトは、夏休みで学生のパーティーが多いのですが、運良く一等地が空いていたのでラッキーでした。水場は、すぐ脇の雪渓から取っていましたが、冷たくて予想以上にうまい水でした。明日は、天狗の大下りから不帰の嶮を抜け五竜山荘まで歩きます。







posted by Jack at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

2016年08月16日

大キレットに挑戦(16年8月)

 自遊人Jackの夏場は、山に出ている日々が多くブログ更新ゼロでした。今週は、お盆休みで山も混んでいるので休息を兼ねてブログのUPをしてみます。今回の投稿は、北アルプスの大キレットに関してです。ただ実際には、上高地から槍沢を通り槍ヶ岳に登り、大喰岳、中岳、南岳と南下し大キレットを走破して北穂高、奥穂高、前穂高と縦走し重太郎新道から上高地へ下るルートをとりました(実施日:2016年8月2日〜5日)。



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南岳下の南岳小屋のキャンプサイトを朝3時半に出発しました。8月に入り、登山者が増えているだろうな?の読みで、キレットでの登山者との相互通行を避ける狙いで暗いうちに出発しました。南岳小屋の裏の登りを越えるとすぐにキレットの入り口になります。早々に行動食を食べて4時からキレットに突入しました。暗くて辺りの判断はできませんが、獅子鼻岩を左手に見ている位置関係だと思われます。ライトで足元を照らすと朝露で草が濡れています。岩も一部滑るので丁寧に歩を進めます。


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真っ暗の中でキレットを下るのは危険?と思われる方もいるかもしれませんが、LEDヘッドライトの明るさは抜群で、岩の凹凸やマーカーの白いペイントなどを正確に照らし出すことができますので、視野が昼間よりは狭くなる分、集中力は上がる気がします。浮石を見極めて鎖やハシゴを使って丁寧に漆黒の闇の中に降りていきます。自ら地獄に降りていく気がして少しだけドキドキします。


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少し明るくなってきて、周りの様子がわかってきました。獅子鼻岩の脇から岩場を下り、ハシゴを下って、さらにもう一度ハシゴを使うと平坦部まで降りていけそうです。ここまではっきりした標高差はわかりませんが、250m程度下ってきたのだと思います。



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平坦部に着きました。振り返ると後ろは絶壁で、前には岩尾根が延々と伸びています。ここが地獄の1丁目かな?と思いながら先の岩尾根を進んでいきます。



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今回の装備は縦走を前提にしていますので、テント、マット、水、食料などザック重量は、自宅での計測時15kgほどありましたが、ここまでに食料や行動食を消費しているので、ザック重量は13.5kg程度だと推測します。ザックは軽いに越したことはありませんが、体にしっかりと密着するザックを使えば(今回はOsprey Xenith75:以前の投稿あり)、岩場でもほとんど気になりません。


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4時50分。あたりが明るくなってきました。まだ日の出前ですが、空の青さと常念岳のシルエットが綺麗です。反対側には先日、暴風雨で苦労した笠ヶ岳の勇姿があります。今の所風もなく絶好のアタック日和になりそうです。


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振り返ると獅子鼻岩(写真左)。前方には北穂高へと続く尾根が見えます(写真右)。中央奥の小さい突起状に見えるピークが長谷川ピークです。


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5時40分:長谷川ピーク(2841m)に到着です。通ってきたルートがはっきりとわかります(写真右)。また逆の南西側は切れ落ちた絶壁になっていますが、ここに来るまでに高度感が麻痺してきているので特に恐怖心もなく、ピークに座って行動食を摂ります。ここまでは順調ですね。前後を眺めても人の気配はなく、「大キレット貸切り!」状態なので、早起きは三文の得ということになります。


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写真左が長谷川ピークを下り側から見た図です。ピークから先はナイフリッジの下りになっていて、おそらく大キレット一番の注意ポイントだと思います。特に岩が濡れていたり、風が吹くと危険度が一気に増す場所だと思いました。写真右がその全容ですがナイフリッジ状の岩場をバランス良く通過していくことになります。


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ナイフリッジの上面は、要所要所に鎖が掛けてあったり、ステップが固定されたりしていますが、不安定な場所でなおかつ落ちたら終了と言う所なので、丁寧にこなしていく必要がありますね。ここが地獄の3丁目くらいかな?


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長谷川ピークをこなし鞍部(A沢のコル)に出ますが、その先に次の地獄が待っています。「飛騨泣き」と呼ばれる岩綾帯で垂直の登りや崩落の進んだ岩場を切り返しながら高度を稼いていく場所です。右手に滝谷の岸壁を眺めながら左方向に進みます。遥か先の上部に北穂高小屋が見えてきます。あそこまで行くぜえ〜と気合が入るところです。


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飛騨泣きには、垂直の登りがありますが、ピンやステップが打ち込まれているので、基本的には鎖を使って垂直に攀じ登るだけです。岩自体のホールドもしっかりしているので冷静に登れば特に難しいことはありません。



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だいぶ高度を稼いできました。振り返るとはるか遠方に昨日登った槍ヶ岳が見えます(写真左)。進行前方には北穂高小屋が近づいてきました。地獄もだいぶ終了地点に近づきましたね。



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北穂高小屋の裏手が大キレットの出口です。天候にも恵まれて充実したキレット踏破となりました。小屋到着が7時だったので、谷底にいた時間は3時間だったのですね。その間人に会わなかったので、写真を撮ったり景色を眺めたり、地図を広げたりと、すごくリッチな時間を味わった気がしました。大キレット最高です!


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やはり印象深いのは、長谷川ピークからのナイフリッジの下りと、飛騨泣きの岩綾帯の登りですね。通常の山歩き以上に集中している自分が認識できました。 この後すぐに写真右の奥穂高岳を目指しました。大キレット後も結構な岩場です。穂高岳山荘手前の涸沢岳の登りがシビれました。



やはり、槍・穂高は日本を代表する山ですね! いろいろなルートがあるので単発で登ることもできるし、今回のように縦走で楽しむこともできます。夏休みの期間でしたが上高地の雑踏を離れ、非常に気分のよい山行になりました。 ありがとうございました。














posted by Jack at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 山登り

2016年07月16日

メロンの初収穫(16年7月)

 毎日梅雨空が続いていますが、プリンスメロンの初収穫ができました。同じ時期に植えたスイカとほぼ同じ時期の成長と収穫ができています。トマトも色鮮やかです。



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プリンスメロンは苗の植えつけ(5月12日)からほぼ2ヶ月で収穫です。スイカは、随時収穫できていましたが、今回はさらに熟すのを待っています。大きいスイカがゴロゴロしている様は本当に驚きです。カラスが端っこのスイカを狙って突っつきますが、葉っぱに覆われた本命のスイカには手を出しません。日増しに大きくなっていきます。


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ピーマンにインゲン、葉ネギ、ニラ、シソなど収穫できています。トマトは中玉の黄金のトマトが熟しました。大玉のホーム桃太郎EXも収穫です。


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いただきまーす!


今の時期は、毎日収穫で大忙しです。




posted by Jack at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜畑

2016年07月12日

乗鞍岳:剣ケ峰の想い出(2016年7月)

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ここは乗鞍岳・剣ヶ峰の頂上です。条件が良ければ気楽に登れる3000m峰として知られる乗鞍岳ですが、七夕のこの日(2016年7月7日)は、とんでもない天候に見舞われました。朝一の乗鞍高原からのバスを降りた時点で、右も左も全く視界の効かない濃霧に覆われ、登山道のロープを頼りに標高を上げて尾根に出ると未体験ゾーンの超突風です。歩くことはおろか、まともに立っていられない状態でした。蚕玉岳(こだまだけ)を過ぎてガレ場の登りがきつくなる頃、ザックカバーは飛ばされているし、メガネまでも持っていかれそうになり慌ててカッパのポケットに格納しました。ストックで3点支持を確保しながらじりじりと登りきった所が頂上でした。水滴で歪んだ「剣ヶ峰」の文字が印象的です。 そして長居は無用と下山しようとすると、「ん?」誰か登ってきます。それも単独の女性です。素直に驚きです。思わず「よく登ってきたねえ〜 すごいねえ〜」です。登頂記念の写真を撮ってあげて、やはり早々に退散です。


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暴風雨が収まらない中、蚕玉岳で小休止しました。最新の防水デジカメはすごいですね。この尋常でない嵐の中、手ぶれ補正とか、顔認識とかの機能が自撮りで見事に働いてうまく撮れちゃいました。そして古人が言った「地獄に仏(地獄に女神)」とでもいうのでしょうか? それまで暴風雨で疲弊していた気持ちが、何事もなかったように復活しました。山での予期せぬ出会いというのは結構あるのですね。 ありがとうございました。



posted by Jack at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

2016年07月11日

北アルプス:雨の笠ヶ岳(2016年7月)

 梅雨で天気の安定しない中でしたが、日本百名山の歩を少し進めようと北アルプスの笠ヶ岳を目指しました(2016年7月4日-5日)。当初笠ヶ岳まで直登するクリヤ谷ルートを往復しようと思っていましたが、雨天が続き谷の水位が上がっていると判断して、左俣林道を歩き笠新道を登って稜線を笠ヶ岳まで目指す一般ルートに変更しました。笠ヶ岳山荘下のキャンプ地にテント泊し、翌日同じルートを下山する標高差で1800mほどの歩きがいのあるコースです。



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深山荘の無料PAに車を止め、徒歩にて新穂高センターに移動します。朝6時でしたがかなりの雨が降り出し、しばし雨宿りです。登頂を1日伸ばそうかと思いましたが、待っても天気が回復する予報ではなかったので、覚悟を決めて歩き出しました。今回のザック重量は、1泊+α分の食料とテント、必要備品含め15kgでした。


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林道を歩き出しますが、川の水位は上がり濁流となってきました。やはりクリヤ谷ルートは渡渉できそうにないので、笠新道ルートを選んで正解でした。林道を1時間ほど歩き笠新道登山口につきました。この間に単独の女性と会いました。この方は、山荘に泊まるとのことで軽装でしたが相当に健脚な方でした。この方に先行してもらい後を追いかけます。


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新穂高温泉の標高が1090mなので、1000mほど登ってきました。槍穂高が一望できるとありますが、予想通り展望はゼロでした。まあこう言う山歩きもありかな?と納得しながら笠新道の急登を辛抱強く登っていきます。


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笠新道は、急登の連続で、途中何箇所かの岩場を通過し標高2450mの杓子平にやっと到着しました。ここまでで下山の登山者2名とすれ違いました。1名はテント泊の若い男性で、「稜線に出てからの暴風雨が凄いですよ。テントは飛ばされそうになります。」とかなり疲労した様子でした。もう一人は女性で、小屋泊らしく元気に下山してました。


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杓子平から抜戸岳へはカール状の台地になっていてお花畑が出てきます。視界不良の状態ですが花々を観察するには問題ないですね。写真右は、ハクサンイチゲだと思われます。花が雨に濡れて独特な美しさがあります。


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雨足が強まる中、抜戸岳への岩場を登り続けます。笠新道分岐の標高が2720mでここで稜線に到着しますが、天候が激変します。雨粒が大きくなり突風とともに体に吹き付けます。気温もガクンと下がり手袋を装着します。


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稜線上に抜戸岩と呼ばれる関所のような場所がありますが、ここの時点で全身ずぶ濡れで、メガネも使い物にならずガクッとペースが落ちました。コンパクトカメラは防水タイプなのでなんとか撮れますが、かなり厳しい環境状態だと思いました。


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暴風雨の稜線を1時間ほど歩いて広いガレ場に着きます。何やら岩に字が書いてあります。確かに「ガンバ!」の状態ですね。「山荘スグソコ!」とも。素直にマーキングに沿って歩きますが、なかなか着きません。


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さらに前方に雪渓が現れ渡ります。所々に大きな岩があるのですが、それらが山荘に見えてきます。幻覚ですかね〜? そしてやっと急なガレ場の先に本物の山荘のシルエットが見えました。


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山荘は人の気配がなくひっそりとしています。ただ中に入ると管理人さんが親切に対応してくれました。テントの受付を済ませ、明日の天候などの情報を得ました。明日も雨らしいので、このまま山頂まで続けてアタックすることにしました。そして朝出会った女性のことを確認すると少し前に無事にチェックインされたそうです。それにしてもあの暴風雨の中よくぞ登ってきましたね。ツワモノですね。



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ザックを小屋にデポして山頂に向かいます。ガレ場の急登が続きますが空荷なので小走りで登ります。視界不良ながら頂上らしき突起を発見しました。やったぜーー 笠ヶ岳山頂です! 視界ゼロですが達成感は100%です。


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さてさてテント設営です。稜線上のテントサイトなので風は避けようがありません。しかしサイトには岩を積んで風よけしてある場所があるので、そこに設営します。フライシートは風にあおられる可能性が上がるので使いませんでした。また夜中に外に出て張り綱を調整しなおすのが嫌だったので、大きな岩にしっかりと張り綱を固定します。これでなんとか暴風雨から一晩守ってもらえるかな?ちなみにテントは1張りのみです。


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やはり狭いながらもテントの中は快適です。びしょ濡れの衣類を全部着替えてビールとワインで乾杯します。写真右は眠気に襲われ意識朦朧としていますが、テント内が結露し、その水滴が暴風にあおられてテント生地を叩くため、水気がシャワーのように顔を叩きます。どうも熟睡できる状態ではないと諦め、静かに横になって朝を待つことになります。問題は、テントのポール強度がもつかどうかです。突風が来るたびにギュニャグニャに変形して支えているので「大丈夫かな?」と。


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おー 良かった! 翌朝まで持ちこたえてくれました。雨が小降りになる隙に撤収準備です。しかし、テントに関する要件や評価も色々とありますが、なんといっても一番大切なことは、今回のような悪条件下でも潰れない信頼性をを持っていることですね。細かな居住性の差はなんとかなりますので。写真右は、単なるカインズホームのゴム手袋です。実は、この下にファイントラックのメッシュ手袋を重ねて使っています。昨日は、稜線に出てから気温が下がり、後半寒さで手がしびれてきました。今日は対策仕様でいきます。結果は完璧です。いくら濡れても冷たくなりません。


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さて下山しよう。ここまでくれば風もなくなり気分もだいぶ楽になります。


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っと思った直後、笠新道の長いガレ場の下りで、不用意に斜めの部分に足を置いてしまいスリップダウンを喫してしまいました。写真左の斜めの岩です。なんでこんなところに足を置くの?と自問自答しますが、集中力が散漫になっていたのでしょうね。「くっそー」と思いながらも丁寧に降りていくことにしました。ザックの重量が、雨に濡れたテントや衣類のおかげで増えています。ひとたびスリップするとザックの重量に体をもっていかれて姿勢コントロールができずに非常に危険です。


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林道の終点付近で「ヘビ」が出迎えてくれました。新穂高センター付近は雨も止んでいて快適です。いやはや、かなりの珍道中になってしまいました。


>>>使用したテントにご興味のある方はこちら。石井スポーツのG-LightX 一人用です。











posted by Jack at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山

2016年07月02日

コンパニオンプランツの収穫(2016年7月)

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 ナスやキュウリのコンパニオンプランツとして混植した野菜たちが収穫できるようになりました。ナスやキュウリの生育を助けたり、害虫防御の役割を担いながら自分たちも旺盛に成長していくのですね。写真は、葉ネギ、パセリ、ニラ、ツルなしインゲンです。その他にショウガも植えてあり生育中です。試行錯誤しながら進めているコンパニオンプランツを利用した野菜畑ですが、多品種少量生産の家庭菜園に合った方法ではないか?と思います。かなり楽しめます!  ではでは
posted by Jack at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜畑

2016年06月30日

甲斐駒ヶ岳写真集(2016年6月)

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先日(2016年6月27日)梅雨の合間の晴れ日を狙って南アルプスの仙丈ケ岳(3033m)に登ってきました。仙丈ケ岳そのものも良い山ですが、そこから見える「甲斐駒ヶ岳」の勇姿には目を見張りました。雲に覆われ山頂は見えたり見えなかったりですが、どっしりと構えた白砂の表情には圧倒されます。また同時に去年(2015年10月27日〜29日)に縦走した早川尾根(甲斐駒ヶ岳→栗沢山→アサヨ峰→鳳凰三山)からの甲斐駒ヶ岳の山容を思い出し今回アップしてみることにしました。 以下記憶に残る「甲斐駒ヶ岳」の山容です。


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黒戸尾根の七丈小屋にテント泊し、翌日山頂を目指しました。写真左は八合目御来迎場の石の鳥居(倒壊中)からの山頂近傍です。写真右が山頂です。


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写真左が摩利支天。写真右は摩利支天から背後に見える甲斐駒ヶ岳です。摩利支天は、その特異な山容と設置されている刀剣類を含めて完璧なパワースポットですね。一般道からの分岐があり、ザックをデポして身軽になって行けるのでオススメです。


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駒津峰からの甲斐駒ヶ岳の勇姿です。北沢峠から登る場合は、駒津峰から直登するルート(写真のガレ場を直登)と摩利支天側にトラバースし巻いていく一般ルートがあります。摩利支天側の一般ルートは花崗岩の白砂に覆われ独特の雰囲気の登山道になっていて大好きです。


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早川尾根の栗沢山からの甲斐駒ヶ岳です。仙水峠からガレ場を登ったところが栗沢山です。急登が続きますが、眼前に甲斐駒ヶ岳を見ることができます。


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アサヨ峰からの甲斐駒ヶ岳です。甲斐駒ヶ岳に登る人は多いですが、早川尾根に足を延ばす人は少ないですね。でも栗沢山やアサヨ峰からの甲斐駒ヶ岳が特にカッコよく見えます。


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写真左は、早川尾根を進み鳳凰三山手前の高嶺という尾根からの眺めです。甲斐駒ヶ岳が小さく見えてきますが、やはり抜群の存在感ですね。写真右は地蔵岳のオベリクスからの撮影です。登ってきた黒戸尾根と早川尾根に思いをはして眺める甲斐駒ヶ岳は最高でした。



posted by Jack at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山
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2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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