2018年09月05日
日常生活の中での法務と税務(27) 経営、税務、法務、不動産 その他1その2
日常生活の中での法務と税務(27) 経営、税務、法務、不動産 その他1その2
(本日のテーマ・ご提案・第2弾)
======================
++++++野党は、国会で負けたら、裁判を起こす。++++++
国会でダメなら、国会を空転させ、肝心な審議もしなかった野党は、なぜ、裁判をしないのですか。
審議に、時間を尽くしていないのは、どちらですか。
国民は、バカではありません。
負けた野党は、「自腹」を切ってでも、訴訟を起こし、自分の主張の正しさを立証してください。
くれぐれも、「私たちの税金と、社会保険料」を、別途、使わないようお願いいたします。自腹でしてください。なければ、寄付を募るべきです。
======================
私は、事業上、これまで、自分の正しさを立証するため・法の判断を仰ぐために、何回か訴訟しました。すべて、「自腹」でしました。
しかしながら、私は、相手が公務員の場合、相手は、国費である私たちの国税・社会保険料を使用して臨むので、原則、国・地公体とは、原則として訴訟する気はありませんでした。
7/7 週刊東洋経済p.82
NHKの6月アンケートから
(1) 働き方改革法案
「賛成」14%、「反対」32%、「どちらともいえない」44%
(2) カジノ法案
「賛成」16%、「反対」38%、「どちらともいえない」36%
(3) 参院選挙改革法案
「賛成」9%、「反対」34%、「どちらともいえない」43%
(4) 森友学園、加計学園
「納得していない」78.5%
という、数値も出ているようですから、民意は、国会(=自民党の意思)とは、異なるようです。
===============
何回かする勝負事で大事な考え方(「期待値」の考え方)
1
10%の確率で勝てる勝負があり、勝てば、10万円得る。
90%の確率で負けるが、負ければ、1万円失う。
10回するが、これは、損得いずれか・・・この勝負は、「得」。
∵
(解法1)
1回あたりの期待値;0.1×10+(0.9×▲1)=0.1(万円)
10回ならば、0.1×10=1(万円)
(解法2)
勝つ期待値;10×0.1=1回、1回×10万円/回=10万円
負ける期待値;10×0.9=9回、9回×1万円/回=9万円
差引;10-9=1万円
++++++++++++++++++++
2
90%の確率で勝てる勝負があり、勝てば、1万円得る。
10%の確率で負けるが、負ければ、10万円失う。
10回するが、これは、損得いずれか・・・この勝負は、「損」。
∵
(解法1)
1回あたりの期待値;0.9×1+(0.1×▲10)=▲0.1(万円)
10回ならば、▲0.1×10=▲1(万円)
(解法2)
勝つ期待値;10×0.9=9回、9回×1万円/回=9万円
負ける期待値;10×0.1=1回、1回×10万円/回=10万円
差引;9-10=▲1万円
かようなまでに、勝率と、キャッシュ懐具合で見た場合の、本来の勝負は、異なるものです。
勝負事は、冷静に、熱く、臨みたいものです。
===============
企業の経営コンサルタントを語る上での会社の分類
会社の今後を、B/S 貸借対照表から、判断する
(参考文献;「3秒でバランスシートが読める本」 株式会社あさひ出版 )
本の中から・・・
平易な内容ですが、目の付け所のいい本でした。
その中にも書かれているように、単年度だけでなく、時系列でみて、その企業の財務体質のトレンドを判断いたすべきでしょう。
会社の形態を下記の6形態に分ける。
1債務超過
2自転車操業
3安定経営
4成長経営
5お金持ち経営
6金満経営
その中から今回は、「1債務超過、2自転車操業」を取り上げる。
1債務超過
(1) 資産+純資産=負債、の会社のことであり、純資産<0、の会社のことです。
(2) 「倒産寸前の会社」に分類されます。
(3) なぜ倒産しないのか・・・資産を売却して資金を作るか、社長の自腹金で、借金を返済しています。
(4) 現金がないため、給与は上がらず、経費も切り詰めなければなりません。
(5) 最後は、新規借り入れが無理なため、いずれ倒産します。
(6) 立ち直り方法・・・「現実を見る」、すなわち「月次決算」をして、着実に利益が計上になるかを注視します。
(7) やってはいけないこと・・・「新規の事業開発」、「新製品開発」などにより、一発逆転を狙うことです。このタイプの企業には、「お金と時間」にそのようなことをする余裕がないからです。
2自転車操業
(1) 流動資産+固定資産=流動負債+固定負債+純資産、かつ流動資産<流動負債。
(2) 倒産寸前ではないのですが、会社に入ってきたお金を、すぐに支払いに回さなければならないような資金繰りの厳しい会社です。いつ倒れるかわからないため、「自転車操業」と呼びます。
(3) 利益よりも売上を重視するタイプ、売上至上主義・拡大至上主義、が多いようです。したがって、利益が積み上がらず、「純資産」の利益剰余金が増加しません。すなわち、流動資産が増加しないのです。
(4) 売上を伸ばすとともに、コスト管理ができれば、いずれ、会社は伸びます。
(5) このタイプの自転車操業の会社は、「拡大型」、「衰退型」に分かれます。
(6) 「拡大型自転車操業」
売上を拡大するのですが、そのため、多くの人を雇い、多くの商品を仕入れ、更には、設備投資にお金を注ぎ込み、製品の大量生産をいたします。
(イ) 設備投資等の拡大もあり、「固定費が増加」します。立地の良さを求めるため、家賃が上がります。人材も必要で、「人件費も増加」いたします。たとえ、売上が減っても、給与は支払わないわけにはいかず、下げることもなかなかできないものです。
(ロ) 利益が経費で食いつぶされ、利益が積み上がらず、「純資産」の利益剰余金が増加しません。すなわち、設備投資で、総資産は膨らんでいくのですが、それに見合った、流動資産が増加しないのです。売上が順調に伸びているため、銀行はお金を貸してくれます。
やがて、「現実を見ていない、コスト管理をしていない」会社は、「お金が無くなったら、借りればいい」という感覚に陥ります。
(ハ) いずれ、売上の伸びは止まります。高コスト体質の会社なのです。コスト増が利益を食いつぶしている会社なため、利益は出ず、資金ショートします。
打開策として、コストカットをし始めるのですが、魅力のない会社となり、人員整理もするため、優秀な人員も社外流出いたします。
(ニ) 一転して、借入金返済に困ります。売上・利益減少で、お金が必要になるのですが、銀行は、このような会社を、要注意先とみなし始めます。資金繰り計画が立てられず、銀行に対して事業の計画・返済計画を、説明できなくなります。
(ホ) これでは、銀行から、借りられません。したがって、下記の「衰退型自転車操業」に移行していくのでした。
(7) 「衰退型自転車操業」
(イ) 売上拡大が止まり、コスト高だけが残ってしまった会社です。お金も銀行から借りられず、細々と、危険な綱渡り状態です。
(ロ) 会社の高コスト体質を改善し、借入金の返済を先行して行えば、会社は、安定した状態になっていきます。しかしできません。経営者のマインドが、変わらないからです。一発勝負に出て、勝てず、債務超過の会社に転落するのでした。
・・・
他のケースは、大なり小なり、よい会社です。
当該本を、ご自身でご覧願います。
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いかがでしたか。
それでは、また。
(本日のテーマ・ご提案・第2弾)
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++++++野党は、国会で負けたら、裁判を起こす。++++++
国会でダメなら、国会を空転させ、肝心な審議もしなかった野党は、なぜ、裁判をしないのですか。
審議に、時間を尽くしていないのは、どちらですか。
国民は、バカではありません。
負けた野党は、「自腹」を切ってでも、訴訟を起こし、自分の主張の正しさを立証してください。
くれぐれも、「私たちの税金と、社会保険料」を、別途、使わないようお願いいたします。自腹でしてください。なければ、寄付を募るべきです。
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私は、事業上、これまで、自分の正しさを立証するため・法の判断を仰ぐために、何回か訴訟しました。すべて、「自腹」でしました。
しかしながら、私は、相手が公務員の場合、相手は、国費である私たちの国税・社会保険料を使用して臨むので、原則、国・地公体とは、原則として訴訟する気はありませんでした。
7/7 週刊東洋経済p.82
NHKの6月アンケートから
(1) 働き方改革法案
「賛成」14%、「反対」32%、「どちらともいえない」44%
(2) カジノ法案
「賛成」16%、「反対」38%、「どちらともいえない」36%
(3) 参院選挙改革法案
「賛成」9%、「反対」34%、「どちらともいえない」43%
(4) 森友学園、加計学園
「納得していない」78.5%
という、数値も出ているようですから、民意は、国会(=自民党の意思)とは、異なるようです。
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何回かする勝負事で大事な考え方(「期待値」の考え方)
1
10%の確率で勝てる勝負があり、勝てば、10万円得る。
90%の確率で負けるが、負ければ、1万円失う。
10回するが、これは、損得いずれか・・・この勝負は、「得」。
∵
(解法1)
1回あたりの期待値;0.1×10+(0.9×▲1)=0.1(万円)
10回ならば、0.1×10=1(万円)
(解法2)
勝つ期待値;10×0.1=1回、1回×10万円/回=10万円
負ける期待値;10×0.9=9回、9回×1万円/回=9万円
差引;10-9=1万円
++++++++++++++++++++
2
90%の確率で勝てる勝負があり、勝てば、1万円得る。
10%の確率で負けるが、負ければ、10万円失う。
10回するが、これは、損得いずれか・・・この勝負は、「損」。
∵
(解法1)
1回あたりの期待値;0.9×1+(0.1×▲10)=▲0.1(万円)
10回ならば、▲0.1×10=▲1(万円)
(解法2)
勝つ期待値;10×0.9=9回、9回×1万円/回=9万円
負ける期待値;10×0.1=1回、1回×10万円/回=10万円
差引;9-10=▲1万円
かようなまでに、勝率と、キャッシュ懐具合で見た場合の、本来の勝負は、異なるものです。
勝負事は、冷静に、熱く、臨みたいものです。
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企業の経営コンサルタントを語る上での会社の分類
会社の今後を、B/S 貸借対照表から、判断する
(参考文献;「3秒でバランスシートが読める本」 株式会社あさひ出版 )
本の中から・・・
平易な内容ですが、目の付け所のいい本でした。
その中にも書かれているように、単年度だけでなく、時系列でみて、その企業の財務体質のトレンドを判断いたすべきでしょう。
会社の形態を下記の6形態に分ける。
1債務超過
2自転車操業
3安定経営
4成長経営
5お金持ち経営
6金満経営
その中から今回は、「1債務超過、2自転車操業」を取り上げる。
1債務超過
(1) 資産+純資産=負債、の会社のことであり、純資産<0、の会社のことです。
(2) 「倒産寸前の会社」に分類されます。
(3) なぜ倒産しないのか・・・資産を売却して資金を作るか、社長の自腹金で、借金を返済しています。
(4) 現金がないため、給与は上がらず、経費も切り詰めなければなりません。
(5) 最後は、新規借り入れが無理なため、いずれ倒産します。
(6) 立ち直り方法・・・「現実を見る」、すなわち「月次決算」をして、着実に利益が計上になるかを注視します。
(7) やってはいけないこと・・・「新規の事業開発」、「新製品開発」などにより、一発逆転を狙うことです。このタイプの企業には、「お金と時間」にそのようなことをする余裕がないからです。
2自転車操業
(1) 流動資産+固定資産=流動負債+固定負債+純資産、かつ流動資産<流動負債。
(2) 倒産寸前ではないのですが、会社に入ってきたお金を、すぐに支払いに回さなければならないような資金繰りの厳しい会社です。いつ倒れるかわからないため、「自転車操業」と呼びます。
(3) 利益よりも売上を重視するタイプ、売上至上主義・拡大至上主義、が多いようです。したがって、利益が積み上がらず、「純資産」の利益剰余金が増加しません。すなわち、流動資産が増加しないのです。
(4) 売上を伸ばすとともに、コスト管理ができれば、いずれ、会社は伸びます。
(5) このタイプの自転車操業の会社は、「拡大型」、「衰退型」に分かれます。
(6) 「拡大型自転車操業」
売上を拡大するのですが、そのため、多くの人を雇い、多くの商品を仕入れ、更には、設備投資にお金を注ぎ込み、製品の大量生産をいたします。
(イ) 設備投資等の拡大もあり、「固定費が増加」します。立地の良さを求めるため、家賃が上がります。人材も必要で、「人件費も増加」いたします。たとえ、売上が減っても、給与は支払わないわけにはいかず、下げることもなかなかできないものです。
(ロ) 利益が経費で食いつぶされ、利益が積み上がらず、「純資産」の利益剰余金が増加しません。すなわち、設備投資で、総資産は膨らんでいくのですが、それに見合った、流動資産が増加しないのです。売上が順調に伸びているため、銀行はお金を貸してくれます。
やがて、「現実を見ていない、コスト管理をしていない」会社は、「お金が無くなったら、借りればいい」という感覚に陥ります。
(ハ) いずれ、売上の伸びは止まります。高コスト体質の会社なのです。コスト増が利益を食いつぶしている会社なため、利益は出ず、資金ショートします。
打開策として、コストカットをし始めるのですが、魅力のない会社となり、人員整理もするため、優秀な人員も社外流出いたします。
(ニ) 一転して、借入金返済に困ります。売上・利益減少で、お金が必要になるのですが、銀行は、このような会社を、要注意先とみなし始めます。資金繰り計画が立てられず、銀行に対して事業の計画・返済計画を、説明できなくなります。
(ホ) これでは、銀行から、借りられません。したがって、下記の「衰退型自転車操業」に移行していくのでした。
(7) 「衰退型自転車操業」
(イ) 売上拡大が止まり、コスト高だけが残ってしまった会社です。お金も銀行から借りられず、細々と、危険な綱渡り状態です。
(ロ) 会社の高コスト体質を改善し、借入金の返済を先行して行えば、会社は、安定した状態になっていきます。しかしできません。経営者のマインドが、変わらないからです。一発勝負に出て、勝てず、債務超過の会社に転落するのでした。
・・・
他のケースは、大なり小なり、よい会社です。
当該本を、ご自身でご覧願います。
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いかがでしたか。
それでは、また。
投稿者:日常生活に役立つ税務・法務、経営について|14:10