2016年12月09日
天狗岳周回路を行く(2016年12月)
唐沢鉱泉より黒百合平(テント泊)→東天狗岳→西天狗岳→西尾根→唐沢鉱泉の周回路を歩いてきました。天気予報ではここ数日晴れの予報でしたが夜間に予想外の降雪があり東天狗の北側の尾根は結構な積雪でした。ラッセルあり、ガリンガリンの岩場ありで楽しい山行となりました。
実施日:2016年12月7日〜8日
登山形態:テント泊、単独
外気温:唐沢鉱泉ー4度、黒百合ヒュッテー8度、天狗岳頂上ー10度程度
装備は完全な雪山装備です。冬季用の登山靴、12本爪アイゼン、スコップ、ピッケルなどなど。ザック重量は、OSPREY Zenith 75に写真のようにスコップ、アイゼン、ピッケルなどを取り付け、食料、水こみで18.5kgでした。さすがに夏場の装備に比べると重くなりますが、普段のトレーニングの成果を期待したいところです(笑)。
7日午後の黒百合ヒュッテ近郊の積雪は30cmくらいでした。テン泊地は貸切り状態です。雪はきれいな状態なので、まず水を作る準備をします。粉雪だと水を作るのに大量の雪が必要ですが、今回はシャーベット状の雪なので、これくらいで今晩の食事は大丈夫だと思います。またスコップはマストで必要な装備ですね。テントの設営や水作りなど素手では困難です。
足の防寒も強化してあります(写真左)。エアマットは、前回の燕岳で冷たい思いをしたNEMOは取り下げて、サーマレストの復活です。これで今宵は万全ですね。
翌日8日、夜間に予想外の降雪があったので景色が一変していました。黒百合ヒュッテから樹林帯を抜け「中山峠」に着きますが、ここから一気に積雪量が増えるのと、雪の付かない岩場はガリンガリンに凍結しています。
霧氷がなんとも美しいです。ただあたりは強風の凍結地帯なのでバランスを崩さないように丁寧にクリアしていきます。
東天狗の北側が一番積雪が多く、場所によりラッセルしながら進みます。注意が必要なのはやはり岩場の通過ですね。中途半端な積雪と凍結した岩のためにラインを選んで通過していきました。
尾根は強風で体感温度はー10度から15度くらいかな? 止まるとすぐに体が冷えてくるのでそのまま東天狗の頂上を目指しました。
東天狗頂上を早々に引き上げ、隣の西天狗の頂上に立ちました。やったね〜 ガスが少しづつ晴れてくる気配です。天気予報は晴れなのにホント「山の天気はわかりません!」
西尾根を下って唐沢鉱泉を目指します。途中日が当たるとブロッケンが現れたりします。雪で踏み跡は消されているのでベストなラインで樹林帯の中央部付近を目指して下ります。
たまに日が差したりすると俄然魅力的な景色になります。またガスが切れると南アルプスが現れます。冬場の景色は何と言っても「美しい!」の一言ですね。
下山後は温泉が待っています。唐沢鉱泉は非常に情緒のある温泉で登山客以外にも温泉巡りで多くの方が来るそうです。いい湯でした。
冬場の八ヶ岳も好きになりました。冬場の天候が比較的に安定しているのと、雪の量もそれほど多くはならないとのことなので、少し通ってみようかと思います。 ありがとうございました。
実施日:2016年12月7日〜8日
登山形態:テント泊、単独
外気温:唐沢鉱泉ー4度、黒百合ヒュッテー8度、天狗岳頂上ー10度程度
装備は完全な雪山装備です。冬季用の登山靴、12本爪アイゼン、スコップ、ピッケルなどなど。ザック重量は、OSPREY Zenith 75に写真のようにスコップ、アイゼン、ピッケルなどを取り付け、食料、水こみで18.5kgでした。さすがに夏場の装備に比べると重くなりますが、普段のトレーニングの成果を期待したいところです(笑)。
東天狗頂上を早々に引き上げ、隣の西天狗の頂上に立ちました。やったね〜 ガスが少しづつ晴れてくる気配です。天気予報は晴れなのにホント「山の天気はわかりません!」
冬場の八ヶ岳も好きになりました。冬場の天候が比較的に安定しているのと、雪の量もそれほど多くはならないとのことなので、少し通ってみようかと思います。 ありがとうございました。
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