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2016年04月18日

Mt.Cook (2016,4,9-11)

 自遊人Jackのニュージーランドトレッキングも終盤に入りました。ニュージーランド最後の締めはやはりMt.Cook(3724m)でしょう。もっともMt.Cookへは登りたいのですが、今回は、情報収集目的でMueller氷河を目前に控えるMueller小屋で泊まり、翌日、麓のキャンプサイト(White Horse Hill Camping ground)に移動する2泊3日の山行としました。すぐそこで氷河の崩れる音や、Mt.Cookの荘厳な姿にただただ感動する山旅となりました。



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Mt.Cookビレッジ登山口を出た頃は、山頂付近は雲に覆われ、今日は大丈夫かなあ?と思わせる天候でしたが、標高をかせぐに従い見る見る視界が開けてきました。眼下の乳白色をしたMueller湖と遠くに見えるMt.Cookが、ただならぬ雰囲気を醸し出していました。


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中腹のSealy Tarnsという展望台です(写真左)。目の前に大氷河が広がっています。写真右の純白の部分は新雪で、その下の岩石の破片などを含有したグレーの部分が氷河の本体です。斜度の急な部分の氷河は常に崩落を繰り返し、その度に雷のような音が山々に響きわたります。


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Mueller小屋から見たMt.Cookです。富士山とほぼ同等の標高(3724m)を持っています。登山するにはクライミングの技術、装備を必要とします。一般的なアタックでは、Mt.Cookビレッジからヘリを使い、麓の山小屋まで運んでもらい、翌日深夜から早朝にかけて条件の良い時間帯を選んでアタックする場合が多いそうです。無事に登頂し下山できるとビレッジでの夕飯はサービスになるそうです。近いうちにぜひ登ってみたい山ですねえ〜


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Mueller小屋です。一面ガレ場の広場の奥に建てられていて人気の山小屋です。小屋はボランティアの方々の募集により管理されているようです。写真右は夕食前のコーヒータイムの雑談の様子です。小屋は世界各国からの人々で満杯です。食事になるともっと混み合うので、スペースを分け合いながら楽しむことになりました。色々な国の人がいるので言葉の問題はないことはないですが、メシを食うという食事の楽しみはホント共通なので、何故か通じますね。


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日が長いので夕食の合間や雑談の合間にベランダに出てMt.Cookを眺めます。Mt.Cookの色も刻々と変化していきます。本当に贅沢な時間を過ごせますね。


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2日目のHooker Valleyと言うTrackからの眺めです。ここは平坦でよく整備された道なので安心してMt.Cookを堪能できます。写真右は、終点のHooker湖からの眺めです。繰り返しになりますが、是非登りたいねえ〜


これにて自遊人Jackの2016年のニュージーランドツアーは無事に終了となりました。来年に向けての計画を早々に練り始めます。ではでは。







2016年04月08日

Greenstone Track (2016,4,1-3)

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Route Burn Trackから南側に隣接するGreenstone Trackへ入りました。ニュージーランドの山歩きは、大きく2つに分けることができます。ガイド付きウォークと個人ウォークの2つです。上の写真は、ガイド付きウォークの方が泊まるロッジで、窓が大きく立派な造りで、食事が提供されシャワーを浴びることもできます。一方個人ウォークは、小屋泊まりかキャンプサイト泊かに別れ、食事は自分で作ります。そして各々のサービスが完全に分離していて分かり易いシステムになっています。自遊人Jackは、Routeburnでは、キャンプサイト泊、Greenstoneでは、山小屋泊を選択しました。この山行は4泊5日の山歩きになりました。以下は、Greenstone Trackの様子です。


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Greenstoneに入ると、森の中は、鬱蒼とした苔に覆われた樹林帯になります。よく見ると苔が非常にみずみずしく育っているのがわかりますね。雨の多い地域なので苔の天国のように思えます。


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苔の森を抜けると、ブナの森が出てきます。英語名でBeechと言うらしいでのですが、ブナも日本のブナと違いRed Beech、Silver Beech、Mountain Beechなどに分類され葉っぱの形が大きく異なります。ただ、樹皮のようすは日本のブナの特徴を残しているので、やはりブナの森は気持ちの良いものですね(写真左)。ブナ林が終わると広い草原にでます。湿地帯の合間を縫うようにして進みます。


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樹林帯での一コマです。キノコが苔の間から顔を出しています。小さな鳥(ロビン)も足元まで寄ってきます。じっとしていると登山靴のすぐ脇まで近寄ってくるので、写真を撮ることができました。歩き出すと鳥たちもいっしょに移動してくるので飽きることがありません。


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草原では、牛たちが放牧されています。いたるところに牛たちの糞が落ちているのですが、こんなのもありました(写真右)。


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 Mckellar小屋で、管理人さんの部屋を見学させていただきました。まるで自宅の1室のようにすべてが整っています。キッチンがあり、温水のシャワーがあり、ベッドにストーブになんでもありますね。また無線機を使って、各小屋との連絡や天気予報情報が共有されていました(写真左)。写真右は、ニュージーランド在住のLightファミリーです。ニュージーランドの樹木や、動物たちのことを教えていただきました。このデッキでスコッチウイスキーもいただき楽しいひと時を過ごせました。


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Greenstone Trackからの帰路は、バスを手配していました。予約制なのですが、本日の便は、客が一人しかいないので自遊人Jackの貸切です。運転手さんは、LeeさんというGreenstoneの方ですが、途中、観光をしながらQueenstownの友人宅まで送っていただきました。写真右は、帰路途中で出会ったアクシデントです。女性ドライバーが車ごと川に突っ込んでいました。明らかにスピードオーバーによる運転ミスですね。危ないあぶない。


こんな様子で、5日間のトレッキングが終了しました。1日休みを取って、また山にでかけることになります。ではではまた。




2016年04月04日

Routeburn: Day2 (2016,3,31)

 Routeburn TrackのDay 2の始まりです。昨日の川ぞいのキャンプサイトを出発し、滝やガレ場のある急斜面を登っていくとハリス湖という湖が現れ、景色が一変します。あいにくピーク手前で雨が降り出しましたが、どんよりした空と山々の眺めには圧倒されました。ときどき覗く晴れ間に虹が現れ、楽しませていただきました。本日は7時間の歩行で、Mckenzie Camp.siteにテント泊となります。



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明るくなったところでキャンプサイトを後にします。昨日お世話になったFlats小屋でレンジャーをやっているケアリーに挨拶をしてから出かけます。


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樹林帯の登山道をもくもくと登ると、キャンプサイトが眼下に見えてきました。さらに進むと草原地帯に入り景色が開けてきます。途中、Falls小屋という滝のある小屋を通過し斜面のきつくなる岩場をグイグイ登っていくことになります。


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だいぶ景色が変わってきました。サボテンのような植物がでてきて、岩陵帯に入ります。


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ハリス湖が見えてきました。どんよりした天気と湖の色が印象的です。このまま稜線を進んでいくとトレッキングルートの最高地点のハリスサドルに到着します。


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ガスと小雨でひんやりとしていますが、時々さす日差しのおかげで綺麗な虹の誕生です。左は、ピークのコニカルヒルから、右は、反対側の登山道からみた虹です。


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Mckenzie Camp.siteへ下る途中の森の中は、苔ですごいことになっています。屋久島の「もののけ姫の森」を思わすような苔のジャングルが広がっていました。すごいのは、このジャングルがずっと続いていて、登山道は、苔の森を分け入るように進んでいきます。写真右は、Mckenzie Camp.site近郊の湖です。ひっそりと静まり返っていて無音状態でした。


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キャンプサイトで知り合った、アメリカ人のMargaret(左)とシンガポールからのMichelle(右)です。Margaretが担いできたビールで乾杯させていただきました。それにしても、ニュージーランドのキャンプサイトって、女性ソロでテント持参でのハイカー比率がすごく高い気がします。なんとも頼もしい限りですね。


この後、キャンプサイトは大雨に降られましたが、翌朝には雨もあがり、また先へ進むことになります。




Routeburn: Day1 (2016,3,30)

 自遊人Jackのニュージーランド・トレッキングが始まりました。3/30より5日間ほどかけて山間部を縦走いたします。最初のトレッキング地は、Routeburn TrackというところでQueenstownからバスで2時間ほど移動して登山口(Routeburn Shelter)に着きます。そこからテントや山小屋に泊まりながら縦走していきます。



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天気も良く最高のコンディションです。初日の今日は、Routeburn Shelterという登山口より、Routeburn Flatsのキャンプサイトまで2時間ほど歩いていきます。


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良く整備された樹林帯の登山道を抜け、沢渡り、吊り橋を渡り山小屋に到着です。キャンプサイトはここからさらに10分ほど進んだ川ぞいに設置されています。小屋の利用者とキャンプサイトの利用者が混同しないように配慮されていて、双方が気分良く行動できますね。


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キャンプサイトは、目の前に雄大な山々を眺められる場所にあります。これだけ環境に恵まれたキャンプサイトは初めての経験ですね。サイトが完全にフラットな草原で、すぐそこに綺麗な水場とトイレが設置されています。早々にコーヒーの準備をしてくつろぐことにしました。


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スケッチでもしようかな?っと思い立ち、鉛筆を忘れたことに気付きました。しかたなくボールペンで描いてみます。全然うまく描けません。隣のサイトにフランスからのお客さんが到着しました。コーヒーを飲みながら話をしたり、山々を眺めたりしていました。けっこうリッチな時間を満喫できた気がしますね。


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日が暮れてきました。日が暮れるとすぐに寒くなるのでテントに潜り込みます。明日は、明るくなる8時にこのサイトを出発し、次のキャンプサイトまで歩いていきます。







2016年03月29日

ニュージーランド:Mt.Ben Lomond登山(2016,3,28)

 足慣らしに、Ben Lomond(べン・ロモンド:1748m)と言う山に登ることにしました。クイーンズタウンの街やワカティプ湖を見下ろすようにそびえている山です。ここに登れば一帯のおおよその地理が理解できると思って登りました。抜群の天候に恵まれ、初回の山行はうまくいきました。 以下、概要です。


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街を見下ろす景勝地へ運んでくれるスカイゴンドラ乗り口の脇から登りまじめます。薄暗い樹林帯を1時間ほど登るとスカイゴンドラの終点に到着します。


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スカイゴンドラの終点まで登ってきました。まだ時間的に早いのであまり人はいません。ここから眺めるワカティプ湖は見事でした。さてここから本格的な山道歩きになります。


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Ben Lomond Summitまで行きます。ゴンドラ終点まで1時間かかったから、登りの全行程は3時間半ほどになりそうです。樹林の隙間よりBen Lomondの頂上が見えます。あそこまでいくぜえ〜


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途中の尾根(Ben Lomond Saddle)でチャリンコ部隊と出会いました。この山は、登山者だけでなく、Mountain Bikeなど、他のスポーツやレジャーにも使えるように工夫されていました。ただし、Ben Lomond Saddleから上は、登山者だけの岩場の登りになり一気に標高を稼いでいきます(写真右)。日本の山でいうと、なんとなく「越後駒ヶ岳」を登る感じに似ていましたね。


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写真左、中央の尾根を登ってきました。尾根を登り、反対側を見ると山々の連なりが見事です。遠方の高い山は、3000m超えの山々です。


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やったー!頂上到着です。360度の展望が開けていました。写真右は、眼下にクイーンズタウ空港が見えます。朝、空港の右脇の知人宅を出てから、なんとかMt.Ben Lomondの頂上まで辿り着きました!気分いいすね〜




ニュージーランド上陸(2016,3,26)

 自遊人Jackは、無事にニュージーランドに上陸しました。南半球なので季節は、日本とは逆でこれから秋に入ります。朝晩は肌寒いくらいで、日中は夏のように暑くなります。時差は、今はまだ夏時間なので日本より4時間進んでいます(4/3で切り替わりで3時間差に戻ります)。以下に到着の様子、トレッキングの拠点であるクイーンズタウンの街の様子、買い出しの様子などをレポートします。


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成田から9時間ほどかけてシドニーに到着。さらにシドニーから3時間ほどかけてクイーンズタウン空港に到着しました。飛行機から降りるとすぐ目の前に、切り立った山々が見えます。空港の標高が300mで、山々は2000m超えなので、標高差は1700m以上あるんです。この時点で早々にモチベーションは上がりますね。 空港の脇のショッピングセンターを通り抜けて少し行くと知人宅に到着です(写真右)。ここのご夫婦にお世話になります。よろしくお願いします。


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近くのモール(Remarkables Shopping Center)で食料や備品のの買い出しをします。いろんな野菜が整然と並べられていますね。写真右は、有名なManukaの蜂蜜です。成分の純度に合わせて表示があって、数字が大きくなるほど値段もアップします。お土産に買ってしまいました。 あと、飛行機に積めない山用のバーナーのガスなのもこのモールの一角のスポーツ洋品店で買えます。その気になれば、山用の必要備品はすべてこのモールで揃えることができますね。


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クイーンズタウンのメインストリートです。レストランやブランド洋品店で賑わっています(写真左)。写真は右は、DOC(Department of Conservation):環境保全省の事務所です。ここで事前に日本でネット予約した山小屋やキャンプサイトのチケットを受け取ります(ニュージーランドの山小屋、キャンプサイトの予約はネット+カード払いで、いとも簡単にできます)。これでおおかたの山行の準備が整いました。


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街の中心部の一角にmacpacの店がありましたので入ってみました。日本では見ないザックや洋服、小物など、そこそこの品揃えをしてました(写真左)。やはりmacpacの地元ですね(本来の発祥の地は、クライストチャーチです)。ワカティプ湖畔を散策し、山々を眺めながら知人宅に戻ります。


いよいよ明日から山に行こうと思います。


2016年03月25日

ニュージーランドへ(2016年3月-4月)

 自遊人Jackは、ニュージーランドのトレッキングに出かけてきます。3/25出発で、3週間ほどの滞在予定です。現地の状況にもよりますが、その間は、ブログのアップができない可能性大ですね。トレッキングの場所は日帰りを除くと、@ルートバーントラック Aケプラートラック Bアオラキ(Mt.Cook) の3箇所の予定です。ベースの宿泊地は、クイーンズタウンの知人宅(NZ勤務)になりますが、この方も去年(2015年)甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)→アサヨ峰(早川尾根)→鳳凰三山→夜叉神峠の縦走時に出会い親しくなった方です。たいへんありがたいことです。


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これは、上記の3ルートをネット地図よりプリントアウトし張り合わせた自作地図です。ルートは良く整備されているそうですが、やはり地図がないと安心できません。気をつけなければならないのは、偏角(磁北と真の北のズレ角)が、日本だと西に7度ほどですが、NZでは、東に22度もあります。これを知らないとトンチンカンなことになってしまいますね。気をつけます。

ではでは。




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Jack
2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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